シャープが電子書籍リーダー市場へ参入…ということだけれど

シャープが新ブランド「ガラパゴス」を発表し、その第一弾が電子書籍リーダーとクラウドサービスによるコンテンツ配信だというニュースです(週刊アスキーPLUSのWeb記事より )。

製品についてはまったく知らないし、意見もないのですが、ひとつだけ強く感じたことがあります。

宣伝から受けた「知りたくもない」という感覚です。

週刊アスキーに載っていたこの新作発表の写真って、本当にガラパゴスですね。

ピクチャ 3

電子書籍リーダーを持つこれらの若くて美しい女性は、何を意味しているのでしょう?

誰を対象にしているのでしょう?何を伝えたいのでしょう?

こういう女性の姿にそそられる方々が電子書籍リーダーを購入する可能性があるカスタマー層だと思ったのでしょうか?

彼女たちを並べたらマスメディアがいろいろ書いてくれるから話題性があるという判断?

Steve-jobs-with-ipad2昭和の時代から時間が止まっているかのような古くさくてがっくりくる記者発表です。

 スティーブ・ジョブズがiPadを持っている写真に(男性を含めて)どれほどの方が胸をときめかせたか考えると、この程度のマーケティングしか考えつかない「ガラパゴス」がiPadを超えることはまずないな、と感じてしまいます。「同社は欧米の電子書籍市場や途上国の教科書市場へも進出したい構え。」(週刊アスキーのWeb記事より)ということですが、若い女性を並べて写真を撮らせるような発想では無理ですよ。

私としては滅多にないきつい言い方ですが、電子書籍と電子書籍リーダーファンとして、なんだかひどく侮辱されたような気になりました。

14 Comments

  1. うーん、シーテック行っても、どのブースもこれですからね〜。画一的というおか芸がないというのか。でもある意味日本のお家芸で。どちらにせよ買うことはないなーと。

  2. 私が広告代理店に勤めていた20うん年前と全然変わらない宣伝方法に「あああああ」と叫びだしたい気分でした。
    新しいコンセプトのものを売るのに、いまだに「日本のお家芸」を使っていると、(どんなに素晴らしい製品を作っても)自虐ネーミングどころでなく「ガラパゴス」の絶滅種になってしまいそうで、寂しく、哀しく思います。

  3. こんにちは。
    私は若くて美しくスタイルの良い女性が好きなので、それが
    10人並んでいることに抵抗もないのですが、このお揃いの
    白いスーツに げぇ~
    ゴージャスなドレス、バリキャリ風スーツ、ジーンズ姿に
    パンク..なんて思いつくファッションが全部並んでいたら、
    どんなライフスタイルの人にも楽しめるよ!というメッセージ
    を感じたかな?
    「ガラパゴス」という自虐的なネーミングが自滅的。
    バブル時代に、ネット世界で日本のヴィジュアルバンドが
    世界各国から注目されたとき、Yellow Monky だけは誰の
    話題にもならなかった...
    自虐は多虐を呼び込むだけなのは、外交でも同じで、
    ネーミングだけのことではないとは思いますが、とにかく
    ダメです。
    ストラップ通しがついていることだけが取り柄ですね。
    どうしてKindle3 はストラップ通しをつけなかったのか?
    ストラップ通しのついたシリコンカバーの発売を首を長く
    して待っているところです。

  4. ママンさん、こんにちは。
    ストラップ通しについて他の方もコメントされていましたが、私はiPhoneでもKindleでも、ストラップが欲しいと感じたことが一度もないのです。外出はしますし、外出先でKindleを読むこともしょっちゅうです。
    ですが、「なぜストラップが必要なのか」はまったく想像できないのです。
    米国では、高校生の間でも携帯に「ストラップが欲しい」という意見を一度も耳にしたことがありません。皮肉ではなく、本当になぜ日本人の方だけがストラップを必需と感じるのでしょうか?
    教えていただけると幸いです。

  5. 個人的にはストラップがあると落っことさないような気がして安心します。
    ストラップ穴がない時は背面に、高性能な両面テープ→大型のクリップ(ストラップの紐を通しておく)→高性能な両面テープ→上側の布テープ、の順で加工すればストラップは付けられます。600g以上だと厳しいかもしれませんが、kindleぐらいの重量までならいけます。

  6. Hirokiharokiさん、
    ストラップの件、わかりました。けれども、日本人だけがストラップにこだわるというのは、「これがないといけない」という習慣というか、刷り込みもあるのかもしれません。私はKindleのヘビーユーザーですが、ストラップなんかあると「うざい」と思います。
    また、外で使うときに格好悪いし、邪魔だし、欠陥しか思いつきません。
    カバーを使うと、手を滑らして落とす恐れもあんまりなくなりますし、保護にもなりますし、スタイリッシュですから、私は多くの米国人同様カバー派ですね(^^)

  7. Tachiiriさん、こんにちは。
    米国と日本をいつも行き来していらっしゃる立入さんには、たぶん分かっていただけると思っていました(笑)
    ストラップの件にこんなに私がこだわるのは、「これも、あれもなければならない」という日本的発想のせいで、デザインが非常に重くなり、結局ユーザーにアピールしない、ということを感じるからです。
    これは、日本の通念から一歩も出ることがない、ガラパゴス的発想です。
    それで売れれば良いのですが、実際にはそうではないことが問題なのです。
    これまでの概念を覆すようなものでないと、AppleやAmazonに勝つことは絶対に、絶対に無理だ、ということがどうして分からないのでしょうかね。そこに苛立を通り越して、憤りすら覚えたりもするのです。

  8. 渡辺さん、ごきげんよう(国際向け昼夜兼用ごあいさつ)
    携帯にほとんど日本人全員がストラップを付けるのは、
    根付けに凝った伝統が遺伝子として刷り込まれているせい
    じゃないかしら?ああいうものが好きな国民性だと思います。
    携帯ストラップのおかげで、業務が画期的にスムーズになった
    のが遺失物拾得係だそうです。
    ふつう携帯の型番なんて覚えないでしょう?
    「すみません○色で、○○のストラップの携帯落としたん
    ですが..」
    「ああそれなら届いています/いません」
    とすぐ見つけられると。
    それを聞いて私もストラップ付けるようにしました。
    トートバッグなんかに放り込んで、荷物の下の方に隠れて
    しまったときも、ストラップがチラっと見えて探しやすかっ
    たり便利します。
    Kindleにストラップが欲しいのは、別の理由。
    日本の電車は混みますし、日本人は人にぶつかるのが平気
    です。
    Kindleで洋書なんて読んでる生意気な人間は、いっそう
    ふっとばされそうで、デジカメみたいにストラップで手首に
    かけて起きたいですね。
    たしかに文庫本を読んでいて、人にぶつかられても取り落と
    したことはないですね。でも文庫本は背に指をかけて半ば
    握り込むように持って読みますし、真っ平らなKindleとは
    安定感が違います。
    万一落としたときに、$200もしたものが壊れたらイヤだし、
    という価格の違いもありますけど..
    私はやっぱりKindleにはストラップが欲しいなぁ。

  9. 渡辺さん、もうひとつ。
    ガラパゴスが絶対に失敗するはずであろう、重大な欠陥は、
    本体そのものではなく、コンテンツ販売のプラットフォーム
    を持たないことだと考えています。
    ハードの性能など、どんなに画期的でもユニークでも勝てない
    ことはゲーム機で証明済みです。
    iPadには、iTunesが音楽配信で築いたプラットフォームが
    あり、KindleにはAmazonストアがあります。
    個人的な事情で、本が貸せないことに多大な不便がある私は
    アメリカ在住の人に、「nookが使えて羨ましい」といったら、
    「ここでは日用品も食料もAmazon頼み、みんな何でも売って
    いるおなじみAmazonさんからKindle買って、誰もnookなん
    か使っていない」と。
    Kindleの強さを実感しました。電子書籍という新機軸も、
    日用品を買い慣れているお店で売っていたら、購入への
    抵抗感がどれだけ減るだろう。
    ガラパゴスが生き残りたかったら、楽天かYahooでコンテンツ
    を販売したら、少し可能性があるかも...??
    本体を見たこともないのにいうのもなんですが、本体の性能
    なんか関係ないですから、電子端末の世界で。
    iPadは楽しいです。持っているだけで嬉しい。ページめくり
    がアニメーションしたり、本や手帳の真ん中がちゃんと陰に
    なっていたり、無駄に凝っているのが愛しい。
    Kindleは徹底的に機能を読書に絞って低価格。
    日本人は、iPadみたいな遊び心を失っているし(江戸時代の
    人は持っていたはずだけど)、メーカーとしてのプライドが
    邪魔してKindleみたいに低機能なものを作れないでしょう。
    多分中途半端。恥ずかしくて見たくもない...

  10. ママンさん、こんにちは。
    わが家では私は最近いつでも「アロハ」と言って娘に嫌がられています。自分では言ってるつもりないんですがね。これはいつでもOKの挨拶らしいです。
    電車が混んでいるからストラップが必要、というのは日本独自ですよね。確かにこれは、海外の方には分かってもらえない。私も喉元過ぎたので熱さをすっかり忘れてます(^^)。
    でも、日本の市場が米国を超えない限り、KindleやiPadにストラップ通しはつかないことは確約できます。また、超えることはないので、将来つかないことも確約できます(笑)。Kindle使っている人が増えると、日本の会社がストラップ通しつきのカバーを売るかもしれませんね。
    Kindleのレザーカバーをつけると、本のようにしっかり持てますし、うっかり床に落としたときの保護にもなります。私のはアップルグリーンです。Kindle 3にはいっぱい色んな色があって可愛いです。ほんとはKindle2用に買ったソフトカバーのが欲しかったのですが、まだ売ってないみたいなので、待ちきれずに買いました。
    遊び心、大切ですよね。そして、型にはまらないビジョン。
    他人と同じでなくてもいいじゃない、みたいな感覚も。
    日本の若者が新しい時代を作っていって欲しいと思ったりもします。

  11. 会社では電子書籍の販促もしているので、個人アカウントで
    (ガラパゴスには個人的にはがっかりですが、それはそれとして・・・会社ではシャープの売り場もそれなりに意識してたりします・・・)
    個人的には、渡辺さんの意見に激しく同意。
    きれいなお姉さんは嫌いではないですが、本当にシャープはやる気があるのか、半端にあんなものを出して、「進化」だって思っているとしたら、ハラルト・シュテンプケ『鼻行類』の爪の垢、じゃなかった鼻くそ(鼻行類だけに・・・)でも煎じて飲むがいい・・・すみません、感情的に汚い言葉を使いました。
    あ、『鼻行類』オススメです。原著はドイツ語みたいなので、未読。

  12. ご意見ありがとうございます。
    私が一番腹立たしく思ったのは、そこにいない人にも分かるようなちゃんとしたレポートをしてくれなかった大手メディアかもしれません。
    シャープが私のこんな意見を覆すようなすごいことをやってくれることを期待してます。

  13. やはり1年も持たなかったですね。慧眼恐れ入りました。

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