Category: 失敗しない完読テクニック
2023年「新年の抱負」ではなくて、「いつ始めて、いつ中断してもいいから、ゆるく続けようね」のメッセージ
大きな目標に向けて固く決意する「新年の抱負」は(特に私の経験では)三日坊主で終わることが多いものです。なので私はこのYouTubeビデオのように「アンチ新年の抱負」なのです。 新年だから「気持ちを切り替えて、新しいことに挑戦しよう」という気分になっている方にはぜひ新しい挑戦をしていただきたいと思っています。それが「洋書を読む」ということでしたら、なおさらいいと思います。ぜひ応援したいと思います。
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洋書初心者への「失敗しない完読テクニック」その5
Amazon.comを使った超簡単な「初めての洋書」の選び方 前置きが長くなりましたのでこの辺でAmazon.comを使った「初めての洋書」の超簡単な選び方をご紹介します。 1.Amazon.comのBooksのページの左にあるカテゴリーから児童書(Children’s Categories)のページに行きます。Ages 9-12を選びます。(絵本ではない理由はこれまでに書いたので省略します) 2.英語力というよりも好みを基準に「Ages 9-12」か「Young Adult(高校生対象)」を選びます。(9-12歳用では性的な表現がほとんどなく、人物描写はやや単純な傾向があります) 3.Avg. Customer Reviewで★4つ以上をクリックします。 4.レビューアーの数と★の平均に注目します。これだけ多くの読者がいて平均レビューが良いというのは良い傾向ですね。それから価格にも注意します。最初は価格の安いペーパーバックを選びましょう 5.Product Detailで注意する部分です。…
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洋書初心者への「失敗しない完読テクニック」その4
内なるミーハー心に素直に従おう 以前お話したように、読めば読むほど洋書の完読は簡単になってきます。 そのうちに外国語で読んでいることすら忘れてしまうでしょう。沢山読むためには、「読まねばならない」という本ではなく、「読みたい!」というパッションを与えてくれる本をみつけることです。何度も繰り返しますが、「知っている単語数がいくつだからこの程度の本」、という型にはまった考え方はやめましょう。(平均的アメリカ人よりも本を速く読む自信がある私ですが、今でも日本の大学入試では不合格になると思います)。 それよりも、内なるミーハー心に従って本を選ぶことのほうが大切です。でも、ミーハーになりきることは簡単なようでけっこう難しいものです。 他人の目を気にしてしまうのが人間の性ですから。 私 が学生時代に「砂の女」と「死霊」(もちろんいずれも日本語)を読んだ理由は、何を隠そうそのころ好きだった男性が読んでいたからです。アガサ・クリスティばかり読んでいる女だとは思われたくなかったわけですね。「死霊」シリーズは本棚の飾りになり、「砂の女」には不愉快にさせられました。 約20年前に「百年の孤独」と「バラの名前」を英語で読んだのも同じような理由です。だいたい、スペイン語とイタリア語で書かれた本の英訳を読むこと自体が馬鹿げているのですが、そのころ毎週のように英国風紳士的なデートに誘ってくれる素敵な英国人男性が「君はこれを読むべきだ」と言ったら馬鹿げているようには感じないのが不思議。 The Name of the Roseはミステリーなので面白かったですけれど、百年の孤独は私の英語のレベルでは苦痛そのものでした。こんなに努力したのに実はこの彼氏ゲイだったのですから...。「ぼくはゲイじゃないよ」と世間に信じていただくためのPRに使われていたと知っていたら「百年の孤独」を英語では読まなかったでしょう。 私が洋書を沢山読むようになったきっかけは、ジェフリー・アーチャー作の娯楽性が高いサスペンス「百万ドルを取り返せ」でした。ミステリーに始まり、ファンタジー、SF、ゴシックロマンス、といずれも軽く読み始められて「次に何が起こるのだろう?」とページをどんどんめくらせてくれる分野に進み、純文学やノンフィクションを洋書で楽しめるようになったのはアメリカに移住してから(15年くらい前)のことです。…
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洋書初心者への「失敗しない完読テクニック」その3
「お勉強癖」を捨てて読書体験を楽しみましょう 日本を離れてもう15年になるので、日本で今「多読多聴」なるものが流行っていることを最近まで知りませんでした。それと関連ある「フォトリーリーディング」はアメリカ発の速読法の一種なんですね。 本家らしき英語のサイトを読んでみると、私が「失敗しない完読テクニック」その2で書いたことにちょっと似ています。でも、根本的な部分が私と信念とは異なるので、ひとこと追記を。 フォトリーディングをはじめ、速読そのものを否定するつもりは毛頭ありません。 授業や論文のために大量の学術書を読まねばならない大学生や専門家には非常に役立つ技術でしょう。私自身、仕事などで短時間のうちに大量の専門書やニュースに目を通すときには、自然と身につけた速読をしています。 けれども、小説やお気に入りのノンフィクションを読むとなると話が違います。 たとえば、すばらしいシェフが時間をかけて作った5コースのフランス料理とソムリエが選んだワインを5分で食べ終えるのがよいことだと思う人はいませんよね。懐石料理でもそうです。空腹を満たすことよりも、場所の雰囲気、流れている音楽(あるいは静寂)、料理の色合い…など味以外の要素も含めて、食の体験全体を楽しんでいるはずです。 趣味の読書もそんなものだと思うのです。 私が何度も読み返す「In the Country of the Young 」(注:これは読みやすさのレベルとしては★★☆☆☆です)という本の第一章はこんなふうに始まります。…
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洋書初心者への「失敗しない完読テクニック」その2
日本人の悪い癖「完ぺき主義」を捨てましょう! 私が初めてイギリスに行ったときのことです。会話の途中で文法が間違っていることに気づくと、そこまで遡って、” I lived in Kyoto…(いやまだ住んでいるんだから) I live in…(いやいや、何年住んでいるかを説明する場合には現在完了形だから) I have lived in Kyoto for…
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洋書初心者への「失敗しない完読テクニック」
「洋書を読もう!」と決意した人が最初に犯す失敗には次のパターンがあるのではないでしょうか。 1)意気込みがありすぎて難解な本に挑む。 2)日本語で読んだかあるいはよく知っているクラシックを選ぶ。 3)自信がないので絵本からスタートする。 1)の問題は明らかですね。3ページまで読んだら偉いものです。 2)は洋書初心者のときに私も経験しました。「嵐が丘」に挑戦し、みごとに挫折!それからアガサ・クリスティ。クリスティファンだった私は英語で読んでちっとも入り込めないのに大ショックを受けました。クラシックは当時流行の言い回しや文体を使っていますからネイティブでも現代人には読みづらいのです。最初は現代の作品から始めましょう。 3)フランス語を習い始めたときに絵本を読みましたが、幼児用のストーリーには「次どうなるのか知りたい」という意欲がなかなかわきませんでした。まるで教科書を読んでいる気分になります。読みやすさは、必ずしも難易度ではなく、モチベーションを持たせてくれるかどうかにかかっています。 それでは、どんな本であれば失敗しないのでしょう? 1)学校で学ぶ程度の文法のもの。単語もできれば学校で習う程度が理想です。したがってネイティブの小学校高学年を対象とした本が適しています。最初はあまり美文ではないものがよいでしょう。 2)現代文学の中から選びましょう。 3)先を知りたくなるストーリー性があるものが理想です。子供もそうですから、小学生や中学生に人気がある分野はアニマル・ファンタジーやファンタジー、SFです。それらが苦手な方にはユーモアや風刺小説という手もあります。あまりにも子供じみた内容のものは避けましょう。読む気がうせますから。 それを念頭に、次はおすすめの本のサンプルです ステップ1(小学校3年生から高学年向け) このサイトの「読みやすさ★★★★」に相当します ●アニマル・ファンタジー(動物が主人公のファンタジー)…


