明るい気分になりたいときに読み返す児童書ファンタジー「Howl’s Moving Castle」

Dianna Wynne Jones
ペーパーバック: 448ページ
出版社: Greenwillow Books
ISBN-10: 0061478784
ISBN-13: 978-0061478789
発売日: 1986年
ファンタジー/児童書(小学校高学年以上)

日本では宮崎駿(スタジオジブリ)の「ハウルの動く城」の原作として知られているが、それよりずっと前から英語圏の子どもの間で人気があった作品である。

原書はジブリの「ハウルの動く城」より登場人物も多いし、筋書きも複雑である。ソフィは三姉妹の長女で、従順すぎるくらい従順だけれど、Witch of Wasteに老女にされてしまってからは、「もうこの歳になったのだから、言いたいこと、言わせてもらいまっせ」という感じの豪快なキャラに変身する。
アニメのキャラクターも好きなのだが、私は原書のキャラたちのほうにもっと親しみを感じている。彼らのやりとりを読むと、お腹の底から笑いがこみあげる。

ソフィが風呂場を掃除した後にハウルの髪の色が変わってしまった後、パニックを起こして落ち込み、緑色のドロドロが出てくるが、あれはジブリのオリジナルではなく、原作にちゃんとあるのである。そのときのみんなの対応も可笑しい。

私は、ちょっと暗い気分になったときなどに、ソフィ、ハウル、マイケル、カルシファーと会いに行くような感覚で、ときおり読み返してみる。昨日もちょっと読み返したのだけれど、何度読んでも楽しい本である。
まだ読んだことのない人は、ぜひお試しあれ!

●読みやすさ 普通

文法は複雑ではないのですが、長編ですし、慣れていないと読了には時間がかかるでしょう。映画よりも登場人物が多いので、少々混乱するかもしれません。児童書ですが、普通のYAものよりも読みづらいと思います。

●おすすめの年齢層

小学生以上。大人も十分以上に楽しめます。

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