ライ麦畑の無許可続編60 years laterの奇妙な事実

60_years_later_3 5月15日に「60年後のHolden Caulfield?Are you kidding?」というタイトルでで、新人作家による60 Years Later: Coming Through the Rye という作品が、アメリカより一足先に英国で発売されたことをお伝えしました。

そのとき、「作者が生きてる間に許可もなく続編なんて書いていいのかな?」と書きましたが、やっぱり出版差し止めの訴訟が起こり、英国のAmazonでは販売停止、米国のAmazonでも取り扱い停止、になっています。日本のAmazonだけがまだ「予約受付中」ですが、これは単に対応が遅れているだけでしょう。

それよりも、裁判のせいで奇妙な(ふざけた)事実がだんだん明らかになってきました。

これまで作者(ペンネームJohn David California)は、ニューヨーク在住のスウェーデン系アメリカ人ということだったのですが、実は100%スウェーデン人。この本をスウェーデンで出版した発行人のFredrik Coltingが作者だというのです。しかも、英国の新聞のインタビュー記事に載ったのは作者本人ではなくて、友人のGustav Rothという役者。役者なのだから演じてこい、と命じたとのこと。

裁判のためにフランクフルトの弁護事務所Kurnit Klein & Selzを雇って闘うそうですが、そうまでして世に出さねばならない本だとは私には思えないのですが。。。スウェーデンに住んでるスウェーデン人にHolden Caulfieldの60年後を語ってもらわなくても、私は自家用車を運転してニューハンプシャー州に行くだけでもっと現実的な現在のHoldenに会うことができますもん。

追記(7/3):米国の判事は、出版差し止めの判決を下しました。Coltingは上告するそうです。

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