Battle of the Kids’ Books 第1ラウンド第5マッチの結果

School Library JournalのBattle of Kids' Books  第1ラウンド第5マッチの取り組みの結果が出ました。

対戦Marcelo in the Real World vs.
Marching for Freedom

Marcelo_March

そして勝者は..

Marching-250x250

Aaaaaaaaaaaaaa….初めての敗戦!(グレーな気分なので、グレー)

それも、「これが一番好き!」というMarcelo in the Real Worldなのに

やっぱりね。昨日悪い予感がしたんだわ。あれほど「政治的な観点から選ばないで欲しい」って言ったじゃないの〜

審判のGary Schmidtも、「ひとつはヤングアダルト対象でもうひとつは中学生対象の素晴らしい本を2つ比べさせる」ことの不公平さをまず嘆いています。

彼はどちらの本も徹底的に褒め、最後にこう結論を下しています。

I think I simply have to base this on overall achievement in the
field of children’s and young adult literature. If I could only pick one
of these to put into the hands of kids everywhere in North America,
which one?

児童とヤングアダルト文学の分野における総合的な達成度を基準にして選ぶしかないようだ。北アメリカに住むすべての子どもの手に渡す本をひとつだけ選べと言われたら、僕はどちらを選ぶだろう?

I’ll go with Marching for Freedom.

Marching for Freedomだな

And now, I think I’ll go cry for a while.

さてそれでは、これからしばらく泣こうと思う。

Schmidtの言い分もよく理解できます。どちらが子どもにとって「読むべき本」かというと、間違いなくMarching for Freedomですから。 でも、オリジナリティと作品の出来を考えたら、やっぱりMarceloのほうが個性がある優れものだと思うのですよね。

結局、何を基準にして選ぶかってことなんでしょう。

それにしても、

連勝ストップが悔しいよ〜 

渡辺由佳里 Yukari Watanabe Scott についてhttp://youshofanclub.comエッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家、マーケティング・ストラテジー会社共同経営者。兵庫県生まれ。 助産師としてキャリアをスタート。日本語学校のコーディネーター、外資系企業のプロダクトマネージャーなどを経て、 1995年よりアメリカに移住。 2001年に小説『ノーティアーズ』で小説新潮長篇新人賞受賞。翌年『神たちの誤算』(共に 新潮社刊)を発表。他の著書に『ゆるく、自由に、そして有意義に』(朝日出版社)、 『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)、『どうせなら、楽しく生きよう』(飛鳥新社)など。 最新刊『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』(晶文社) ニューズウィーク日本版とケイクスで連載。 翻訳には、糸井重里氏監修の訳書『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社)、『毒見師イレーナ』(ハーパーコリンズ)など。 連載 Cakes(ケイクス)|ニューズウィーク 日本版 洋書を紹介するブログ『洋書ファンクラブ』主催者 Author, translator, and English book reviewer for Japan Market. Author of "500 best books written in English" for the Japanese market. English book reviewer for Newsweek Japan. Amazon.co.jp Top 500 reviewer.

Battle of the Kids’ Books 第1ラウンド第5マッチの結果」への3件のフィードバック

  1. こんばんは。アリゾナのLibrarianです。つい最近この本Marcelo in the Real WorldをAudiobookで聞き始めていたので、ぜひ勝ってもらいたかったです。このBattle of the Kids’ Booksとは関係ないのですが、個人的には、The Curious Incident of the Dog in the Night-Time とかThe Perks of Being a Wallflower も好きです。

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  2. こんにちは。
    私も、The Curious Incident of the Dog in the Night-Time は大好きな本です。友達にプレゼントしようとして2冊買ったらその人が既に持っていたので家に2冊あるという…。The Perks of Being a Wallflower もけっこう好きでした。
    それでしたら、きっとこのブログに書いているThe London Eye Mysteryもお気に召すと思います。もう少し年下が対象ですが、プロットもなかなかのもので十分楽しめます。 http://watanabeyukari.weblogs.jp/yousho/2010/02/london_eye.html

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  3. ありがとうございます!近くの図書館にThe London Eye Mysteryありましたので、Marcelo…が終わったら聴いてみたいと思います。

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