官能小説が英国のNational Book Awardsを獲得した2012年

いやはや驚きました。

英国の「本のアカデミー賞」と呼ばれる(業界アカデミーの会員が投票で決めるところが共通)The Specsavers National Book Awards(National Book Awards)の受賞作品が決まりました。

 
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ブッカー賞を二年連続で受賞したHilary MantelがAuthor of the Yearを再度受賞したのはものすごく納得できるのですが、官能小説のFifty Shades of GreyがMost Popular Fiction of the Yearを受賞したのには、少々驚きました。「最も売れた」という点では同意するものの、「受賞するような本か〜?」という脱力感は否定できません。

 

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話題になったモノはどんな本でも一応目を通すことにしているのですが、正直言ってFifty Shadesは読んでいません。官能小説だからではなく、多くの人から「文章がひどくて読み進めることができない」と聞いていたからです。彼女たちは普段から多くの本を読む人です。読書に慣れていない人には楽しく読める本でも、文章の欠陥が目立つと、それだけで苦痛になってしまうのです。最近もアマゾンの「なか見検索」で最初のほうのページをチェックしたのですが、やはり苦痛だったので読むのをやめました。

「読むのが苦痛な官能小説」だとそれだけでSMが体験できるかもしれませんがね(苦笑)。

Fifty Shadesが爆発的に売れたもので、Audible.comにもロマンスブックのジャンルとはまた別に新たに「ロマンチカ(Romantica)」というジャンルが作られました。「ロマンス+エロチカ」ということですね。Kindle(とその他の電子書籍リーダー)の普及で、興味本位の人も気楽に購入できるようになったから、しばらくはこの分野も売れるかもしれません。この分野から入った新しい読者が、本を読み慣れてもっと良い文章とストーリーを求めるようになるまでは。

 

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