BEA報告-アメリカでは自費出版が元気になっている

昔は「自費出版」というと「できが悪くてどこの出版社も手を出さなかった作品」という見方が強かったのですが、最近は自費出版からニューヨークタイムズ紙ベストセラーになったStill AliceやAmazon Encoreの第一弾に選ばれたLegacyのような例もあり、stigmaがなくなってきました。Book Expo Americaの規模が大幅に縮小しつつあるなか、今年は史上初の自費出版Bookフェアが開催されることになっています。大手出版社にとっては寂しさが漂う今年のBEAですが、自費出版やインディ出版にとっては「これまでで最も手ごたえが良いBEA」だったようです。自費出版の世界で最も知名度が高いのは、Lisa GenovaがStill Aliceを自費出版するときに使ったiUniverseでしょう。
こんなふうに、予算やニーズにあわせていろんなパッケージから選べます。簡単明瞭なシステムでしかも透明性が高いので、日本の自費出版で問題になっている「だまされた」という苦情が発生しにくいのです。600ドル(約6万円)で本を出版でき、一番デラックスなサービスでも20万円ちょっと、というのは魅力ですよね。

Iuniverse

そのiUniverseを使って自費出版した作家たちから次の2作をいただきましたので、「必ずちゃんと読んでAmazon.comに書評を載せます」と約束しました。特にCurrently DeadのBob Goodさんはユーモアたっぷりの好人物。この方が書いたユーモアSFということですから、期待も高まります。

http://rcm.amazon.com/e/cm?t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&asins=0595457843&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1
http://rcm.amazon.com/e/cm?t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&asins=0595476910&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1

渡辺由佳里 Yukari Watanabe Scott についてhttp://youshofanclub.comエッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家、マーケティング・ストラテジー会社共同経営者。兵庫県生まれ。 助産師としてキャリアをスタート。日本語学校のコーディネーター、外資系企業のプロダクトマネージャーなどを経て、 1995年よりアメリカに移住。 2001年に小説『ノーティアーズ』で小説新潮長篇新人賞受賞。翌年『神たちの誤算』(共に 新潮社刊)を発表。他の著書に『ゆるく、自由に、そして有意義に』(朝日出版社)、 『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)、『どうせなら、楽しく生きよう』(飛鳥新社)など。 最新刊『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』(晶文社) ニューズウィーク日本版とケイクスで連載。 翻訳には、糸井重里氏監修の訳書『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社)、『毒見師イレーナ』(ハーパーコリンズ)など。 連載 Cakes(ケイクス)|ニューズウィーク 日本版 洋書を紹介するブログ『洋書ファンクラブ』主催者 Author, translator, and English book reviewer for Japan Market. Author of "500 best books written in English" for the Japanese market. English book reviewer for Newsweek Japan. Amazon.co.jp Top 500 reviewer.

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