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18世紀アメリカに実存した助産師をモデルにした歴史スリラー The Frozen River

<p>&nbsp&semi;<&sol;p>&NewLine;<p><img class&equals;"wp-image-28455 alignleft" src&equals;"https&colon;&sol;&sol;youshofanclub&period;com&sol;wp-content&sol;uploads&sol;2024&sol;01&sol;91eaYIRwX0L&period;&lowbar;SL1500&lowbar;&period;jpg" alt&equals;"" width&equals;"91" height&equals;"138" &sol;><&sol;p>&NewLine;<p>&nbsp&semi;<&sol;p>&NewLine;<p><a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;amzn&period;to&sol;4b5pMvA">Amazon&period;com<&sol;a><&sol;p>&NewLine;<p><a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;amzn&period;to&sol;4baWLys">Amazon&period;co&period;jp<&sol;a><&sol;p>&NewLine;<p>&nbsp&semi;<&sol;p>&NewLine;<p>&nbsp&semi;<&sol;p>&NewLine;<p><&excl;--more-->作者: Ariel Lawhon<br &sol;>&NewLine;Publisher ‏ &colon; ‎ Doubleday<br &sol;>&NewLine;刊行日:December 5&comma; 2023<br &sol;>&NewLine;Hardcover ‏ &colon; ‎ 448 pages<br &sol;>&NewLine;ISBN-10 ‏ &colon; ‎ 0385546874<br &sol;>&NewLine;ISBN-13 ‏ &colon; ‎ 978-0385546874<br &sol;>&NewLine;対象年齢:一般(PG15&plus;&rpar;<br &sol;>&NewLine;読みやすさレベル:7<br &sol;>&NewLine;ジャンル:歴史小説<br &sol;>&NewLine;テーマ、キーワード:18世紀後半のアメリカ、助産師、実際のレイプ事件、建国時代アメリカの一般社会<&sol;p>&NewLine;<p>1789年アメリカ東北部のメイン州にある小さな町Hallowellが舞台。川が凍てつく厳冬のさなかに男の死体が見つかった。検死を頼まれた助産師のMartha Ballardはそれが殺人によるものだと判定するが、地元の判事が外部から招いた若い医師はよく調べもせずに事故死と決めつける。この事件の前に、若い牧師の妻がレイプされる事件があり、Marthaはその証言者のひとりとして関わっていた。レイプの被害者Rebecca Fosterは判事を含む地元の有力者2人を加害者として名指し、信頼するMarthaに内情と恐れを打ち明けた。しかし、住民のほとんどは有力者の判事側につき、Rebeccaは嫌がらせや脅迫などの二次被害を受け続けていた。裁判で証言する予定のMarthaに対してもその被害は波及しつつあった。その不穏な状況の中でMarthaは殺人事件の真相を探ろうとする&&num;8230&semi;。<&sol;p>&NewLine;<p>このスリラーは、女性が医師になることが許されなかった18世紀のアメリカで実際に存在した助産師のMartha Ballardをモデルにした歴史小説である。Marthaは測量士の夫とともにマサチューセッツ州のOxfordからメイン州のHallowellに移住し、その地で800人以上のベビーの誕生を介助した。医師が常駐しない地域なので、Marthaは出産の介助だけでなく、病人やけが人の治療、そして検死も担当した。この歴史小説の中心になっているレイプ事件も実際に起こったことであり、Marthaはそれにも深く関わった。<&sol;p>&NewLine;<p>なぜMartha Ballardが歴史的に重要かというと、女性の半数以上が文盲(非識字)だった時代に27年にわたる緻密な日記を書き残したからである。Barthaの日記には、出産や治療のほかにも天候や日常生活、地元の人々の状況も記されており、当時の社会状況を女性の視点で理解すること役立っている。実際の日記に興味がある人は、この<a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;dohistory&period;org&sol;diary&sol;">サイト<&sol;a>が素晴らしいので、ぜひ読んでみてほしい。<&sol;p>&NewLine;<p>近年Martha Ballardが注目されるようになったのは、1991年刊のA Midwife&&num;8217&semi;s Tale&colon; The Life of Martha Ballard&comma; Based on Her Diary&comma; 1785-1812がピューリッツァー賞を受賞し、PBSでドキュメンタリーが放映されたのがきっかけだった。けれども幅広く知られるには至らなかったので、この小説でMarthaを知った読者は多いだろう。<&sol;p>&NewLine;<p>この小説のMarthaはかなり現代的な女性だが、実際にはもっと宗教的で保守的な考え方だったと思われる(それでもその当時では急進的ととらえられていた可能性が高い)。そういうことも考えると、やはり世界は進歩してきたのだと思わずにはいられない。<&sol;p>&NewLine;

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