NA(ニューアダルト)

自費出版から人気ロマンス本作家になったColleen Hooverの新刊 Maybe Someday

著者:Colleen Hoover
ペーパーバック: 384ページ
出版社: Atria Books
ISBN-10: 1476753164
発売日: 2014/3/18
適正年齡:PG15+(性的コンテンツあり)
難易度:中級〜上級(特に難しい文章ではないが、日本の高校英語では分からない表現や単語はある)
ジャンル:ロマンス小説/ニューアダルト(NA)
キーワード:恋愛、三角関係、裏切り、友情、音楽、聴覚障害
賞:GoodreadsのBest Romance2014読者投票で2位

大学4年生のSydneyは、アパートの同居人である親友とボーイフレンドが自分を裏切っていたことを知り、住む場所と心の支えを同時に失ってしまう。

困っているときに救いの手を伸ばしたのは、向かいのアパートに住むRidgeだった。

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児童虐待犠牲者の心の闘いと癒やしを語る青春ロマンス本

いま、Kindle Unlimited(読み放題)を試しているのですが、残念なことにPRに使われている目玉作品はもう殆ど読んでいます(『ジャンル別 洋書ベスト500』に入っている作品が沢山あります)。
そこで、以前からよく目にするティーンや若い女性読者の間で人気がある作品を試してみることにしました。

驚いたのは、連続して読んだ次の作品(ひとつは読み切り、もうひとつは三部作)に多くの類似点があったことです。
どちらにも親(親代わりの親族)から虐待(child abuse/neglect)を受けて育ったティーンが登場します。ひとりは男の子で、もう一人は女の子です。最初の作品は、その男の子を愛して突き放され傷つく女性主人公のストーリーで、後者は愛してくれる人を突き放し続ける女性主人公のストーリーです。
そのうえ、どちらでも女性主人公が「走る」んです。私の処女小説でも女主人公が走りましたが、この感覚、なんだかすごくよくわかりました。

その二つの作品です。

1.Left Drowning

 

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