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ジョー・バイデン大統領就任式に招かれて詩を読む22歳の若手詩人アマンダ・ゴーマンとは?

<p>2020年に始まった新型コロナウイルスのパンデミック、証拠を提出できないのに不正選挙を訴えて敗北を認めないトランプ大統領の扇動的な言動、その結果としてのトランプ支持者による1 月6日の議会議事堂乱入事件、その事件で明らかになった数々のテロ計画、それらに対する厳戒態勢などの影響で、第46代大統領ジョー・バイデンの大統領就任式はかなり地味なものになる。<&sol;p>&NewLine;<p><&excl;--more-->これまでの大統領就任式では、式場になる議会議事堂西側正面からリンカーン記念館まで続くナショナル・モールに市民が集まり、就任式を見ることができた。だが、新型コロナウイルスの感染拡大防止に加え、テロ抑止の厳戒態勢でナショナル・モールには代わりに警護の州兵が1万人集まるとのことだ。<&sol;p>&NewLine;<figure id&equals;"attachment&lowbar;22581" aria-describedby&equals;"caption-attachment-22581" style&equals;"width&colon; 508px" class&equals;"wp-caption aligncenter"><img class&equals;"wp-image-22581 " src&equals;"https&colon;&sol;&sol;youshofanclub&period;com&sol;wp-content&sol;uploads&sol;2021&sol;01&sol;IMG&lowbar;9610-1&period;jpg" alt&equals;"" width&equals;"508" height&equals;"381" &sol;><figcaption id&equals;"caption-attachment-22581" class&equals;"wp-caption-text">議事堂にある下院議長の部屋のバルコニーから見たナショナル・モール。 政治の世界で働く友人の招待でホワイトハウスと議会議事堂を訪問したときに撮影。<&sol;figcaption><&sol;figure>&NewLine;<p>&nbsp&semi;<&sol;p>&NewLine;<p>宣誓就任式に続く昼食、市民の前でのコンサート、舞踏会など、これまでの新任大統領が祝った多くのイベントが中止されている。<&sol;p>&NewLine;<figure id&equals;"attachment&lowbar;22583" aria-describedby&equals;"caption-attachment-22583" style&equals;"width&colon; 500px" class&equals;"wp-caption aligncenter"><img class&equals;"wp-image-22583" src&equals;"https&colon;&sol;&sol;youshofanclub&period;com&sol;wp-content&sol;uploads&sol;2021&sol;01&sol;IMG&lowbar;9616-1&period;jpg" alt&equals;"" width&equals;"500" height&equals;"375" &sol;><figcaption id&equals;"caption-attachment-22583" class&equals;"wp-caption-text">議会議事堂を東側入口から見たところ。ふだんであれば、観光客がこうして自由に歩くことができる。2021年1月6日の議事堂乱入をきっかけに、パンデミックが終わった後でもこうした自由がなくなることが予想される。<&sol;figcaption><&sol;figure>&NewLine;<p>いつもの年なら多くの観光客が歩きまわっている議事堂周辺に警護の州兵が並んでいる写真には暗い気分になる。しかし、就任式ではレディー・ガガが国歌を斉唱し、女性詩人のアマンダ・ゴーマンが詩を朗読することになっている。アメリカ史上最も多様性があるバイデン新政権を象徴するイベントになりそうだ。<&sol;p>&NewLine;<p><a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;poets&period;org&sol;inaugural-poems-history">大統領就任式に詩人が招かれ、式のために作った詩を朗読する<&sol;a>という伝統はそう古いものではない。1961年にジョン・F・ケネディがロバート・フロストを招いたのが最初だ。次は1993年のビル・クリントンの就任式で、マヤ・アンジェロウが朗読した詩は『<em>On the Pulse of Morning&colon; The Inaugural Poem<&sol;em>』として書籍化され、ベストセラーになった。クリントンの二度目の就任式ではミラー・ウィリアムズが「Of History and Hope」を読み、2009年のオバマ大統領の最初の就任式ではエリザベス・アレクサンダーが「Praise Song for the Day&comma; Praise Song for Struggle」を、二度目の就任式にはリチャード・ブロンコが「One Today」を読んだ。オバマの次のトランプ大統領は就任式に詩人を招かなかった。<&sol;p>&NewLine;<p>バイデンはトランプが中断した伝統を再開するだけでなく、その重要な役割に22歳の黒人女性のアマンダ・ゴーマンを選んだ。大統領夫人になるジル・バイデンは以前からゴーマンと彼女の作品のことを知っていて、推薦したのは彼女だと言われている。コミュニティカレッジでフルタイムの教授として英文学を教えているジル・バイデンは、上院議員の妻、子育て、教師という3つの仕事を兼業しながらも夜間に勉強を続け、15年かけて学士号2つと教育博士号を取得した努力家である。彼女がこれまで教えてきた生徒には、移民や恵まれない環境で働きながら学ぶ者が多い。彼らから「ドクター・バイデン」として親しまれているジル・バイデンは、ファーストレディになっても教え続ける意図を明らかにしている。<&sol;p>&NewLine;<p>そんなドクター・バイデンが選んだゴーマンはどんな人物なのだろうか?<&sol;p>&NewLine;<p>ロサンゼルスで教師をする母に育てられたゴーマンは子供の頃に発話障害があったということで、吃音があったジョー・バイデンとの共通点がある。子供の頃から読書と文章創作が好きで、特にフェミニズム、人種差別、社会から見過ごされてる人々に関心がある。15歳の頃にロサンゼルスの青少年桂冠詩人(youth poet laureate)に選ばれ、翌年には『<em>The One for Whom Food Is Not Enough<&sol;em>』という詩集を刊行した(現在は入手できない)。その2年後、ハーバード大学の2年生のときにアメリカで初めての全米青少年桂冠詩人(national youth poet laureate)に選ばれた。ボストン・ポップス・オーケストラやハーバード大学学長就任式で詩を読み上げたり、ダンサーとのコラボレーションをしたことでも知られ、詩のパフォーマンスではかなり知られているようだ。<&sol;p>&NewLine;<p><iframe src&equals;"https&colon;&sol;&sol;www&period;youtube&period;com&sol;embed&sol;2eJfmvAHUsk" width&equals;"560" height&equals;"315" frameborder&equals;"0" allowfullscreen&equals;"allowfullscreen"><&sol;iframe><br &sol;>&NewLine;バイデンの就任式でゴーマンが読む詩のタイトルは「<em>The Hill We Climb<&sol;u><&sol;em>」ということだ。次期大統領夫妻とホワイトハウスからは特定の指示はないものの、他人を侮辱したり中傷したりするものではなく、「結束(unity)」と「希望&lpar;hope&rpar;」を強調するものであるよう頼まれているようだ。<&sol;p>&NewLine;<p>ジョー・バイデンはアメリカ史上最も高齢の大統領になるのだが、その就任式で詩を読むのはこれまでで最も若い詩人だ。派手ではないが、歴史に残る象徴的な就任式になりそうだ。<&sol;p>&NewLine;

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