Site icon 洋書ファンクラブ

『トワイライト』の著者による国家陰謀説スリラー The Chemist

<p>著者:Stephenie Meyer (Twilight四部作の著者)<br &sol;>&NewLine;ハードカバー&colon; 528ページ<br &sol;>&NewLine;出版社&colon; Little&comma; Brown and Company<br &sol;>&NewLine;ISBN-10&colon; 0316387835<br &sol;>&NewLine;発売日: 2016&sol;11&sol;8<br &sol;>&NewLine;適正年齢:R<br &sol;>&NewLine;難易度:上級(とはいえ、特に難しくはない)<br &sol;>&NewLine;ジャンル:スリラー/ロマンス<br &sol;>&NewLine;キーワード:CIA、国家秘密機関、陰謀説、テロリスト、尋問官、拷問、逃亡者、<a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;youshofanclub&period;com&sol;2009&sol;02&sol;05&sol;twilighttwiligh&sol;" target&equals;"&lowbar;blank">Twilight<&sol;a>&comma; <a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;youshofanclub&period;com&sol;2009&sol;01&sol;02&sol;host&sol;" target&equals;"&lowbar;blank">The host<&sol;a>&comma;ステファニー・メイヤー<br &sol;>&NewLine;<a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;www&period;amazon&period;com&sol;Chemist-Stephenie-Meyer&sol;dp&sol;0316387835&sol;ref&equals;as&lowbar;li&lowbar;ss&lowbar;il&quest;ie&equals;UTF8&amp&semi;qid&equals;1483611082&amp&semi;sr&equals;8-1&amp&semi;keywords&equals;the&plus;chemist&amp&semi;linkCode&equals;li1&amp&semi;tag&equals;youfanclu-20&amp&semi;linkId&equals;57f6a22c5ad35785136ad1d7fa30759a" target&equals;"&lowbar;blank"><img src&equals;"&sol;&sol;ws-na&period;amazon-adsystem&period;com&sol;widgets&sol;q&quest;&lowbar;encoding&equals;UTF8&amp&semi;ASIN&equals;0316387835&amp&semi;Format&equals;&lowbar;SL110&lowbar;&amp&semi;ID&equals;AsinImage&amp&semi;MarketPlace&equals;US&amp&semi;ServiceVersion&equals;20070822&amp&semi;WS&equals;1&amp&semi;tag&equals;youfanclu-20" border&equals;"0" &sol;><&sol;a><img style&equals;"border&colon;none &excl;important&semi;margin&colon;0&excl;important&semi;" src&equals;"https&colon;&sol;&sol;ir-na&period;amazon-adsystem&period;com&sol;e&sol;ir&quest;t&equals;youfanclu-20&amp&semi;l&equals;li1&amp&semi;o&equals;1&amp&semi;a&equals;0316387835" alt&equals;"" width&equals;"1" height&equals;"1" border&equals;"0" &sol;><a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;www&period;amazon&period;co&period;jp&sol;Chemist-Stephenie-Meyer&sol;dp&sol;0316387835&sol;ref&equals;as&lowbar;li&lowbar;ss&lowbar;il&quest;ie&equals;UTF8&amp&semi;qid&equals;1483611109&amp&semi;sr&equals;8-1&amp&semi;keywords&equals;0316387835&amp&semi;linkCode&equals;li1&amp&semi;tag&equals;yukariscott-22&amp&semi;linkId&equals;ce3f27d7858362a7441faa1fa5ef734d" target&equals;"&lowbar;blank"><img src&equals;"&sol;&sol;ws-fe&period;amazon-adsystem&period;com&sol;widgets&sol;q&quest;&lowbar;encoding&equals;UTF8&amp&semi;ASIN&equals;0316387835&amp&semi;Format&equals;&lowbar;SL110&lowbar;&amp&semi;ID&equals;AsinImage&amp&semi;MarketPlace&equals;JP&amp&semi;ServiceVersion&equals;20070822&amp&semi;WS&equals;1&amp&semi;tag&equals;yukariscott-22" border&equals;"0" &sol;><&sol;a><img style&equals;"border&colon;none &excl;important&semi;margin&colon;0&excl;important&semi;" src&equals;"https&colon;&sol;&sol;ir-jp&period;amazon-adsystem&period;com&sol;e&sol;ir&quest;t&equals;yukariscott-22&amp&semi;l&equals;li1&amp&semi;o&equals;9&amp&semi;a&equals;0316387835" alt&equals;"" width&equals;"1" height&equals;"1" border&equals;"0" &sol;><&sol;p>&NewLine;<p><&excl;--more-->本を読まない人でも、ステファニー・メイヤーの『<a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;youshofanclub&period;com&sol;2009&sol;02&sol;05&sol;twilighttwiligh&sol;" target&equals;"&lowbar;blank">Twilight(トワイライト)<&sol;a>』については耳にしたことがあるはずだ。<br &sol;>&NewLine;バンパイアのエドワードと「普通の女子高生」ベラとの恋愛を描いたYAファンタジーで、世界的な「バンパイアブーム」を引き起こした張本人だ。<br &sol;>&NewLine;もともとはトワイライトのファンフィクションだった『Fifty Shades of Grey(フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ)』は、世界的な「Erotica(官能小説)」ブームを起こした。<&sol;p>&NewLine;<p>あまり知られていないのだが、メイヤーは大人向けのSF『<a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;youshofanclub&period;com&sol;2009&sol;01&sol;02&sol;host&sol;" target&equals;"&lowbar;blank">The Host<&sol;a>』も書いている。こちらも映画化されたが、あまり話題にならなかった。<&sol;p>&NewLine;<p>メイヤーの新作のカバーからは、彼女がトワイライトのイメージから離れようとしていることが感じられる。「ニューヨーク・タイムズ紙 &num;1 ベストセラー『The Host』の著者」と書いてあるが、それよりもっと売れた『Twilight』についてはまったく触れていない。表紙デザインも、シリアスなスリラーを連想させる。つまり、彼女はミステリ/スリラー作家として再出発を狙っているということなのだろう。<&sol;p>&NewLine;<p>気になる内容だが、あらすじはこうだ。<&sol;p>&NewLine;<p>かつてアメリカ国家の秘密機関で働いていた女医のAlexは、上部の何者かの陰謀で殺害されそうになり逃亡する。Alexは、独自の化学物質を使った拷問でテロリストを尋問する専門家で、The Chemistと呼ばれていた。だが、現在は秘密機関が送り込む暗殺者から逃れるために仮名を使って転々とする生活だ。夜は、入り口に毒ガスの罠をかけてガスマスクをつけて眠り、突然の攻撃に備えてイヤリングや指輪には毒をしのばせている。<&sol;p>&NewLine;<p>あるとき、昔の上司がAlexにコンタクトを取ってきた。大量殺人計画を立てているテロリストがおり、Alexがその男を捕らえて情報を聞き出せば、過去に働いてきた機関に戻ることを約束するというのだ。お尋ね者としての逃亡生活に疲弊していたAlexは、正義感にもかられ、仕事を引き受けることにする。<&sol;p>&NewLine;<p>だが、捕らえた男を尋問しているとき、元上司から得た情報に疑問があることがわかってきた。そして、その途中、元CIAのスパイから襲撃された。彼もまた、Alexのように国家機関内の陰謀の犠牲者だった。3人は、互いを完全に信用できないまま、巨大な敵に対抗するために、手を組むことにする&&num;8230&semi;&&num;8230&semi;。<&sol;p>&NewLine;<p>メイヤーの新作について評価できるのは、ヒロインのAlexがTwilightのBellaのように受け身でなよなよした女ではないことだ。勉強ができて、サディスティックな尋問をドライに(誇りを持って)黙々と行い、「愛」とかいう人間の普通の感情がよくわからないところなどは、キャラとして面白い。『The Bourne Supremacy』のジェイソン・ボーンと比べる読者もいる。アクションも沢山あるし、娯楽作品としての魅力はある。文章もTwilightの頃からはずっと良くなっている。<&sol;p>&NewLine;<p>しかし、本書をスパイ小説やスリラーのジャンルとみなすかどうか、となると、首を傾げずにはいられない。やはり、根本的にはロマンス小説だと感じる。<&sol;p>&NewLine;<p>女性読者向けのロマンス小説には、ヒーローやヒロインがCIA、FBI、軍隊、スパイ、というスリラージャンルがあり、しかも根強い人気がある。メイヤーのThe Chemistも、リンダ・ハワードやノラ・ロバーツの作品と同様に、やはり女性読者向けのロマンス小説だと感じる。そう思って読めば、決して悪い作品ではないし、読者を満足させることができると思う。だが、ハードなスリラーとして読むと粗が見えてくる。<&sol;p>&NewLine;<p>個人的には、納得できない箇所が多すぎて高く評価できなかった。<br &sol;>&NewLine;たとえば、このフィクションの根底にある、化学物品を使った拷問による尋問がテロリストの告白に有効だという論調だ。拷問に効果がないことは多くの専門家が証言していることだし、テロリストなら拷問を使っても良いという肯定的な態度は、フィクションとはいえ、受け入れることはできないと思った。アホなアメリカ人読者は感化されやすいものだから。国家の陰謀説も幼稚すぎる(娯楽小やコミックにはありがちな設定だが)。<&sol;p>&NewLine;<p>この本を読んでいるときに気付いたのだけれど、メイヤーはヒロインが(男性から)暴力を受けるシーンがすごく好きみたいだ。Twilightもそうだし、The Hostもそうだった。私がメイヤーに居心地悪さを感じるのは、もしかすると彼女のサドマゾ願望かもしれない。<&sol;p>&NewLine;

Exit mobile version