ロマン・ポランスキー赦免の嘆願書に署名した作家とアーティストたち

32年前、44歳のときに13歳の少女をレイプした罪でロサンジェルスで逮捕され、服役前にフランスに逃亡した著名な映画監督Roman Polanski(ロマン・ポランスキー)のことをご存知の方は多いと思います。
これまで逮捕の可能性がある国の訪問を避けて来たポランスキーですが、先月29日にスイスのチューリッヒ空港に到着したときにスイス警察に逮捕されました。

ナチスドイツの迫害をいき伸び、妊娠中の妻シャロン・テートを殺害されたポランスキーの精神的なダメージとはどんなものなのか想像もできません。また、当時13歳だった犠牲者のSamantha Geimerは"I have survived, indeed prevailed, against whatever harm Mr. Polanski
may have caused me as a child," そして "I got over it a
long time ago."と以前に語っています。

犠牲者本人が許しているのだからいいじゃないか、という考え方もあるでしょう。でも、役者になりたい13歳の少女に有名な映画監督がお酒を飲ませて行った性行為は(彼女の意思がどうであっても)犯罪行為には違いありません。私にとっては、未成年者との性交という行為そのものより、他人の人生を自分のそれよりも軽く扱う傲慢さが許せません。

渡辺由佳里 Yukari Watanabe Scott についてhttp://youshofanclub.comエッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家、マーケティング・ストラテジー会社共同経営者。兵庫県生まれ。 助産師としてキャリアをスタート。日本語学校のコーディネーター、外資系企業のプロダクトマネージャーなどを経て、 1995年よりアメリカに移住。 2001年に小説『ノーティアーズ』で小説新潮長篇新人賞受賞。翌年『神たちの誤算』(共に 新潮社刊)を発表。他の著書に『ゆるく、自由に、そして有意義に』(朝日出版社)、 『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)、『どうせなら、楽しく生きよう』(飛鳥新社)など。 最新刊『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』(晶文社) ニューズウィーク日本版とケイクスで連載。 翻訳には、糸井重里氏監修の訳書『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社)、『毒見師イレーナ』(ハーパーコリンズ)など。 連載 Cakes(ケイクス)|ニューズウィーク 日本版 洋書を紹介するブログ『洋書ファンクラブ』主催者 Author, translator, and English book reviewer for Japan Market. Author of "500 best books written in English" for the Japanese market. English book reviewer for Newsweek Japan. Amazon.co.jp Top 500 reviewer.

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