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美容整形王国の韓国を舞台にした話題の現代小説 If I Had Your Face

<p>作者:Frances Cha<br &sol;>&NewLine;ハードカバー&colon; 288ページ<br &sol;>&NewLine;出版社&colon; Ballantine Books<br &sol;>&NewLine;ISBN-10&colon; 059315844X<br &sol;>&NewLine;ISBN-13&colon; 978-0593158449<br &sol;>&NewLine;発売日: 2020&sol;4&sol;21<br &sol;>&NewLine;難易度:中級+(新しいシステムで7&sol;10)<br &sol;>&NewLine;適正年齢:PG15&plus;(性的なシーンあり)<br &sol;>&NewLine;ジャンル:現代小説<br &sol;>&NewLine;キーワード:韓国、美容整形、階級差、女性蔑視、社会の閉塞感、絶望感、自殺<br &sol;>&NewLine;<a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;www&period;amazon&period;com&sol;gp&sol;product&sol;0593129466&sol;ref&equals;as&lowbar;li&lowbar;ss&lowbar;il&quest;ie&equals;UTF8&amp&semi;SubscriptionId&equals;1MGPYB6YW3HWK55XCGG2&amp&semi;linkCode&equals;li1&amp&semi;tag&equals;youfanclu-20&amp&semi;linkId&equals;3ed18748c327f350f161412c620993ea&amp&semi;language&equals;en&lowbar;US" target&equals;"&lowbar;blank" rel&equals;"noopener"><img 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Salonでホステスをしている。ルームメイトのMihoは孤児院で育ったが、現在は新進のアーティストとして注目されかけている。貧乏だが、アートの才能を認められて奨学金でニューヨークに留学し、韓国に帰国後も奨学金でアートを続けている。2人の部屋の向かいに住むAraは有名人にも指名されるほどの腕利きの美容師だが、子供時代の怪我で発話ができない。Araのルームメイトで幼馴染のSujinは、美容整形をして美しくなり、Kyuriと同じサロンで働くことを夢見ている。この4人の下の階に住むWonnaは、気が優しい夫と結婚しているものの、満たされない思いを抱えている。<&sol;p>&NewLine;<p>この4人に共通するのは、生まれたときに与えられた不運な環境だ。<&sol;p>&NewLine;<p>Kyuriは美しさとチャーミングなやりとりでサロンで一番人気のホステスになり、超リッチな客に気に入られて高級バッグなどのプレゼントを受け取っている。サロンのマダムは客とのセックスを強要しないものの奨励はし、「借金」などの多様な方法でホステスが逃げないよう縛り付けている。表層的にはシニカルなKyuriだが、肉体関係を持ち、恋心も抱いていた裕福な客から酷い扱いを受けて深く傷つく。<&sol;p>&NewLine;<p>ニューヨーク留学中に知り合ったコングロマリットの御曹司とつきあっているMihoは、Kyuriからナイーブだとみなされている。恋人と対等であるために高価な贈り物をいっさい受け取らなかったMihoだが、彼の本性を知ってからはクールに復讐を計画する。<&sol;p>&NewLine;<p>有名なK-POPの男性スターに病みつきになっているAraは、ついにそのスターと会う機会を得るが、現実は想像とは異なるものだった。<&sol;p>&NewLine;<p>両親から見捨てられ、預けられた先の祖母から虐待やネグレクトを受けて育ったWonnaにとって唯一の夢は自分が心から愛せる子供を持つことだ。これまで何度も流産を繰り返したが、今度の妊娠だけは最後まで守りたいと思っている。けれども、職場では出産休暇を取れない状況になり、家庭で夫と衝突する。<&sol;p>&NewLine;<p>4人の視点(Sujinのものはない)で彼女たちの人生を追ううちに、どこにも行きようがない閉塞感で苦しくなってくる。登場するリッチな男性は徹底的に嫌な奴らばかりで、美しい女性たちを性的に利用しながらもゴミのように扱い、自分の階級にふさわしい女性との結婚をしっかり計画している。愛人も結婚相手も、自分と同等の人間として捉えてはいないのだ。そこで女性たちが心置きなく愛せるのは、女友だちだけ、ということになる。<&sol;p>&NewLine;<p>作者は、アメリカ、香港、韓国で育ち、アイビーリーグ大学のダートマス大学を卒業し、同じくアイビーリーグ大学のコロンビア大学でMFAプログラムを修了した韓国系の女性だ。ソウルのCNNで旅行と文化の編集者を務めたこともあるということで、韓国の文化には詳しい。<&sol;p>&NewLine;<p>アメリカの大学に行くために中学の頃から子供をアメリカに送る韓国人が多いことは知っていたが、そういう韓国人学生のニューヨークでのコミュニティが描かれているのも興味深かった。韓国のスーパーリッチが日本の現代アーティストを好むことも。ここに描かれている韓国の閉塞感は日本と共通するものがかなりあるが、異なるものもある。特に若い女性に対する美の基準は日本を越えた恐ろしさだ。<&sol;p>&NewLine;<p>Wonnaのストーリーはこの小説に何も加えないので、カットしたほうが良かったと思うが、それ以外は断片的なシーンを使って個々の女性をよく描けている。気分が明るくなる本ではないし、心も温まらないが、現代韓国の一端を英語圏に紹介する本として歓迎する読者はいるだろう。<&sol;p>&NewLine;

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