Category: 出版界のゴシップ

新企画「作家/翻訳家との、わくわく文学トーク」第一回

YouTubeチャンネルのほうで、以前からずっとやりたかった企画「作家/翻訳家との、わくわく文学トーク」を始めました。   第一回は、海外の純文学を専門に数多くの名作を翻訳されてきた小竹由美子さんです。 この中でじっくり語り合った作品2冊(『新・ジャンル別洋書ベスト500プラス』でご紹介している作品です)

ハリー・ポッターの著者J.K. Rowlingが偽名でミステリを出版していた

…という話だが、それが明らかになったいきさつが興味深い。 英国のThe Sunday TimesのArts部門の編集者Richard Brooksがスクープしたものだが、その発見が推理小説そのものなのである。 同僚がThe Cuckoo’s Callingというミステリについてツイートしていたところ、匿名のツイッターユーザーから「それはJ.K.Rowlingの作品だ」というリプライを受けたらしい。(その後、そのリプライは消去されてしまっているようだ)。そのいきさつについては、Business Insiderの記事が詳しい。

書店の生き残り術、ナンタケットスタイル

別荘を購入して20年以上になるので思い入れはたっぷりあるのですが、ナンタケット島というのは複雑な場所です。 自家用ジェット機で別荘に来るのは世界でもトップクラスの大富豪(マイクロソフトのビル・ゲイツやグーグルのエリック・シュミットなど)で、一年中島に住んでいるのは庭師、配管工、大工、といった豪邸を支えるワーキングクラスが大部分です。富豪の別荘からの税金や寄付があるから年中住んでいる住民の固定資産税の割合は低く、公立学校の設備ときたら有名私立なみです。けれども、富豪に対する心境が複雑なのは確かです。 高級感が高い観光地ですので、夏は町に美しい人々が溢れ、高級レストランも予約ができないほど混んでいます。けれども、シーズンが終わると、大陸から離れている島は空っぽになります。ですから島にある小さな本屋が生き残るのは以前から難しかったのですが、アマゾンの台頭でほぼ不可能になっていました。

なぜアマゾンはひとり勝ちするのか

最近アマゾン関係のEメールを相次いで受け取りました。そのうちの一つが、Amazonの"Powered by Amazon"の新しい出版プログラムを初めて活用する「The Domino Project」です。

パティ・スミスの次の本は探偵小説

Just Kidsで全米図書賞を受賞したパティ・スミス(Patti Smith)が、なんと今度はロンドンを舞台にした探偵小説を刊行するとのことです。

やはりオプラが選んだのはFreedomだった(+作家たちの論争)

先日オプラがフランゼンのFreedomをブッククラブの最後の本として選ぶかどうか、という話題を提供しましたが、さきほどの発表で、正式にFreedomだったことが判明しました。

オプラは最後のブッククラブにフランゼンのFreedomを選んだのか?

 トークショー司会者のオプラ・ウィンフリーがブッククラブに選んだ本は、必ずミリオンセラーになることで有名です。選ばれた本にはオプラのお墨付きマークが付き、全国の書店の最も目につく場所に山積みにされます。  

ロマン・ポランスキー赦免の嘆願書に署名した作家とアーティストたち

32年前、44歳のときに13歳の少女をレイプした罪でロサンジェルスで逮捕され、服役前にフランスに逃亡した著名な映画監督Roman Polanski(ロマン・ポランスキー)のことをご存知の方は多いと思います。これまで逮捕の可能性がある国の訪問を避けて来たポランスキーですが、先月29日にスイスのチューリッヒ空港に到着したときにスイス警察に逮捕されました。 ナチスドイツの迫害をいき伸び、妊娠中の妻シャロン・テートを殺害されたポランスキーの精神的なダメージとはどんなものなのか想像もできません。また、当時13歳だった犠牲者のSamantha Geimerは"I have survived, indeed prevailed, against whatever harm Mr. Polanski may have…