米出版社のホットなターゲットはティーンの少女

米国ではもともと女性読者のほうが圧倒的に多いということは以前にも報告しましたが、Twilightの成功でティーンの少女の購買力に気づいた出版社が次々とYA(ヤングアダルト)に力を注ぐようになっています。

今年のBEAでもYAに対する力の入れようには驚きました。ハーレクィーンもYAファンタジーの特別部門を始めましたが、今度はSimon & Shusterです。しかも、Amazon Vineのように14歳から18歳のみの読者モニター制度Pulse itを作りました。1月に2冊無料で本を受け取り、それをオンラインで評価するというものですが、それを人気のfacebookにもつなげようという魂胆です。うまくゆけば、クチコミの威力で次のTwilightが実現するかも…といったところですね。ハーレクィーンのYAは「柳の下のどじょう」的であまり感心しませんでしたが、これは効果があるかも。

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