2010年ノーベル文学賞はペルーのマリオ・バルガス・リョサ

と決定しました。

Mario Vargas Llosa(マリオ・バルガス・リョサ)は、ペルーの作家で、小説家、エッセイスト、ジャーナリスト、という文筆業だけでなく、大統領選に出馬してフジモリ氏に破れた政治家でもあります。ノーベル文学賞には、このような政治色があることが多いですよね。

受賞の理由は、 "for his cartography of structures of power and his trenchant images of the individual's resistance, revolt, and defeat"と、「権力構造を明瞭に示し、人々の抵抗、反抗、そして敗北のイメージを鋭く表現していること」と、やはり政治的な要素が強いようです。

リョサは、Leoncio Prado Military Academyという軍隊アカデミーでの体験を活かしたLa ciudad y los perros(The Time of the Hero)でデビューしました。彼は大学時代にはマルクス主義を学んで共産主義を強く信じ、多くのラテンアメリカの知識人のようにキューバ革命の支持者でした。けれども、詩人のHerberto Padillaが投獄されたPadilla事件をきっかけに極端に左寄りの思想を捨てて自由主義に変わって行きます。

ちなみに、姓に匹敵するバルガスとリョサは、バルガスが父系の姓でリョサが母系の姓。その両方をくっつけるのが習わしのようですね。最近はアメリカでも私の知人のように、子供の姓が父と母の名前をハイファンでくっつけたものだったりします。他にもアメリカにはミドルネームがあるのが当然ですし、英国の貴族には沢山ファーストネームがあったりしますし、名前ってのはややこしいですね。

日本語と英語に翻訳されている最近の作品にはこのようなものがあります。

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