Category: 人間って面白い!と感じる本
ビジョンと脳の不思議な関係 The Mind’s Eye
Oliver Sacks288 pages(ハードカバー)Knopf(2010年10月26日発売)ISBN-10: 0307272087 ノンフィクション/神経科学/エッセイ http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0307272087 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0307272087 神経学者として興味深い症例について多くのエッセイを書いて来たオリバー・サックス博士の最新刊は、ビジョンと脳に関するいくつかのエッセイを集めたものである。
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ごみ屋敷を作る人々の謎ーStuff
Randy O. FrostGail Steketee 304ページ(ハードカバー)Houghton Mifflin 2010/4/20心理学/精神医学/事例 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=015101423X http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=015101423X 誰でも一度は「ごみ屋敷から死体発見」といったニュースを耳にしたことがあるのではないでしょうか。家中ぎっしり天井までうずたかく物が積み上げられているような状態の家は世界中にけっこう存在するようで、そういったためこみ行動を英語ではhoardingと呼びます。スミス大学の心理学教授Frostとボストン大学の学者Steketeeの2人が、病的なレベルまで物をためこむ興味深い症例を通じて分析を試みたのがこの本です。 病的なhoardingにはある種の共通点があるようです。ひとつは、ため込みをする人の多くが、知性が高く、好奇心が旺盛で、すべてのオブジェクトに特性を見いだすことができ、チャンスを逃すのが嫌い、ということです。コレクターはこの特長にぴったり当てはまります。物に対して「一期一会」と思うので、見つけると入手せずにはいられず、物へ感情移入し、決断力がないから捨てられません。 これまでhoardingはOCD(Obsessive Compulsive Disorder, 強迫性障害)の一部として扱われてきましたが、FrostとSteketeeは、それに疑問を抱いていました。というのは、OCDの場合の儀式は不安を取り除くための強迫行為なのですが、ためこみをする人はためこむことに喜びを感じます。そもそも、物を手に入れてため込む、というのは衝動なので、ギャンブルのようなImpulse Control…
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優れたストーリーテラー-Jodi Picoult
Jodi Picoultは、好きというよりもストーリーテラーとしての力量を尊敬している作家です。毎年のように新刊を上梓する多作にもかかわらず、社会的に異論の多い重いテーマを取り上げ、綿密な取材をしたうえで、「あなたなら、どうする?」と問いかける作品に仕上げます。Picoultのお得意は、時事、医療、法律を織り込んだ心理スリラーです。登場人物が多いので混乱しやすく、専門用語も頻発します。慣れれば読みやすい作家ですが、英語に慣れている必要はあります。読みやすさのレベルは★★☆☆☆です。 最近発売された「Handle With Care」はすぐさまニューヨークタイムズ紙の1位に踊り出ました。それだけファンが多いということでしょう。あまりにも作品数が多いので、Jodi Picoultを読んだことがない方はどれを手に取ればよいか迷うのではないかと思います。それぞれの書評は後日加えますが、とりあえず以下は私が個人的におすすめする順です。 1.My Sister’s Keeper http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=0743454537&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS1=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 http://rcm.amazon.com/e/cm?t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&asins=0743454537&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&fc1=000000&IS1=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 遺伝子操作や臓器移植などに関する生命倫理がテーマ。13歳のAnnaは、稀なタイプの白血病に罹患した姉を救うために、遺伝子操作(人工授精の受精卵で遺伝子が合致したもののみを着床させる方法)で生まれた。これまですでに何度もドナーの役割を果たしてきたが、ついに姉に腎臓提供をすることを求められる。子供を救うために新たな生命を生み出すことは倫理に反するのか?ドナーとして生まれた妹に拒否する権利はあるのか?兄弟や姉妹が難病にかかっているときに、ほかの子供たちが受ける心理的なトラウマとは?登場人物が多いにもかかわらず、それぞれの心理や理念が鮮やかに描かれている。読者が自分の信念を自問せずにはいられなくなる重い作品である。誰も予測できない結末には、しばし呆然とするだろう。 2. Nineteen Minutes…

