Category: 出版界のゴシップ

Nick Hornbyは読者を知らない

High Fidelity などで有名なNick Hornbyは、コンテンポラリーな世界であがく心だけ若者の中年男性を描くことでは卓越した才能があると思っていました。でも、最近の作品はがっかりすることが多くて、読むのをやめてしまいました。 そこにこのインタビュー記事。なんとなくそのわけがわかったような。。。 彼はebookやKindleについてネガティブな意見を持っていますが、読者に触れたことがあるのかしら? 私が知っている英国人たちはみんなKindleの出現を「まだか、まだか」と首を長くしてまっています。Kindleやその他のebookリーダーこそがもしかすると激減している読者層を新たに広める救世主になるかもしれないのに。

ライ麦畑の無許可続編60 years laterの奇妙な事実

5月15日に「60年後のHolden Caulfield?Are you kidding?」というタイトルでで、新人作家による60 Years Later: Coming Through the Rye という作品が、アメリカより一足先に英国で発売されたことをお伝えしました。 そのとき、「作者が生きてる間に許可もなく続編なんて書いていいのかな?」と書きましたが、やっぱり出版差し止めの訴訟が起こり、英国のAmazonでは販売停止、米国のAmazonでも取り扱い停止、になっています。日本のAmazonだけがまだ「予約受付中」ですが、これは単に対応が遅れているだけでしょう。 それよりも、裁判のせいで奇妙な(ふざけた)事実がだんだん明らかになってきました。 これまで作者(ペンネームJohn David…