日系人強制収容の歴史を次世代に教える児童書 Best Friends Forever

著者:Beverly
Patt

ハードカバー 92ページ

出版社:Amazon
Children's Publishing

出版日:2010年4月


サブジャンル:歴史小説/日系人強制収容所/スクラップブック/友情/心温まる本

http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS1=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=0761455779
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS1=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=0761455779

1941年12月の真珠湾攻撃に引き続く開戦で、アメリカでの反日感情は高まっていた。日系人の忠誠心は母国の日本にあると信じる者は多く、1942年、ついに西海岸に住む日系アメリカ人はワシントン州の強制収容所に送り込まれる。

14歳のLouise Kruegerと日系人のDottie Masuokaとは親友だったが、強制収容によりふたりは引き離されてしまう。いつか親友と再会することを信じるLouiseは、Dottieへの忠誠心を誓い、周囲の友だちから「Jap-lover!」と罵られても文通を続ける。ふたりが自分たちの周囲で起こっていることを伝え合うための写真、新聞の切り抜き、広告、チケット、手紙がスクラップブックの形になっているユニークな小説。

Screen Shot 2013-04-01 at 6.22.20 PM

ここが魅力!

著者が強制収容所に入っていた日系人と直接やりとりをして書いたこの児童書は、小説でありながら、ノンフィクションのような感覚を受ける。

LouiseとDottieというティーンの少女の視点から第二次世界大戦当時の歴史と社会状況、人種差別、日系アメリカ人のアイデンティティの葛藤を学ぶことができるのも本書の良いところである。このような本で自国の犯した過ちを次世代に伝え、考えさせようとするアメリカの国民性からは、私たちも学ぶところがあるのではないだろうか。

 

難易度<初級レベル>

手書きの印象を与えるためのフォントが読みづらいが、手紙の形なので、文章そのものは読みやすい。高校1年生程度(初級と中級の間程度)。

 

適正年齢:PG

小学校3年生くらいから中学生

2件のコメント

  1. ゆかりさん、
    私の義母は収容所の経験者で、私自身はその話を何度も聞いたことがあります。この本は、現在10歳の娘に彼女のおばあちゃんの体験を聞くきっかけになるかもしれません。良い本を紹介してくださってありがとうございました。

    いいね

  2. アリゾナさん、
    私も友人の家族が収容所の経験者で、いろいろと聞かされたことがあります。けれども、孫の代になるともう忘れられてしまっているのですよね。話し合いの機会ってとってもいいと思います。こちらの小学校にも推薦しておきたいです。

    いいね

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中