BEA報告1 楽しすぎる絵本作家Jon Klassenさん
今年もBEA(BookExpo America)に来ています。詳しい報告は後ほどいたしますが、とりあえずお会いした素敵な作家さんたちをご紹介していこうと思います。
まずは、本ブログで作品をレビューしたJon Klassen(ジョン・クラッセン)さんです。
とっても快活でフレンドリーなクラッセンさんとは、犬や猫の話をしました。
今年もBEA(BookExpo America)に来ています。詳しい報告は後ほどいたしますが、とりあえずお会いした素敵な作家さんたちをご紹介していこうと思います。
まずは、本ブログで作品をレビューしたJon Klassen(ジョン・クラッセン)さんです。
とっても快活でフレンドリーなクラッセンさんとは、犬や猫の話をしました。
著者:Martha Wells
ペーパーバック: 278ページ
出版社: Nightshade Book
ISBN-10: 1597802166
発売日: 2011/2/22
適正年齢:PG15(性的な話題は多いが、その詳細な描写はない)
難易度:上級レベル(ファンタジーを読み慣れている必要あり)
ジャンル:ファンタジー(High Fantasy)
キーワード:High Fantasy, Secondary world, Raksura,冒険、ロマンス、ドラゴン
Moonが住んでいる"The Tree World"では、空、陸、水中の3つの場所それぞれに多様な生物が生息している。
幼いときに母と兄弟を失った孤児のMoonは、自分の素性を知らない。ふだんの彼は陸の種族とそっくりだが、竜のような身体に変身できる。狩猟をするときにはその姿のほうが楽なのだが、陸に住む種族に混じって暮らしているMoonは飛べることを隠している。同じように空を飛ぶ姿に変わることができるのは残酷な無差別殺戮で知られるFell族だけであり、シェイプシフターだと知られたら村人から殺されるかもしれないからだ。
Read More »ほかにないオリジナルなハイファンタジー『The Cloud Roads (The Books of the Raksura)』
世界のどの都市に行っても時間があるかぎり書店を訪れることにしています。書店と食材を売っている店は、その土地の人びとを反映しているから見逃せません。
けれども、アマゾンの台頭でアメリカの街からどんどん書店が消えています。書店が生き残るためには、客から「(ディスカウントがある)アマゾンではなく、書店で買いたい!」と思わせなければなりません。生き残っている書店は、どんなアイデンティティを武器にしているのでしょうか?
『Mr. Penumbra's 24-Hour Bookstore(ペナンブラ氏の24時間営業書店)』の舞台になっているサンフランシスコに行く機会があったので、まったく異なるタイプの代表的な書店を二つ訪問してみました。
著者:Buzz Aldrin, Leonard David
ハードカバー: 272ページ
出版社: National Geographic
ISBN-10: 1426210175
発売日: 2013/5/7
適正年齢:PG12(中学生以上)
難易度:中級程度(難しい単語があっても、文法は高校英語をマスターしたレベルで読める)
ジャンル:ノンフィクション/科学読み物
キーワード:宇宙物理/航空工学/サイエンス/火星/隕石/宇宙飛行
バズ・オルドリンは、アポロ11号でニール・アームストロング船長とともに人類で初めて月面に着陸した人物である。
多くのアポロ宇宙飛行士が人類が月に戻ることの重要性を語るいっぽうで、バズ・オルドリン氏だけは「月面着陸はすでにやってしまったことで、もうやる意味がない"Been there, done that"」と言う。では、何をするべきなのか?
彼が過去何十年も語り続けているのが、火星へのミッションである。
著者:Norlan Bushnell, Gene Stone(ゴーストライター)
ハードカバー: 256ページ
出版社: Simon & Schuster
ISBN-10: 1476759812
発売日: 2013/9/24
適正年齢:PG(特に問題表現はないが、内容は経営者と起業家むけ)
難易度:中級レベル(日本の高校英語を学んだ人にとって最も読みやすい類の本)
ジャンル:ビジネス・実用書
キーワード:会社経営、雇用、スティーブ・ジョブズ、アタリ、チャッキーチーズ
著者のNorlan Bushnell(ノーラン・ブッシュネル)は、 日本でも有名なゲーム会社「Atari(アタリ)」とアメリカ人の子どもなら誰でも知っている「Chuck E. Cheese's(チャッキーチーズ)」(シアターや室内遊戯場があるピザチェーン店)の創業者である。そして、アタリ時代に若きスティーブ・ジョブズを援助し、それ以降も個人的にアドバイスをしてきたことでも知られている。
Bushnellは、企業が生き残ってゆくためには変化し続けなければならないと強調しているが、そのためには創業者だけでなく、社員全体に創造力が必要だと自覚している。
Read More »日本の企業が変わるためのヒントが満載の本『Finding the Next Steve Jobs』
著者:E. Lockhart
ハードカバー: 240ページ
出版社: Delacorte Press
ISBN-10: 038574126X
発売日: 2014/5/13
適正年齢:PG12(中学生以上)
難易度:中級レベル(シンプルな文章でページ数が少ない)
ジャンル:YA(ヤングアダルト)/青春小説/ミステリ・心理スリラー/家族ドラマ
キーワード:米国東海岸の裕福な家族、マーサズ・ヴィニヤード、ナンタケット、記憶喪失
Sinclair家は代々裕福でマサチューセッツ州を中心にした東海岸で権力を持つ一家だ(ケネディ家のような存在)。一家の当主であるHarris Sinclairとその妻はマサチューセッツ州のマーサズ・ヴィニヤード島とナンタケット島の近くに小さな島を所有しており、彼らの三人娘と家族たちは毎年この島で夏を過ごすのが慣わしになっていた。