Month: June 2009
OprahのBook ClubリストをUpしました
選ばれた本は必ずミリオンセラーになる、というOprahのこの夏のBook Clubのリストが昨日発表されました。 詳細は洋書ニュースをご覧ください。
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Oprahが選んだこの夏の推薦書(フィクション)
トークショーホストのOprah WinfreyがOprah’s Book Clubに選んだ本は必ずミリオンセラーになることで有名です。本だけじゃなく、大統領まで選んじゃうのですから偉い女性です。 そのOprah’s Book Clubがこの夏のSummer Reader’s Guidesを発表しました。 まずはフィクションから。4冊のうち2冊は私が既に読んだ本です。両方とも発売前に「これは…」と注目していた本で、(ふだんOprahのチョイスに文句をつけるくせに)けっこういい気分になってます。過去の記事のこちらとこちらを見てくださいな。 1.Let the Great World Spin…
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親が子供に安心して読ませることができるオンライン漫画サイトKidjutsu
日本から海外に輸出されたアートの中で最も有名なひとつが「漫画」と「アニメ」。 けれども、子供にはちょっと過激すぎる漫画が多いのが親たちの不安材料でした。 それを解決するため、MIT卒でマイクロソフトでAIの仕事に携ってきたBrian Leung が、子供に安心して読ませることのできるKidsフレンドリーなサイトをスタートしました。 その名もKidjutsu. 無料で読めるだけでなく、利用者が自分のブログやサイトにembedできるという太っ腹ぶりです。日本に住みながら漫画で英語を勉強したい方にもおすすめです。 追記:絵のクオリティは日本の素人以下なので、ご容赦くださいね。これもアメリカらしさだと思って
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賢い女性が読むロマンス小説の世界
一般人口が本を読まなくなっているだけでなく不況の影響をもろに受けている米国出版界ですが、それにも負けずに元気なのがロマンス小説とヤングアダルトのジャンルです。特にロマンス小説はebookのメインのお客様なのだそうで、出版界も無視するわけにはゆきません。 ロマンス小説の根強いファンを抱える「Smart Bitches, Trashy Books(賢いオンナ、くだらない本)」というものすごいタイトルのブログは、出版業界も重視しているパワフルな存在のようです。 普通の小説にもロマンスは含まれています。だから何をもって「ロマンス小説」と呼ぶのか不思議ですよね。そこで、「Romance Writers of America」のサイトで定義を探してみました。どうやらロマンス小説では次の2つの要素が必須のようです。 1)a central love story(ラブストーリーが中心) and 2)an…
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米出版社のホットなターゲットはティーンの少女
米国ではもともと女性読者のほうが圧倒的に多いということは以前にも報告しましたが、Twilightの成功でティーンの少女の購買力に気づいた出版社が次々とYA(ヤングアダルト)に力を注ぐようになっています。 今年のBEAでもYAに対する力の入れようには驚きました。ハーレクィーンもYAファンタジーの特別部門を始めましたが、今度はSimon & Shusterです。しかも、Amazon Vineのように14歳から18歳のみの読者モニター制度Pulse itを作りました。1月に2冊無料で本を受け取り、それをオンラインで評価するというものですが、それを人気のfacebookにもつなげようという魂胆です。うまくゆけば、クチコミの威力で次のTwilightが実現するかも…といったところですね。ハーレクィーンのYAは「柳の下のどじょう」的であまり感心しませんでしたが、これは効果があるかも。
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J.K. Rowlingハリー・ポッターの盗作疑惑で中国人作家に勧告
中国人作家Zhou Yiwen (周芸文)による「The Adventurous Prince(冒険小王子)」にハリー・ポッターと酷似している箇所が18点あるという理由で、J.K. Rowlingとハリー・ポッターの出版社が勧告書を送ったことがあきらかになりました。 作家本人は盗作を否定していますが、「海賊版」が得意な中国のことですからすぐにはその誠実さを信じがたいかも… これはPeople’s Daily Onlineの記事です。 そしてこれはレコードチャイナの記事。
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Let the Great World Spin
Ordinary people who make up this extra ordinary world http://rcm.amazon.com/e/cm?t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&asins=1400063736&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 I own a book written…
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留守中の記事アップデートの予定
6月24日から2週間ほど久々に帰国いたします。 旅行用のPCはとろいし、しょっちゅうフリーズします。東京でMac Bookを購入する予定ですが、すぐにちゃんと使える自信はないので、こちらの更新が怠ると思います。 洋書ファンクラブのほうでは、少なくとも1日おきにオート更新いたしますので、この機会に洋書ファンクラブの書評をごらんください。古いものからまだ出版されていない新刊、あるいは自費出版、インディ出版の本もあります。過去の記事へのご意見もいただけると嬉しいです。 また、混雑したJR駅や地下鉄でスーツケースをごろごろ引きずってとまどっている母娘を見かけたら「道がわからないかわいそうな半ガイジン」の私と娘かもしれませんので、蹴飛ばさずに暖かく見守ってくださいね。