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アメリカで読み継がれている原爆の歴史ーSadako and the Thousand Paper Cranes

今日8月6日(日本時間)は広島に原爆が投下された日です。
少し前にアメリカ人の友人から「娘が小学校でSadako and the Thousand Paper Cranesを読んで鶴を折ったのよ。本を読んでつい私も泣いてしまった」という話を聞かされました。12歳で白血病で死去し、「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんの話がこうしてアメリカの小学校でも読み継がれているということに心動かされました。
先日私が読んだ記事では、いまだに米国人のマジョリティは原爆投下を肯定しています。けれども、私が住んでいるレキシントン町には平和愛好家が多く、イラク戦争時にも反対運動をしていた人を多く見かけました。
こうして公立の小学校で原爆の影響と平和への願いを教えている町もある、というのがアメリカの良いところでもあります。

この本がずっと全世界で読み継がれるように祈っています。

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