政界に嵐をもたらした本 Game Change

本日米国で最も注目されている新刊はこれ、Game Changeです。

1/26日追記:その後の詳しい記事を洋書ニュース洋書ファンクラブ(書評)でご覧ください。

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2008年の大統領選挙の裏側を暴露する本、という説明だけだと「なんだ、そんなのもう飽き飽き」と思うかもしれません。ですが、トップ政治リポーターの John Heilemann と Mark Halperinが書いたこのGame Changeには、オバマ、クリントン、マッケイン、ペイリン、だけでなく、スキャンダルで失脚したジョン・エドワード夫妻の真の姿、のこれまで知られていなかった内情がぎっしり詰まっているようです。

ペイリンについて昨日60 minutesがとても興味深いルポをしましたので、ご覧下さい。

ピクチャ 4

けれども今日のTV番組で最も問題になっているのは、上院多数党院内総務( Majority Leader)のHarry Reid(オバマ大統領と同じ民主党)が大統領候補時代のオバマ大統領について語った言葉です。The Plum Lineによると次が問題の部分の抜粋です。

He was wowed by Obama’s oratorical gifts and believed that the country was ready to embrace a black presidential candidate, especially one such as Obama — a “light-skinned” African American “with no Negro dialect, unless he wanted to have one,” as he later put it privately.

この本の暴露のおかげで、Reidの辞任を求める声が上がっています。

こういった話題のせいで、Game Changeいきなりベストセラーです。私もAmazon.comで注文したのですが、手遅れだったのか在庫切れで15日まで待つことになりそうです。

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