現代とフランス革命時代を舞台にした歴史YA小説 Revolution

Jennifer Donnelly
ハードカバー:496ページ
Delacorte Books for Young Readers
 2010/10/12
歴史小説/YA/冒険ロマンス

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名門私立高校に通う17歳のAndiは、10歳の弟がある事件で死んで以来、自分を責めて自暴自棄になっている。弟が死ぬ前から研究ばかりで家庭を顧みなかった父は、ノーベル賞を取り、現在は若い恋人と暮らしている。フランス人で画家の母は、死んだ息子のポートレートだけを狂ったように描き続けている。Andiにとっての救いは、音楽だけだった。



「天才」に属する頭脳を持ちながらも勉強を含めて生きる意欲をすっかり無くしているAndiは、校長から卒業できない可能性があると言い渡される。学校から通知を受けた父は、それまで娘のことをまったく気にもかけなかったにもかかわらず、自分が仕事で訪れるフランスにAndiを伴わせ、母親を精神病院に入院させてしまう。母の安否を心配するAndiに、父は帰国の条件として「卒業するために立派な卒業論文を書く」ことを要求する。

フランスに到着したAndiは、父の友人「G」が発見した古いギターを受け取る。なぜか死んだ弟が残した鍵がそのギターの秘密の隠し場所を開けることができ、中から古い日記が出てくる。その日記には、マリー・アントワネットの息子ルイ・シャルルの付き人になった17歳の少女の運命が綴られていた。卒業論文のテーマとして、フランス革命時代の作曲家Amade Malherbeau(架空の人物)から現代音楽への発展を選んで調査を始めたAndiは日記に奇妙に引きずり込まれて行き、ある日、フランス革命時代に飛んでしまう。

●ここが魅力!

Donnellyの作品では初めてフランスが舞台です。
それも、よく使われているフランス革命の時代を使ったものですが、決して古い感じはありません。
大金持ちや有名人の子弟が通う、特別な私立高校の雰囲気もよく出ていますし、音楽好きにとっては(特に私にとって懐かしい)レッド・ツェッペリンの「Stairway to Heaven」やピンク・フロイドの「Shine On You Crazy Diamond」などが良い味を加えています。
Andiのインド系優等生の親友(あまり登場しないのが残念ですが)Vijayのモーレツ教育ママが、娘が通う高校にもよく存在するインド人お母さんによく似ていて、笑えました。誇張に見えますが、まさにこのとおりなので。

Jennifer Donnellyの作品は、The Tea Roseなど、いずれも物語性が強く、読者をすんなりと引き込んでくれます。

ロマンスも含まれていますが、物語の中心ではありません。このくらいのほうがロマンチックではないかと思いました。Twilightのロマンスやベラの性格に飽きている方には、こちらのほうが主人公(たち)に歯ごたえがあって面白く感じるでしょう。

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●読みやすさ 中程度

YAにしては長めですし、歴史が入り込むので、Twilightよりも難しめだと思ってください。

●アダルト度

キス程度です。ロマンスはありますが、それが中心ではありません。中学生以上。

●Jennifer Donnellyのこれまでの作品

The Tea Rose

 

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