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電子書籍は、紙の本を殺したりはしない

<p>電子書籍に関する話題や、それらに対する疑問は沢山ありますが、その中でも特に呆れるのが、「電子書籍により、将来は紙媒体の本が消える」という説です。実際に電子書籍リーダーが沢山現れたのに売れない日本では、そういった意見は少なくなっているようですが。<&sol;p>&NewLine;<p><&excl;--more--><br &sol;>&NewLine;大原ケイさんが「<a href&equals;"http&colon;&sol;&sol;www&period;amazon&period;co&period;jp&sol;gp&sol;product&sol;4048689606&sol;ref&equals;as&lowbar;li&lowbar;ss&lowbar;tl&quest;ie&equals;UTF8&amp&semi;tag&equals;yukariscott-22&amp&semi;linkCode&equals;as2&amp&semi;camp&equals;247&amp&semi;creative&equals;7399&amp&semi;creativeASIN&equals;4048689606">ルポ 電子書籍大国アメリカ<&sol;a><img alt&equals;"" border&equals;"0" height&equals;"1" src&equals;"http&colon;&sol;&sol;www&period;assoc-amazon&period;jp&sol;e&sol;ir&quest;t&equals;&amp&semi;l&equals;as2&amp&semi;o&equals;9&amp&semi;a&equals;4048689606" style&equals;"border&colon;none &excl;important&semi;margin&colon;0&excl;important&semi;" width&equals;"1" &sol;> 」に書いておられるように、アメリカの出版社は、オーディオブックなど多くのフォーマットで読者の需要に対応してきました。電子書籍は、その多様なフォーマットのひとつでしかないのです。読者の需要に応えるフットワークの良さではアマゾンが際立ちます。それについては、「<a href&equals;"http&colon;&sol;&sol;watanabeyukari&period;weblogs&period;jp&sol;youshonews&sol;2011&sol;02&sol;amazon-domino&period;html" target&equals;"&lowbar;blank">なぜアマゾンはひとり勝ちするのか<&sol;a>」をお読みください。<&sol;p>&NewLine;<p>私は<a href&equals;"http&colon;&sol;&sol;watanabeyukari&period;weblogs&period;jp&sol;youshonews&sol;2008&sol;12&sol;post-db35&period;html" target&equals;"&lowbar;blank">初代キンドルのとき<&sol;a>から電子書籍ファンでしたが、紙媒体の本が消えると思ったことはありません。たとえば「木を切り倒して紙を作ることが敵視されるようになる」といった予想外の理由が発生しない限り、少なくとも今後20〜30年ほどは、米国では紙媒体が依然として主流であり続けると思っています。<a href&equals;"http&colon;&sol;&sol;watanabeyukari&period;weblogs&period;jp&sol;youshonews&sol;2010&sol;04&sol;ipad-kindle-notebook&period;html" target&equals;"&lowbar;blank">iPad発売初日の予想<&sol;a>は当たっていましたし、この予言もたぶん当たると思います。<&sol;p>&NewLine;<p>以前から何度も言っているように、電子書籍の利点は、「どこにいても、読みたいときに、即座に買って読み始められる(から衝動買いしやすい)」「紙より安い(から衝動買いしやすい)」「出張や旅行に何冊も持って行ける(から衝動買いしやすい)」「表紙を他人に見られずにすむ(からロマンスブックやゴシップ本が売れる)」などであり、もともと<strong>読書好きだった人がこれまでより多く買う<&sol;strong>ことを促すものです。また、電子書籍になったからといって、<strong>奇跡的に新たな読者が増えるわけではない<&sol;strong>のです。<&sol;p>&NewLine;<p>「電子書籍が紙の本を殺さない」ということを具体的に表す数字を求めていたのですが、アマゾンは秘密主義で数字を明かしません。けれども、「詳細を明かさない」ことを条件に、とあるベストセラー(ビジネス書)の販売うちわけを入手しました。<&sol;p>&NewLine;<p>それによると、<strong>紙媒体が約85%<&sol;strong>、<strong>キンドルが12〜15%<&sol;strong>、<strong>バーンズ&ノーブルのNookがキンドルの10分の1程度<&sol;strong>だということです。また、<strong>アップルのiBooks<&sol;strong>の数字はさらに極秘ですが、<strong>あまり売れてはいない<&sol;strong>ようです。ここに含まれていない数字に、<strong>オーディオブック<&sol;strong>があり、これも無視できない売れ筋だということです。<&sol;p>&NewLine;<p>文芸書やロマンスブックだとまた異なる割合になると思いますが、上記の数字を見る限り、私の予想は間違っていないと思います。<&sol;p>&NewLine;

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