2021年夏の読書おすすめ30冊 2021 Summer Read!

毎年「これを読まずして年は越せないで賞」候補の発表が遅れるので、今年は、(遅いのですが)「夏の読書」のお薦めリストを作っておこうと思いました。

読みのがしても「秋の読書」にできるので、ご心配なく!

●文芸小説(大衆小説含む)

70年代の架空のパンクロック・デュオを通して音楽界での人種差別や女性差別の歴史を浮き彫りにする話題の小説
The Final Revival of Opal & Nev

人間と人生に飽き飽きして死ぬ準備を整えた高齢女性が十歳の少女と出会って気づいた人生の素晴らしさ
The Brilliant Life of Eudora Honeysett

移民2世を追い詰めるインド系アメリカ人コミュニティの野心と羨望
Gold Diggers

スターや有名アスリートが住むカリフォルニアのマリブを舞台にした家族ドラマ
Malibu Rising

愛する者を失ったことで再び繋がる家族の切なくて、可笑しくて、心温まる小説
The Guncle

孤独な変わり者の3人がミツバチ飼育で出会い、人間関係や人生を変えていく心温まる小説
The Music of Bees

ギリシャ神話を女性登場人物に語らせると、神と英雄の呆れる実態が浮かび上がってくる。
Ariadene

俳優イーサン・ホークの自伝的小説
A Bright Ray of Darkness

精神疾患のスティグマを描く悲喜劇ラブストーリー
Sorrow and Bliss

●ミステリ

ベトナム戦争中のタイ駐在アメリカ人家族の息子の誘拐。47年後に暴かれる秘密と裏切り。
What Could Be Saved

女性刑事の複雑な人間性が活きている文芸スリラー
When the Stars Go Dark

悲劇的な過去を持つ心理学者と過去に怯える少女の絆が胸に響く心理スリラーシリーズ第一巻
Good Girl Bad Girl

双子の姉妹のどちらが危険なのか? 「信頼できない語り手」が不気味な心理スリラー
The Good Sister

離婚と子育てとスランプでどん底の女性作家がひょんなことから「プロの殺し屋」に。抱腹絶倒の犯罪小説
Finlay Donovan Is Killing It

●SF、ファンタジー

『The Martian』が好きだった人にお薦めのアンディ・ウィアーの最新作
Project Hail Mary

アジア系のジョーダン・ベイカーが語り手のグレートギャツビーの改作
The Chosen and the Beautiful

中国系アメリカ人作家による壮大なファンタジー三部作 Drowning Empire trilogy のスタート
The Bone Shard Daughter

●ノンフィクション

アメリカにオピオイド依存症の深刻な社会問題をもたらしたサックラー・ファミリーの歴史を描くノンフィクション
EMPIRE OF PAIN

木が対話することを発見し、「マザーツリー」の概念を広めたパイオニアの女性科学者スザンヌ・シマードの回想録
Finding the Mother Tree

さまよえるアメリカの高齢労働者問題を描いて映画化もされたノンフィクション
Nomadland

信念を柔軟に変えていく生き方のススメ
Think Again

2度弾劾されたトランプを支持し続ける共和党が象徴する「民主主義の黄昏」
Twilight of Democracy

●ロマンス

アメリカの若者の間で人気が出ているLGBTQロマンス小説。そのジャンルで今年注目されているタイムトラベルなレズビアン・ロマンチック・コメディ
One Last Stop

戻りたくない故郷でアイデンティティの危機にさらされた3人の友情の行方。少しロマンチックでかなり笑える現代小説。
Rock the Boat

●YA

「お笑い」の名目で植え付けられる差別と性暴力が「正常化」する危険性を語る重要な青春小説
Unscripted

オバマ元大統領夫妻のプロダクションによってNetflixシリーズ化されるYAスリラー
Firekeeper’s Daughter

詐欺師の母に育てられた少女の痛快な反撃スリラー
The Girls I’ve Been

Netflixで人気復活のEnola Holmsシリーズ

●児童書

無教養でありながら「微生物学の父」と呼ばれる科学者になったアントニ・ファン・レーウェンフックの児童書伝記
All in a Drop

魔力や冒険が好きな子供が楽しめそうな新しい児童書シリーズWilderlore 第一巻
The Accidental Apprentice

1 thought on “2021年夏の読書おすすめ30冊 2021 Summer Read!”

  1. 2021年夏ギリギリセーフ?で『Project Hail Mary』を読みました。ギリギリになったのは読み進むのがもったいないほど面白かったからです!
    異形のエイリアンとの交流がなぜか自然でバディものの爽快感もありました。意外過ぎるラストはあと2、3ページ先はどうなるんだろうと想像が膨らむような粋なエンディングでした。良い本を知ることができてよかったです。what’s next, question?

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