洋書に慣れるためには、ともかく沢山読むのが一番

ということで、今日は洋書ではなく、私も寄稿している「多聴多読マガジン」という隔月マガジンのご紹介です(6月号では電子書籍とキンドル、iPadなどについて書いています)。

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私は面倒くさがりなので英語の本を読むときに辞書をひかずに読み続けてきました。面白い発見は、知らない単語の意味を、いつの間にか「知っている」ことです。自分で「私って天才かも」と感動したことがありましたが、母国語の日本語だってそうやって身につけたのですから当然なのですよね。

米国で15年、その前の14年も英国など海外をうろつく落ち着かない生活をしていた私は日本の事情に非常に疎く、1年くらい前まで「多聴多読」というコンセプトや表現なんか知りませんでした。辞書を引かずに分かる程度の英語を沢山読んで、聴く。これを繰り返しているうちに自然に英語が身に付く、という考え方は、私が他人に偉そうに教えて来た方法とそっくりです。つい、「盗んだんじゃありませんよ」と言い訳したくなってしまいました。

多聴多読マガジンは、「洋書を読みたいのだけれど、どこから始めてよいのかわからない」あるいは「私にはモチベーションが必要だ」という方に、ぜひお薦めしたい雑誌です。ここに書かれていることはいずれも、 "it makes sense!"ですし、マガジンに載っている読み物とCDをこなせば、着実に英語力は上がって行くと思います。読むものも聴くものもぎっしり詰まっているので、全部利用すればお得な内容です。

とはいえ、私のように天の邪鬼でめんどくさがりの人もいるでしょう。そういう方は、だいたい意味が分かる簡単な本から挑戦し、どんどん数をこなせば良いと思います。要するに、自分が気楽にできて、長続きする方法を見つけるのが一番なのです。

洋書ファンクラブJr.の個別指導プログラムは、個々のお子さんに合わせた読書指導方法ですので、「多聴多読」とは異なります。

6 thoughts on “洋書に慣れるためには、ともかく沢山読むのが一番

  1. ありがとうございます。
    どれだけ勇気付けられたか分かりません。

  2. コメントありがとうございます。
    気楽にできるのが一番です。
    私は絵本が嫌いな変な子供だったので、子供用の本ではなく、ミステリーを沢山読む事で自然に洋書に慣れました。
    洋書をネイティブと同程度の速さで読める今になってから児童書や絵本の良さを知って楽しんでいるという人です。
    ですから、「これしかない」という方法はありませんし、すぐに結果を出そうとも思わないのが一番。ともかく楽しんでください。

  3. 私も多読で単語を増やしてきました。だから、日本語での意味は正確には知らないけど、こういったシチュエーションでよく使われている、この意味の範疇にある単語だなというのがいくつかあります。
    例えば、「disdain」など。
    *日本語じゃなくていいんだけど、正確に意味やニュアンスを把握しておいたほうが本当はいいのかも知れませんが。

  4. いつもツイッターでお世話になっております。
    そうですね。
    私も日本語の正確な訳を知らない単語、けっこうあります。
    でも、ネイティブと関わり、本を沢山読めば、日本語訳よりも正確なニュアンスが得られますよね。
    また、和訳辞書じゃなくて、英語の辞書を使えばいいかなって思います。
    ただし、翻訳や通訳をされる方は適切な日本語訳(これがまた嫌いなんですが、ニュアンスが失われることが多くて)を知る必要があるでしょうね。

  5. はじめまして。
    ポートです。僕も多読をしようと思っています。今は簡単な洋書を20冊ぐらい読みました。TOEICは700点ぐらいです。読んだ本をブログにアップしながらやっているところです。おたがいがんばりましょう。
    【英語勉強初心者のためのレベル別おすすめ洋書

    http://port0725.blog136.fc2.com/

  6. はじめまして。
    ブログにupすると励みになりますよね。
    昔読んだ本は時間がなくてあまり載せていないのですが、最近の児童書も多くレビューしていますので、ご参考にしていただけば幸いです。
    ともかく、あんまり「頑張らず」楽しんでくださいね〜

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