謎解きが魅力の児童書-The Mysterious Benedict Society

作者:Trenton Lee Stewart
出版日:2007年3月
児童書(9-12歳)/ファンタジー

冒険と謎解きが好きな子供と(子供らしさを失っていない)大人におすすめ

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孤児院の学校では優秀すぎて友達ができない11歳のReynieは、「gifted children(天賦の才がある子。マルチプルインテリジェンスによる定義なので日本語の天才児とは異なる)に特別な機会を与える」という新聞広告に応えてテストを受ける。だが、このテストがとても奇妙なのだ。ただ勉強ができるだけでは合格できない難関のテストに受かったReynieは、自分とは異なる才能(この作品ではマルチプルインテリジェンスが鍵のようです)を持つKate, Constance, Stickyの3人と出会う。
彼らを集めたのは、ナルコレプシーがある奇妙だけれども親しみのわくMr.Benedict。Mr.Benedictは、世界制覇をたくらむMr. Curtainの野望を阻止するために、才能がある子供たちをトレーニングしているのだった。
Reynieたちは、それぞれの特性を生かしてMr. Curtainの悪の計画を調査する。

●ここが魅力!
普通の社会にフィットインできない子供たちがそれぞれ独自の才能を生かして悪と戦う、というプロットだけでなく、ユニークな登場人物や謎解きの楽しさなどが詰まっています。ハリー・ポッターほどではありませんが、根底にちゃんとした社会哲学があります。大人のハリー・ポッターファンには物足りなさを感じるかもしれませんが、謎解きや冒険、友情などポッターファンの子供たちには喜ばれる要素がそろっています。

●読みやすさ ★★★☆☆
基本的には簡単な英語ですが、500ページ以上の長編というのが問題かもしれません。また、ストーリーだけを追いたい方には、展開がスローすぎるように思えるでしょう。でも、長いがゆえに通常の児童書よりも大人にとっては読み応えがある内容になっていることも確かです。
すでに薄い児童書やヤングアダルト(なぜかたいていYAのほうが9-12歳向け児童書よりも英語は簡単)に慣れている方で、大人の作品に移る前の段階の方におすすめです。
また、幼いお子さんと一緒に英語を勉強しているご両親におすすめの書です。
もし私の娘がまだ幼かったら、きっと私は声に出して読み、途中で「(登場人物の子供たちが)どうやって解決すると思う?」とたずねたり、「どういうシチュエーションなのかわかる?絵に描いてみようか」と提言して、彼女に能動的な参加をさせたと思います。なんせ、Kids Power!が魅力の本ですから。その後で読み進め、予測が正しかったか間違っていたかを親子で語り合えるのも楽しみになるでしょう。

●アダルト度 ☆☆☆☆☆
悪人も出てきますが、ハリー・ポッターのような怖さは感じません。
ハッピーエンドですから、安心して読めます。

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