洋書初心者への「失敗しない完読テクニック」その5

Amazon.comを使った超簡単な「初めての洋書」の選び方

前置きが長くなりましたのでこの辺でAmazon.comを使った「初めての洋書」の超簡単な選び方をご紹介します。

1.Amazon.comBooksのページの左にあるカテゴリーから児童書(Children’s Categories)のページに行きます。Ages 9-12を選びます。(絵本ではない理由はこれまでに書いたので省略します)

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2.英語力というよりも好みを基準に「Ages 9-12」か「Young Adult(高校生対象)」を選びます。(912歳用では性的な表現がほとんどなく、人物描写はやや単純な傾向があります)

3.Avg. Customer Reviewで★4つ以上をクリックします。

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4.レビューアーの数と★の平均に注目します。これだけ多くの読者がいて平均レビューが良いというのは良い傾向ですね。それから価格にも注意します。最初は価格の安いペーパーバックを選びましょう

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5.Product Detailで注意する部分です。

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1)年齢912歳ですからOKですね。

2)ページ数:いきなり576ページというのはお勧めできません。

3)ジャンル:アクション、冒険、SF、ファンタジー、ホラーといったキーワードが並んでいます。 もし自分の好きな分野でない場合は、別の作品を探しましょう。

4)現代の作品かどうか、はここではわからないので、Editorial Reviewsで確認します。

5)忘れてはならないのは、この本がシリーズものかどうか、またシリーズであれば1冊目かどうかを確認することです。(これもEditorial Reviewsの部分を読めばわかります)

「この本はちょっと。。。」という結論に達したとしましょう。もう一度4.に戻って別の本を選びます。

.レビューアーの数が多くて★の平均が高く、ページ数が少なくて、現代のものですね。ホロコーストという深刻なテーマですが、心に残る良い本のようです。これが気に入ったとしましょう。

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7.次にあらすじと読者評価を読み、それからサンプルを読みます。読めそうだという感覚を得たらこれに決めます。

それからAmazon.co.jpや日本の書店から注文します。

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8.読書を始める前におおまかなあらすじを把握します。最初の本はスムーズに読めることを目指しますので、ネタばれでもよしとします。

.読書をいったん始めたら、わからない単語が出てきても辞書を引かずに読み続けます。

10.どうしても先に進めない場合には潔くやめ、失敗した理由を考えます。

個々の原因に応じて別の作品を選びなおします。

11.この方法に成功したら、しばらく似た作品を読み続けて完読の癖をつけます。

本の選び方、失敗したときの原因と解決策についてはまた別の機会にお話しましょう。

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