インディ・ジョーンズを連想させる盛りだくさんでスピード感ある冒険・アクションスリラー−The Judas Strain

James Rollins
560ページ(マスマーケット版)
2007年7月2日初刊発売
Harper
冒険・アクション/スリラー

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架空の米国特殊部隊Sigma Forceシリーズもの4作目

マルコ・ポーロの帰還の旅は現在でも謎につつまれている。それはポーロがある疫病に関する秘密を抱えたまま死んだからである。その疫病Judas Strainが突然現代によみがえった。
Judas Strainは通常であればまったく害のないバクテリアが炭疽菌のように致命的な菌に変異したものである。
疫病の調査のためにSigma Forceから送られた二人の科学者は謎のテロ集団The Guildに襲われ一人は人質になりJudas Strainの治療法を探るように強要される。The Guildは治療法を見つけ出してからJudas Strainをバイオ武器として使おうとしているのだった。
Judas Strainは全世界に広がろうとしており、人類滅亡の危機に面していた。
いっぽう、Judas Strainの謎をとくための鍵Angel Scriptの情報を持つ元The Guildの暗殺者SeichanはSigma ForceのコマンダーGray Perceに接触し、共にAngel Scriptに従ってヴァチカン、イスタンブールのHagia Sophia, カンボジアのアンコールワットを駆け回る。
この2つのグループがアンコールワットで出会い、マルコ・ポーロとJudas Strainの謎、そして人類絶望の危機に挑戦する。
The Da Vinci CodeとIndiana Jonesを足して、2で割らなかった(これは後で説明)感じの冒険スリラー。

●感想

私がTwitterを始めたときに、あちらのほうからFollowしてくれた第一号は”Dog On It”のChetでした。そしてその数日後にFollowしてくれたのが、発売する本がすべてニューヨークタイムズ紙ベストセラーになるJames Rollinsでした。彼の場合、たぶんオートマティックでFollow相手を探しているのでしょうが、一応感激。彼の講演のビデオも面白く、人柄に惚れ込んで本を購入しました。

この本の魅力は、マルコ・ポーロ帰還の旅の謎と人類の存続を脅かす疫病という興味深いテーマです。クリスマスアイランド、トルコ、カンボジア、などエキゾティックな舞台や映画のシーンを思わせるスピード感ある展開もRollinsの魅力といえるでしょう。それぞれのシーンが手に汗を握る場面で切り替わるところも映画的やTVのようす。Rollinsのファンはこういうところに惹かれるのでしょう。James Pattersonのように多くの作品を発表するにもかかわらず、Pattersonにくらべて読者評価が高い作家です。インディアナ・ジョーンズのようにスピーディなアクションものが好きな方にはぴったりだと思います。

ですが、私にはちょっと「詰め込み過ぎ」という感じがしました。
マルコ・ポーロ、疫病、Angelic Scriptと「謎」が多すぎてプロットがタイトでないのと、それらをつなぐ点があまりにも都合良すぎて現実味と説得力がないことが気になりました。 また登場人物が多いのはかまわないのですが、主要人物が多すぎるのは問題です。Sigma Forceだけでなく、謎のテロ集団The Guildがからんだロマンス、親子愛、仲間意識、忠誠心…と盛り込みすぎで、それぞれのキャラクターに深く感情移入することができないのは残念なことです。
たぶんRollinsはサービス精神が旺盛すぎるのでしょう。
別の読み切り作品でもう一度試みてみたいと思います。

もうひとつこれは編集者への苦情ですが、作者の口癖だと思われるPlain, Plainlyという単語を添削していただきたかったです。この単語が多発するために気が散って困りましたから。

●読みやすさ ★★★☆☆

文章そのものはとても簡単です。
問題は、長さ、医学的な説明、登場人物の多さ、サブプロットの多さです。
Rollinsは現役の獣医で、医学的な説明は私には面白く感じましたが、難解に感じる方はいらっしゃるでしょう。

●アダルト度 ★☆☆☆☆

ロマンスといっても登場人物に肉体関係があることが暗示されたりキスシーンがちょこっとある程度で小学生でも大丈夫な感じです。

●James Rollinsのその他の作品

James Rollins: Amazon.com

James Rollins :日本のアマゾン

蠅の王の作者ゴールディングの驚きの実像をあばく伝記

伝記や自伝というのはたいがいセンセーショナルなものですが、これはその中でも「すごい!」とうなるセンセーショナルさです。

飛行機事故で南太平洋の孤島に遭難した英国人の少年たちが殺し合うというすごい内容の小説Lord of the Fliesが最初に出版されたのは1954年。世界的に有名になり、アメリカでは(日本でもそうかもしれませんが)今でも高校の教材に使われています。作者のWilliam Goldingはノーベル賞を受賞し、英国のknightの称号を得、1993年に81歳で亡くなっています。

しかし、オックスフォード大学で教鞭を取るJohn Careyが新たに発見した未発表の自伝には、このGoldingの驚くべき暗い実像が記されていたのです。英国のSunday TimesによるとGoldingが彼のキャラクターがどのようにして生まれたのかを妻に説明するために書いた記録には、彼が16歳のときに出会った13歳の少女を2年後にレイプしようとしたことや学校の教師をしていたときにLord of the Filesを書くための実験として生徒たちを対抗させたりしたことが書かれていたのです。まったくとんでもない奴だったのですね。

John Careyはこの新発見の記録だけでなく、手紙など多くの資料からGoldingの実像を描き出しているとのことです。

まず英国で発売されますが、米国での発売予定は不明です。日本では米国に先駆けて英国版を入手することができます。

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Lord of the Flies

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別荘の本棚が暗示するものは?

まだ東京に住んでいた18年前にナンタケット島に別荘を購入して以来、自分たちが使わないときには貸別荘にしてきました。

BookshelfThe_cat_who
そこのマスターベッドルームの本棚に読み終えた本などを残し、「ご自由にお読みください。お持ち帰りOK」と書いておいたところ、けっこう役立ってきたようです。ほこりをかぶっているだけのものもありますが、手あかがついてぼろぼろになってきたもの、消えたものが多く、10冊以上あったThe Cat Whoシリーズは5冊だけになっています。

I_am_a_cat
The_name_of_the_rose
久々に本棚を探索すると、けっこう面白い掘り出し物を再発見し、それにまつわる懐かしい記憶がよみがえったりします。
たとえばこの I Am A Catは日本で印刷されたものです。どうやら昔々に私が夫にプレゼントしたもののようです。
1984年に英国で買ったThe Picture of Dorian Grayを発見した娘は、あのころ私がつけたハイライトの選択が奇妙だと文句をつけながらも「すごく面白い!」と感激しています。Wuthering Heightsも私が買ってあげた版よりもここにある古い版のほうが読みやすいと言って、レキシントンの我が家のほうに持って帰るつもりのようです。

久々にみつけてもう一度読み直したいな、と思ったのは1986年に英国で買ったThe Name of the Rose。これはほんと面白かったです。

別荘を使った人がバケーションの間に読み終わり、残していったものもあります。夏の間に増えた本から見知らぬ彼らを想像するのも楽しみのひとつです。

数年前にヒラリー・クリントンの自伝を残した人はたぶん高学歴の女性で、ほぼ間違いなく民主党(あるいはリベラルより)でしょう。そして私の年代かもう少し年上だとも思います。タフなスパイものはたぶん男性でしょう。

Beach_reads 今回は、Forbesマガジン、オプラ・ウィンフリーのOマガジン、そしてこれらの典型的Beach Readsでした。なんとなく彼らが想像できますよね。いかにも「ビーチで軽く読んでそのまま置き捨てにしましょう!」という感じのラインアップです。
Beach Readsの主な対象は(裕福な部類の)中流階級の既婚女性(白人)です。ですから、既婚女性の人間関係を語ったものが多くて、私の好みではありません。でも、ここまでそろったら読まないわけにはゆきません。
3冊連続だとうんざりしそうなので、このうち1冊だけ選び、ビーチで読んで、のちほど感想をお伝えしたいと思います。

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そういえば、持って帰るのが面倒な食品(残り物じゃなくて)を残してゆく人もいます。それからも彼らのタイプが想像できます。ダイエット派、ナチュラル派、伝統派など。
さて今回発見したもののひとつはこれ、Baked Beans。それと缶詰の野菜(たぶんこれは私たちのひとつ上の世代。あのころ缶詰の野菜が流行ったから)。
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You Tubeでヒットして出版にこぎつけたSimon’s Cat

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私がYou Tubeで大好きだったSimon’s Catが本として出版されることになりました。
いやはや、最初に観たときからそうなって欲しいと思っていましたが、ついに実現しました。You Tubeであまりにも慣れ親しんでいたので他人とは思えない(他人なんですが)Simonに「おめでとう!」と直接言いたくなるくらい嬉しいです。

こちらが公式サイトです。

ネコと暮らしたことのある人なら、これすご〜くよくわかると思います。Adobe FlashでSimon本人が全部作っていて声もそうなんです。

下のLet Me Inは私がSimon’s Catに出会った作品です。

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英国チューダー小説の女王Phillippa Gregoryの新作本日発売

映画化され、世界的に有名になったThe Other Boleyn Girlの作者Phillippa Gregoryの新作The White Queenが本日米国で発売になります。

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今回の中心人物はWar of
the Roses(薔薇戦争)の勃発に深くかかわったElizabeth  Woodville Greyです。27歳の未亡人Elizabethがヨークの22歳の王Edward IVと結婚し、貴族間の政治的つながりが大きく変化します。ElizabethとEdwardの2人の息子の死は今でも歴史学者の間で謎とされており、Gregoryは得意の想像力で大胆な小説的解釈をしています。

セックスあり、裏切りあり、というドラマチックな歴史ものが好きな方には見逃せない新作でしょう。

女の子と男の子の脳は生まれつき異なるのか?− Pink Brain Blue Brain

Lise Eliot
432 ページ
Houghton Mifflin Harcourt
2009年9月14日発売予定
脳神経学/発達心理/教育/子育て/ノンフィクション

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Simone de Beauvoirは「第二の性」で"One is not born, but rather becomes, a woman「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」"と論じた。だが、そう信じて育った世代の高学歴/専門職の女性たちが母になってみて、息子が人形には見向きもせずにトラックを選んだり娘がバービー人形を欲しがるという体験をして「やはり男女差は生まれつきのものなのか?」という疑問が生まれるようになった。双子のケーススタディなどだけではなく脳神経科学の分野での研究を通じて科学的に男女差を分析する試みが増えている。

だが、メディアで話題になるのは、人目をひく研究結果だがよく内容を見るとネズミを使った実験でしかなかったり、条件が整っていなかったり、信憑性に欠けることがある。また、売れるのは “Men Are from Mars, Women Are from Venus”といったステレオタイプの男女差を強調するものが多く、実際のところ男女の脳が生まれつき異なるのかどうかをきちんと掘り下げたものはあまりない。

そういう意味で、脳神経学者で母親のLise Eliotが書いた Pink Brain Blue Brainは、科学的でもあるしバランスの取れたまれな本である。 Lise Eliotはハーバード大学、コロンビア大学大学院卒業でThe Chicago Medical School of Rosalind Franklin University of Medicine and Scienceで脳神経学の助教授をつとめている。男性がマジョリティの世界で戦い、しかも男の子と女の子の母親でもある。男の子の脳と女の子の脳を比較分析するのにこれ以上の適任者はいないだろう。それぞれの実験結果が実際に何を意味するのかをふつうの母親(もちろん父親)にもわかりやすく説明している。

300ページにもわたる本の簡単な結論を書くことは無理だが、あえてまとめるとこんな感じである。

  • 子宮内で浴びたホルモンと思春期のホルモン分泌が男女の脳に生物学的な差を与える。
  • 男女の生物学的な差やホルモンの影響は存在するが、実験動物とは異なり人間の場合その差はさほど大きなものではない。
  • 男の子(男性)はspatial skills(空間能力)が優れており、数学が得意であるが、攻撃性や競争心が強く、言語能力では劣る。
  • 女の子(女性)は言語能力やemotional intelligenceでは優れているが、空間能力でおとり、失敗を恐れることを含む恐怖心が強い。
  • 生物学的な傾向はあるものの、社会環境の影響のほうが大きい。
  • 攻撃性、同情心、恐怖心、競争心、などについてはもともとは小さな差異なのだが、 親や教師といった社会環境の影響の積み重ねで成長したときには大きな差異になっている。
  • 子供に対する親や教師の言動により、大人になったときの男女差は現象する。また男女の差異を少なくし、play fieldを公平にするための教育方法を提案。

Eliotは、誕生から5年間の乳幼児の脳の発達を解説した“What’s Going on in There? How the Brain and Mind Develop in the First Five Years of Life”の作者でもある。

なおコンテンツは下記のとおり

  1. Pink and Blue in the Womb
  2. Under the Pink or Blue Blankie
  3. Learning Through Play in the Preschool Years
  4. Starting School
  5. The Wonder of Words
  6. Sex, Math, and Science
  7. Love and War
  8. Truce Time

●この本の良いところ

科学的な根拠を多く紹介し、すべての研究結果を公平な視点で解説しています。また、非常にバランスが取れた見方をしています。子育てには関係ない方でも、研究結果の数々を読むだけで楽しめます。

また、女性科学者やビジネスウーマンたちが平等に活躍できる環境や感性豊かな男性を受け入れる環境作りにはおおいに賛同します。男性でも娘を持つ父親として、女性でも息子を持つ母親として、男女が公平に扱われることを望まない人はいない、と思いたいです。

解決策についてとくに賛成した箇所:

1. 女の子にスポーツを勧めているところ

私の娘がそうですが、幼いころから男女一緒の水泳チームに属していると、小学校では体が小さくても同級生の男の子よりも強くて速く、男の子に劣っているという感覚を抱かずに育つようです。その自信は高校生になった今でも続いているようです。また、幼いときから球技をやっていると、女性が苦手といわれるspatial skills(空間能力)が身に付きます。これもプラスです。(ただし、私の観察では水泳ばかりやっていると空間能力が減退するようで、トップスイマーは球技が苦手みたいです)

2.男の子の言語能力をのばすための働きかけ(私は男女に関係なく働きかけるべきと思いますが)

実にシンプルな解決策:"The more you talk, or read, or write, the more facile you become at each of these skills."

フラッシュカードなどのドリル方式は避けること!でないと本を読むことが嫌いになってしまいます"Be careful, though, to avoid flash cards and other drill-and-kill methods, which will make phonics a bore and turn your child off of instead of on to reading."

●この本と私の意見が異なるところ

女性科学者の Eliotが「女は数学と科学が苦手だ」というステレオタイプをこの世からなくしたいという情熱を抱いている気持ちはよくわかります。私も、数学と科学が得意な娘を持つ母親としてアカデミックの世界がもっと女性を受け入れてくれるようになって欲しいと願います。
けれども、平均的に女の子が生まれつき数学と科学が得意ではないから幼いときから働きかけることで生物学的にadvantageがある男の子との差を縮める、という考え方には全面的に賛同できません。言語能力で劣る男の子に対して特別に働きかけるという部分でもそうです。

まず私はこの分野では個人差のほうが大きいと思うのです。

私の娘のように幼いころから本を読んでやり、語りかけて育てても、数学や科学のほうが得意で同級生の男の子よりも口数(ボキャブラリー)が少ない女の子もいます。それだけでなく、彼女が仲良くしている友人グループでは、言語能力に優れている男の子のほうが多く、女の子はみんな数学や科学のほうが得意なのです。これはたぶん「平等に育てる」ことを信じる親が多い学校なので、自然にそれぞれの個性がそのまま現れたという感じなのでしょう。劣っているからそれをおぎなう教育をする、というのではなく、どっちも適度にやればいいと私は思うのです。

次に短所に注意を払いすぎる子育てにも反対です。

私の考え方は先日ご紹介した「Einstein Never Used Flashcards」にあるように、幼いときには自発的な学びの楽しさを励ますことしかしてはならない、というものです。「短所があってもいいじゃないか。ほかに本人が好きなことがあればそれをやればいい」というのが私の考え方です

私が特に強く反論したいのは、女の子が弱いと言われるspatial skills(空間能力)を育てるために学童期にコンピューターのソフトを使うことです。私の周囲で早期からコンピューターを使った数学プログラムをやっていた子で現在「すばらしい!」という数学の才能を発揮している子はいません。それよりも、ふつうのパズル、カードゲーム、積み木、レゴ、家具の組み立て、車の修理の手伝い、ボーイスカウト、ガールスカウト、野球やサッカーといったスポーツ、をいっしょうけんめいするほうが空間能力を身につけられると思います。

また、Eliotは言語能力を身につけるwindow of opportunityは乳幼児期の早期だと説く学者のひとりですが、私は 重要であるけれども決定的ではないし、親はもっとリラックスするべきだと考えています。この時期にこだわると、どうしてもFlash cardを使ってドリル…ということになりがちですから。学童期まではもっとナチュラルな「話しかけ」と「本読み」のみに徹するべきだと思います。

●読みやすさ ★★☆☆☆

医学(解剖学)用語などがあり、この手の本を読み慣れていない方には取り付きにくいかもしれませんが、論文を読み慣れている方には小説よりもかえって読みやすいでしょう。

●関連本

1.子供の才能を殺さないために親が読む本(2)ー Einstein Never Used Flashcards

2. Men are from Mars Women are from Venus

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3. What’s Going on in There?

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9年経ってようやく英語版が出版される「至福の味」ーGourmet Rhapsody

Muriel Barery
160ページ
2009年8月25日予定
Europa Editions
文芸小説/食・グルメ

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食はフランス人にとって非常に重要な文化である。有名なレストランで食事をするのは金持ちだけではない。一般市民であっても貯金をして贅沢な味を楽しむのがあたりまえだということだ。多くのアメリカ人のようにピザやハンバーガーで腹を満たすは知性の欠如に近い…..といったことを私はPeter Mayleの作品などで学んだのだが、聞きかじりだけでなく、実際にフランス人は「食」を大切にする。二十数年前にフランス人の友人宅を訪れたとき、友人と2人で昼食にスパゲティを食べに行ったら彼の母親にがんがん叱られた。「フランスに来てイタリア料理を食べるとは何事か!」ということらしかった。
そういう国だから、有名なシェフは芸能人より有名で政治家よりも力があるとさえ言われる。だが、そのシェフの浮き沈みを決めるのは有名な料理評論家である。だからある意味では評論家のほうがシェフより権力があるのだ。
Gourmet Rhapsodyの主人公はフランスで最も有名な料理評論家で、彼は心臓病であと48時間の命だと宣言される。3人のわが子をまったく愛さず、 美しい妻を家に残して愛人を作り、その愛人でさえ自分の好きなように利用するだけの評論家が死の床で唯一心にかけているのは、彼の記憶に深く埋もれている「あの味」である。死ぬ前にもう一度あの味を味わいたい。だが、それが何だったのか思い出せない。
彼が高級アパートメントの一室で「味」の記憶の旅に出ている間、彼に関わった人々(とペット)はそれぞれの感傷に浸る。彼についての良い思い出を持つ者もいるが、多くは彼に傷つけられ人生を破壊された者たちだ。特に妻のAnnaと子供たちは捨てたくても捨てられない愛に再び傷つけられる。
料理評論家が味を求める記憶のジャーニーはまるでミステリーだ。私はあれこれと想像したが、通常のミステリーより犯人は見つかりにくい。最後にその味がわかったときには、「え〜っ!そんな」と思った。私の想像とはちょっと異なっていたからだ。
ともあれ、自分の崇高な人生の目標のためには他人の人生を破壊しても平気な評論家にとって、最も適切な罰があるとしたら、この「至福の味」であろう。というのは、彼の人生の達成をすべて否定するようなものだからである。

●ここが魅力!
フランスでの家族旅行を計画するときに「食べること」を重要な要素として考慮した私ですから、食べ物にこだわるこの本はそれだけでも魅力です。出てくる料理のひとつひとつをまるで自分で味わっているかのように楽しませてもらいました。あの最後の味もなんとなく想像できます。そういう食いしん坊な人には、この傲慢な料理評論家の身勝手さも楽しめるかもしれません。

●読みやすさ ★★☆☆☆
フランス語の表現そのものがけっこうフォーマルだったのではないかと思います。食べ物の解説などがわざと評論家っぽく書かれており、たぶん読みにくく感じるでしょう。けれども各章はとても短くてすぐに読み切ることができます。全体でも200ページ以下で、この文体が大丈夫な方には読了しやすい本です。

●アダルト度 ★★☆☆☆
セックスに関する話題もちょっと出てきますが、表現はあからさまではありません。

●その他のBarberyの作品:

世界的に有名になったThe Elegance of the Hedgehogのほうが第二作で、これが作者の第一作です。Barberyは現在日本(京都)在住で三作目を執筆中とのことです。

The Elegance of the Hedgehog「優雅なハリネズミ」
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Sony電子書籍販売、ePubフォーマットのebookのみへ路線変更

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Amazonで購入したebookはKindleかiPhone(Kindleのアプリ使用)でしか読むことができません。また、同じ家族であっても異なるアカウントでKindleを購入すると同じebookを共有することもできません(我が家の場合がそう)。
独占企業だとこの融通のなさでも受け入れられるでしょうが、ふつうであれば消費者に嫌われます。

電子書籍販売でも電子ブックリーダーでもAmazonに遅れをとるSonyは、他社の電子ブックリーダーでも読むことができるオープンスタンダードフォーマットのePubのみでのebook(電子書籍)販売に切り替えるということです。
それに伴って、これまでのAnticopying (複製防止)ソフトからebookを一定の数までコピーあるいはシェアできるアドビ(Adobe)社のテクノロジーにも切り替えるようです。

また今年末にはApple社のTabletが販売されるという信憑性のある噂が流れています。
これらの競合が増えることで、Amazonの姿勢も変わらずを得なくなってくることでしょう。

関連ニュースはNew York Times紙でどうぞ。

墓場を舞台にした少年の成長と自分探しのファンタジーーThe Graveyard Book

Neil Gaiman
320ページ
HarperCollins
2008年9月30日発売
児童書(9−12歳対象)/SF/ファンタジー

2009年Newbery Medal(ニューベリー賞)、Hugo Award(ヒューゴ賞)受賞作。
2009年 World Fantasy Award (世界幻想文学大賞)候補作
(発表は未だ)

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墓場の近くにある家で夜中に一家がJackという男に惨殺される。だが、よちよち歩きの赤ん坊だけが墓場に迷い込んで難を逃れる。
その墓場に住んでいる死者(The DeadであってGhostではない)のミセスOwenは赤ん坊に惚れ込んで自分が育てると言い張る。墓場の住人の多くは最初のうち死者が生きている赤ん坊を育てることに反対するが、死者でも生者でもない謎の存在のSilasが後見人になるということで合意し、その男の子をNobody Owenと名付けて育てる。

墓場の住人たちはBod(Nobodyのニックネーム)に 墓場の外の世界は危険だから一歩も出ないように 命じる。彼らは自分たちにできる限りの教育(アルファベットだけでなく、闇にとけ込んで見えなくなる術とか、他人の夢の中に現れる術とか)をBodに与えるが、成長するにつれ少年は墓場の外の世界や友達、冒険を求めるようになる。そのためにいろいろなトラブルに巻き込まれるが、そうやってBodも彼を愛する墓場の住人たちも(生きている)少年が成長することの意味を学んでゆく。

幼いBodは墓場でScarletという少女と出会い友情を育むが彼女の両親の引っ越しで別れ別れになる。約10年後に戻ってきたScarletと再会したことが、Bodの両親の殺害の真相を知り、それを企てた者たちとの戦いのきっかけになる。

●ここが魅力!

この世に属さない者たちや暗い地下の世界が通常の世界と隣り合わせに存在し、ホラーとユーモアが共存するところがNeil Gaimanの特長です。死者が生きている赤ん坊を育てるThe Graveyard Bookも、実にGaimanらしい物語といえます。
Bodを守るSilasやBodが友情を求めるScarletなどのユニークな登場人物たちもGaimanらしく、そういう意味では予想を裏切るような意外性はないものの、少年の成長物語として楽しめ、ビタースイートなエンディングにも好感が持てます。

●読みやすさ ★★★★☆
何百年も前に生きていた死者たちの会話が古い言い回しだったり、教養がないため文法がわざと間違っていたりします。いちいちそれらに気をとられないようにすれば、あとは文法もボキャブラリーも簡単です。
またGaiman独自、というかイギリスの児童作家に特有の文章のリズムにも慣れる必要があるかもしれません。
最初の章を乗り越えれば、後はスムーズになるでしょう。

●アダルト度 ★★☆☆☆
家族が殺されることや腐った死体を食べるGhoul(最初に食べた死体にちなんでニックネームがつけられている)、地下に潜む不気味な存在、など幼い子には悪夢を与える可能性があります。悪夢を見るタイプの子には要注意です。
ラブシーンなどはなし。

●おすすめのNeil Gaimanの作品

1. Stardust

映画とはちょっと異なる内容です。YA向けですが童話的なクエストもの。でも突然Hotなラブシーンが現れてびっくり。子供に読んであげるときはそこだけ飛ばすとよいでしょう。

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2.Coraline

映画化もされた児童書(9−12歳)。

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3. Neverwhere

大人向けのファンタジー。The Graveyard Bookにちょっと似たところがありますが、もっと詳細が多く、彼の代表作のひとつです。

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ティーンの少女に大人気のSFーUglies無料ダウンロード

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Scott Westerfeldの新刊 Leviathanの発売記念プロモーションとして、Simon & Shusterがティーンの少女に大人気のSF/ファンタジーUglies(三部作の第一部)の無料ダウンロードを提供しています。
このサイトでEmailアドレスと誕生日などの情報を登録すればダウンロードできます。
Zip Code(米国の郵便番号)が必要ですが、それには私のZip Code 02420をお使いくださってけっこうです。
期間は9月上旬までですから、お早めにどうぞ。

●カテゴリー
YA(ヤングアダルト)/SF/ファンタジー

●あらすじ

未来のユートピア社会では、16歳になるとすべての子供は義務手術を受けて均等に美しい「New Pretties」になり、その後は自由に楽しむことができる。手術前の子供は「Uglies」と呼ばれ、New Prettiesたちをうらやむ。Tally YoungbloodはUgliesのままシンプルに暮らすグループThe Smokeに加わったShayという少女から誘われるが、Prettyになりたくて断った。だがオーソリティにそれを知られて、The Smokeをつきとめる手伝いをしないと永久にUglyのままにすると脅される。TallyはNew Prettyになるためにスパイをすることになる。

●読みやすさ ★★★★☆

現代っ子的なくだけた会話調でそれがかえって読みにくい方もあるかもしれませんが、文法やボキャブラリーの面では難易度が低い本です。また、スピード感ある展開でそれも読みやすさに貢献しています。
SF/ファンタジーなので造語もあります。したがってわからない単語が出てきても悩まずにどんどん飛ばして読むことをおすすめします。

また、男性作家ですから、女性だけでなく男性も楽しめると思います。

●一度読み出すと次が読みたくなるUgliesシリーズの続編

シリーズ2:Pretties

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シリーズ3:Specials

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シリーズ4(三部作ですが4作目):Extras

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●そして、このシリーズよりも傑作という噂の新作Leviathan

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