PWベストセラーリスト(ペーパーバック編)

以下はペーパーバック洋書ベストセラーのパブリッシャーズ・ウィークリー版(15日)。

1.The Shack by William P. Young

評論家に無視された無名作家のこの作品がなぜ口コミであっという間にベストセラーになったのか?それは、アメリカ版「一杯のかけそば」的なキリスト教徒としての感情に訴えかけるからだという見方がある。日本人にはどうか、と思うが、たやすく感動したい人にはよいかもしれない。

2.The Audacity of Hope by Barack Obama

いわずと知れた次期大統領バラク・オバマによる本。

3.Dreams from My Father by Barack Obama

これも、いわずと知れた次期大統領バラク・オバマによる本。

4.A Thousand Splendid Suns by Khaled Hosseini

The Kite Runnerの作者による第2作。読者の評価は一般的に高い。

5.Marley & Me by John Grogan

「馬鹿な子ほど可愛い」の犬版ノンフィクション。映画が公開されたのでまたペーパーバックが売れている。

6.Team of Rivals by Doris KearnsGoodwin

リンカーン大統領がライバルをどう取り扱ったかを歴史的に解説するこの本は、次期大統領オバマの愛読書ということで、中高年の男性に非常に人気がある。

7.Three Cups of Tea by Greg Mortenson & David Oliver Relin

登山家がパキスタンの貧しい村に学校を建てることを約束し、それを実現するに至った健闘を描いたノンフィクション。読者から絶大な支持を得ている。アメリカ人の慈善精神に訴えるのだろう。

8.Eat, Pray, Love by Elizabeth Gilbert.

離婚したばかりの作者が、一年かけてイタリア、インド、インドネシアを旅し、癒しと愛を求めた記録。ノンフィクション。

9.The World Almanac and Book of Facts 2009

10.       The Appeal by John Grisham

発売時にプロの評論家からの評価が高かった作品。いつもと違って評論家からのウケがよいと売れないかもしれない、といった作者のジョークを覚えているが、売れる売れないは別として読者の評価はいつもより低い。

11.       Change of Heart by Jodi Picoult

書いたものが必ずベストセラーになるPicoultゆえに不思議はない。だが、この作品はいつもよりも完成度が低いようである。読者の評価もやや低い。

12.       Halo: The Cole Protocol by Tobias S. Buckell

SF/アクションのジャンル。シリーズもの。

13.       Revolutionary Road by Richard Yates

映画になったので再発掘された1961年の作品。

14.       Rachael Ray’s Big orange book

食と調理ばかりを扱ったフードチャンネルで大スターになったレイチェル・レイ。

15.       Diners, Drive-ins and Dives by Guy Fieri with Ann Volkwein

これもフードチャンネル関係の本。

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