ランダムハウスがiPadとの交渉で狙っていること

 Networkworld.comによると、デジタル市場でトップの大手出版社Random House社がiPadとの提携交渉を長引かせている様子です。

ピクチャ 3

iPadのiBookstoreが出版社に出した条件は、出版社がデジタル価格を決め、アップル社がその30%をコミッションとして取るというAmazon.comよりも出版社の権利が大きいものです。

興味深いのは、Amazon.comとKindleの価格設定でもめているHachette Book Group, Penguin, HarperCollins,  Macmillianといった競合が、アップル社の条件を容易に受け入れているにもかかわらず、Amazon.comでのKindle版9.99ドルでまったく文句をつけていないRandom HouseがApple社との条件をそのまま受け入れようとしないところです。Networkworld.comは、よりよい条件を得ようとするためのRondom Houseのポーズではないか、と見ています。デジタル市場を主要戦略にしているRH社の目標は、Amazon.comのようにこの分野の王者の地位を保つこと。他社よりベターな条件を得ようと「だめもと」でごねるのは当然でしょうね。

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