BIGの時代は終わった。ではどうすればいいのか?

今年5月刊行予定の『The End of Big』は、大企業、大政党、といったBIGの時代の終焉を語る本です。

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インターネットの普及により、世界はフラットになり、新聞やテレビよりも先に素人がニュースを伝えるようになり、大きなメディア、企業、政党といったものが存在しにくくなってきています。BIGの時代が終わり、身動きしやすいSMALLなものが台頭してきているのです。


けれども、良いことばかりではありません。ある程度資金力のあるメディアがないと、プロによる時間と労力をかけた取材ができなくなり、権力機構の不正を正すようなニュースがなくなってしまいます。そういった問題点と解決策を提示するのが、この本です。

著者は、ハーバード・ケネディ・スクールの非常勤講師として、インターネットと政治について大学院レベルの授業を担当しているニコ・メレ(Nicco Mele)。

ソーシャルメディアやインターネットをビジネスや政治に活用する分野のパイオニアで、2000年の共和党プライマリーではマケイン候補、2004年の民主党プライマリーではディーン、その後オバマのキャンペーンに関わってきたという人です。

昨夜、夫のデイヴィッド・ミーアマン・スコットと一緒に、メレ夫妻のお宅でディナーをしてきました。私は、別のブログにも書いているように「政治オタク」です。奥様のモラさんはヒラリー・クリントン陣で働いていたこともある有名なネット起業家ですから、4人で政治とネットについて、とても興味深い会話になりました。

驚いたのは、ハワード・ディーンの画期的な資金集めの方法を考えついて実行したのがニコさんだったということです。この逸話、本が刊行されるときに、ぜひ公開したいです。

そして、出来立てホヤホヤのARCをいただいてきました。

Photo

ニコさんが「本にサインするのは初めて」といってサインしてくれた本

 

 

渡辺由佳里 Yukari Watanabe Scott についてhttp://youshofanclub.comエッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家、マーケティング・ストラテジー会社共同経営者。兵庫県生まれ。 多くの職を体験し、東京で外資系医療用装具会社勤務後、香港を経て1995年よりアメリカに移住。 2001年に小説『ノーティアーズ』で小説新潮長篇新人賞受賞。翌年『神たちの誤算』(共に 新潮社刊)を発表。他の著書に『ゆるく、自由に、そして有意義に』(朝日出版社)、 『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)、『どうせなら、楽しく生きよう』(飛鳥新社)など。 最新刊『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』(晶文社) ニューズウィーク日本版とケイクスで連載。 翻訳には、糸井重里氏監修の訳書『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社)、『毒見師イレーナ』(ハーパーコリンズ)など。 連載 Cakes(ケイクス)|ニューズウィーク 日本版 洋書を紹介するブログ『洋書ファンクラブ』主催者 Author, translator, and English book reviewer for Japan Market. Author of "500 best books written in English" for the Japanese market. English book reviewer for Newsweek Japan. Amazon.co.jp Top 100 reviewer.

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