少々お下品だけれども最高に笑える愛犬コミック『My Dog: The Paradox』

著者:The Oatmeal, Matthew Inman

ハードカバー: 32ページ

出版社: Andrews McMeel Publishing

ISBN-10: 1449437524

発売日: 2013/5/7

難易度:初級レベル(中学英語をマスターしたレベル)

適正年齢:PG12(中学生以上)

ジャンル:コミック/ユーモア

キーワード:愛犬、笑える本


 

動物と飼い主の愛情を語る本は数あれど、これほどストレートに笑える本は少ないのではないだろうか。

「これでもか!」というほど排泄物のジョークが続くので、上品な方は避けたほうがいいかもしれないが、それ以外の人は笑えると思う。私がこの本を最初に読んだのは5月末のBEAでのことだったが、それ以来何度読んでも笑ってしまう。


The Oatmealは著者Matthew Inmanが創ったもので、ウェブサイトデザイナーだった彼がコミックもサイトもすべて管理している。The Oatmealの人気があまりにも高まってしまったので、現在はウェブサイトのデザイナーの仕事は辞めているらしい。

本書はサイトで読むことができるが、本のほうはカラーで、ちょっと異なる部分がある。

そして、こういうユーモアが好きな愛犬家にプレゼントするのには、やはり紙媒体の本がいいのではないかと思う。

適正年齢をPG12にしたのは、お下品な表現が沢山出て来るからだ。アメリカだと高校生以上が適正年齢になるだろう。なぜかというと、幼い子どもたちは放送禁止用語を本で見つけると、喜んで繰り返す傾向があるからだ。こういう言葉は、「ふだんお下品だから使わない」という前提があるからこそ可笑しいのである。そのニュアンスが分かる年齢になってからのほうが楽しめる本なので、中学生以上とした。

 

渡辺由佳里 Yukari Watanabe Scott についてhttp://youshofanclub.comエッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家、マーケティング・ストラテジー会社共同経営者。兵庫県生まれ。 助産師としてキャリアをスタート。日本語学校のコーディネーター、外資系企業のプロダクトマネージャーなどを経て、 1995年よりアメリカに移住。 2001年に小説『ノーティアーズ』で小説新潮長篇新人賞受賞。翌年『神たちの誤算』(共に 新潮社刊)を発表。他の著書に『ゆるく、自由に、そして有意義に』(朝日出版社)、 『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)、『どうせなら、楽しく生きよう』(飛鳥新社)など。 最新刊『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』(晶文社) ニューズウィーク日本版とケイクスで連載。 翻訳には、糸井重里氏監修の訳書『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社)、『毒見師イレーナ』(ハーパーコリンズ)など。 連載 Cakes(ケイクス)|ニューズウィーク 日本版 洋書を紹介するブログ『洋書ファンクラブ』主催者 Author, translator, and English book reviewer for Japan Market. Author of "500 best books written in English" for the Japanese market. English book reviewer for Newsweek Japan. Amazon.co.jp Top 500 reviewer.

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