BEA報告-ニューヨーク市まで行って隣人のプロジェクトを知る

ニューヨーク市のBEAでひょっこり出くわしたのは、わが家から一軒だけ離れたお隣さんのスコット(ファーストネーム)。料理がすごく上手でとってもいい人なのだけれど、いったん喋り始めると2、3時間はノンストップで話せるというちょっと恐ろしい癖があります。MIT(マサチューセッツ工科大学)出版との企画で2日間だけ来たとのこと。私が読まないユダヤ教の学術的な分野が専門の作家なのですが、彼が「今こういう本にも関わっているんだ」と見せてくれた本のPR用パンフを見てびっくり。実は私が注目していたアート本のひとつだったのです。

Asylum_2 

2009年9月にMIT Pressから発売予定のAsylumは、アメリカで最大規模の精神科病院の廃墟の写真を中心に、エッセイでアメリカの精神医療の歴史を振り返るものです。鳥肌が立つほどパワフルで芸術的な写真のサンプルを見て、「ぜひ入手したい」と思っていたのでした。
それを伝えると、「9月だから完成まではまだまだ。できたら持ってゆくよ」とのこと。それよりもスコットは「掘り出しものの中華料理店をみつけたから、今度一緒に行こう」とか「レキシントン公立学校の教育は私立よりもよい。うちの息子は…」といつもの話題に切り替え。ニューヨーク市のBEAでもお隣さんの井戸端会議になってしまうのでした。

渡辺由佳里 Yukari Watanabe Scott についてhttp://youshofanclub.comエッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家、マーケティング・ストラテジー会社共同経営者。兵庫県生まれ。 助産師としてキャリアをスタート。日本語学校のコーディネーター、外資系企業のプロダクトマネージャーなどを経て、 1995年よりアメリカに移住。 2001年に小説『ノーティアーズ』で小説新潮長篇新人賞受賞。翌年『神たちの誤算』(共に 新潮社刊)を発表。他の著書に『ゆるく、自由に、そして有意義に』(朝日出版社)、 『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)、『どうせなら、楽しく生きよう』(飛鳥新社)など。 最新刊『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』(晶文社) ニューズウィーク日本版とケイクスで連載。 翻訳には、糸井重里氏監修の訳書『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社)、『毒見師イレーナ』(ハーパーコリンズ)など。 連載 Cakes(ケイクス)|ニューズウィーク 日本版 洋書を紹介するブログ『洋書ファンクラブ』主催者 Author, translator, and English book reviewer for Japan Market. Author of "500 best books written in English" for the Japanese market. English book reviewer for Newsweek Japan. Amazon.co.jp Top 500 reviewer.

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