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政治に食い込んで堂々と被害者を増やし続けるマルチ商法への警告 Selling the Dream

<p><img class&equals;" wp-image-28646 alignleft" src&equals;"https&colon;&sol;&sol;youshofanclub&period;com&sol;wp-content&sol;uploads&sol;2024&sol;05&sol;71r7tR3mTL&period;&lowbar;SL1500&lowbar;&period;jpg" alt&equals;"" width&equals;"118" height&equals;"182" &sol;><&sol;p>&NewLine;<p>&nbsp&semi;<&sol;p>&NewLine;<p><a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;amzn&period;to&sol;3UEULbv">Amazon&period;com<&sol;a><&sol;p>&NewLine;<p><a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;amzn&period;to&sol;3UeY3AY">Amazon&period;co&period;jp<&sol;a><&sol;p>&NewLine;<p>&nbsp&semi;<&sol;p>&NewLine;<p>&nbsp&semi;<&sol;p>&NewLine;<p><&excl;--more--><br &sol;>&NewLine;作者:Jane Marie<br &sol;>&NewLine;Publisher ‏ &colon; ‎ Atria Books &lpar;March 12&comma; 2024&rpar;<br &sol;>&NewLine;Language ‏ &colon; ‎ English<br &sol;>&NewLine;Hardcover ‏ &colon; ‎ 320 pages<br &sol;>&NewLine;ISBN-10 ‏ &colon; ‎ 1982155779<br &sol;>&NewLine;ISBN-13 ‏ &colon; ‎ 978-1982155773<br &sol;>&NewLine;対象年齢:一般(PG15、セックストーイのマルチ商法も出てくる&rpar;<br &sol;>&NewLine;読みやすさレベル:6<br &sol;>&NewLine;ジャンル:ルポ<br &sol;>&NewLine;キーワード:マルチ商法、MLM(マルチレベルマーケティング)、Amway&comma; Mary Kay&comma; Tupperware&comma; LuLaRoe<&sol;p>&NewLine;<p>&nbsp&semi;<&sol;p>&NewLine;<p>「マルチ商法」とか「ねずみ講」については、よく知らなくても一度は耳にしたことがあるだろう。厳密には「マルチ商法」と「ねずみ講」は異なる。ねずみ講とは、加入者が下位の会員をねずみ算的に増やしていくことによって、加入金以上の利益を得ることを内容とするシステムであり、一般的に商品は介在しない。ねずみ講はアメリカでも日本でも違法である。<&sol;p>&NewLine;<p>しかしマルチ商法(MLM&comma;マルチレベルマーケティング)は、合法的に存続している。その多くがアメリカ生まれであり、アムウェイはその代表的な存在だ。アムウェイの日本のサイトに行くと「<a href&equals;"https&colon;&sol;&sol;soudanshitsu&period;amway&period;co&period;jp&sol;content&sol;faq&sol;index&sol;hyouban&sol;nezumikou&period;html">アムウェイはねずみ講とは違うのですか?<&sol;a>」という質問に答えるページもあり、「アムウェイ・ビジネスは、こうしたねずみ講とは異なり、人から人への製品の流通が成立して初めて収入を得る仕組みです。したがって、勧誘自体が自分の収入になることはなく、対面で製品を紹介・販売することで初めて収入を得ることができます。製品の紹介や販売に当たっては、品質の高い製品を紹介し、紹介された人も納得して製品を購入していることから、現在まで多くの方に広まっています」と説明されている。<&sol;p>&NewLine;<p>これで安心して加わる人もいると思うのだが、その現実は、被害者の視点からはねずみ講とそう変わらないのである。<&sol;p>&NewLine;<p>多くの人は、信頼している家族や友人から「人との交流を楽しみながら経済的に独立するチャンスがある」と誘われて加入する。「商品を売ればちゃんと収入があるのだから、頑張れば会社勤めよりも高収入が得られる」とチャレンジ精神で努力もする。最初のパッケージはそんなに高くないからリスクは低そうだが、それらには売れ筋の商品が含まれていない。売れ筋の商品を得るためにはもっとハイレベルのメンバーになる必要があり、そのためには高額の商品をたくさん仕入れなければならない。売る相手は限られているから、そのうちに顧客を枯渇させることになる。<&sol;p>&NewLine;<p>一方で会社が開催するカンファレンスへの参加も自費である。そこで再び意欲を煽り立てられ「収入がないのは自分の努力が足りないからだ。もっと努力せねば」と言い聞かせる。そして、商品を売るよりも効果的なメンバー勧誘を行うようになる。<&sol;p>&NewLine;<p>エミー賞など数々の報道賞を受賞している作者のJane Marieは、このマルチ商法が特にアメリカの地方の女性たちをターゲットにしていることに注目している。職があまりなく、しかも女性が子育てと家族の世話をすることを期待されているアメリカの地方では、「経済的に自立できる」という誘い言葉は魅力的である。商品販売のためのパーティは楽しく、「仕事」という言い訳で子育て以外の楽しみの機会を持つことも魅力だ。そして、人とのつながりが重要な地方では、教会での知り合いや友人、家族からの勧誘は疑うことなく信用してしまう。<&sol;p>&NewLine;<p>問題は、合法であるマルチ商法で収入を得る人はほぼ皆無だということだ。ほぼ全員が収入ではなく借金を得る。Marieが取材した人たちは、何年も努力したあげく何十万、何百万円もの赤字を抱えてからようやく諦めている。<&sol;p>&NewLine;<p>なぜこれらの会社が合法にビジネスをやっているのか不思議に思う人はいるだろう。それについてもMarieは説明している。大手のマルチ商法の企業は共和党、民主党にかかわらず政治家と強いつながりを持ち、強力な弁護士チームを抱えている。また、アメリカでの収入が規制されても、中国、韓国、日本といった海外での収入が多い(アムウェイの中国と韓国での収入は本国アメリカより多い)ので平気なのだ。<&sol;p>&NewLine;<p>私も有名なマルチ商法をやっている知人から「すごく良いビジネスチャンスの話があるから、今度お茶しない?」といった言葉で誘われたことが何度かある。そのたびに「私はあまのじゃくだから、勧められたものを買うのも、決められたものを売るのもすごく苦手なんで」と商品の購入もせず、お茶もしなかったのだが、気が弱い友人たちはいくつか買っていた。なんとなく断れずに入り込んでしまう人もなかにはいるのだろうと思った。<&sol;p>&NewLine;<p>だからこそ、マルチ商法やねずみ講についての本はこれまでにもたくさん出ているけれど、Jane Marieの新刊を多くの人に読んでもらいたいと思った。この本は読みやすく書かれているし、マルチ商法で設けているのはトップだけであり、下部の販売者たちは無料奉仕どころか自分のお金を使って彼らに尽くしているだけだとわかるから。<&sol;p>&NewLine;<p>経済的に独立したい働き者の女性たちをこれ以上食い物にしてほしくないので、ぜひ読んで情報を広めていっていただきたい。<&sol;p>&NewLine;

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