Category: 音楽
音楽と科学が好きな人におすすめ-This Is Your Brain on Music: The Science of a Human Obsession
Daniel J. Levitin2006初版322 ページ出版社:Penguinグループノンフィクション/音楽/神経心理学/神経科学 http://rcm.amazon.com/e/cm?t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&asins=0452288525&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=0452288525&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 まず著者のDaniel J. Levitinの経歴が興味深い。最初のキャリアは音楽業界のインサイダーである。セッション・ミュージシャン、サウンド・エンジニア、レコード・プロデューサーとして、スティービー・ワンダーやブルー・オイスター・カルトといったミュージシャンたちと仕事をしたことがある。驚くのはその後のキャリアだ。音楽の世界を去った後に神経科学者になり、現在ではMcGill大学のMusical Perception, Cognition, and Expertiseのラボの責任者を務めている。 この本は、音楽と神経科学の両方の世界を知っているLevitinが、「何が音楽なのか?」、「音楽のカテゴリーを決めるのは何か?」、「音楽家になるのは生まれつきの才能か、それとも練習量か」、「なぜ音楽の個人的な好みがあるのか?」など、音楽と人間の脳の関係をいろいろな角度から語ったものである。副題「The Science…
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「天才ロックミュージシャンは27歳で死ぬ」ちょっとマニア向け27歳伝説アート本-The 27s: The Greatest Myth of Rock & Roll
Eric Segalstad(文筆業/ミュージシャン)、Josh Hunter(イラストレーター)312ページ 出版社:Randam House 2009年4月発売アート本/音楽/ノンフィクション/グラフィックノベル(小説ではないけれどこのジャンルに入れている人がいるから) http://rcm.amazon.com/e/cm?t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&asins=0615189644&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=0615189644&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 今年のBook Expo Americaでは、大手出版社の暗さと自費出版やインディ出版の活気の差が目立ちました。業界の雰囲気をそのまま反映していたようです。また、業界では自費出版で成功を収めて大手から出版されるケースも目立ってきました。Eric SegalstadとJosh Hunterが作ったThe 27s: The…
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クラシック音楽演奏家/ファンなら絶対に分かる可笑しさ-Real Men Don’t Rehearse:Adventures in the Secret World of Professional Orchestras
Justin Locke自費出版ユーモア・エッセイ/クラシック音楽 文章のサンプルはこちら 注文は作者のサイトからどうぞ。PayPalで日本からでも注文できるようになってます。 自費出版の薄い本ですから何の期待もせずに読み始めたところ、予想を裏切る(?)面白さ。あまりにも可笑しくて、ひとりでケタケタ笑っていたら、夫に「大丈夫?」と心配されました。作者はBoston PopsのBass(コントラバス)奏者だったJustin Lockeです。 クラシック音楽のファンであれば、ボストン・ポップス・オーケストラの名前は耳にしたことがあるはずです。ボストン交響楽団が夏のオフの間にポピュラーミュージックを演奏するために編成を変えたもので、基本的には同じメンバーで構成されています。でも、ボストン・ポップスには、公演ツアー用のもうひとつのボストン・ポップス、Boston Pops Esplanade Orchestraが存在するのです。Lockeが属していたのは、アーサー・フィードラーとジョン・ウィリアムズが指揮をしていた頃のこのEsplanade Orchestraで、来日したときのエピソードも載っています。それによると、ジョン・ウィリアムズが来日したときにコントラバスが演奏中にくるくる回転したのは、Lockeの仕業だったのです。 クラシック音楽と音楽家はくそまじめ、という印象がありますが、Lockeが描くプロのクラシック演奏家の世界は滑稽なエピソードだらけ。音楽を少しでも知っていると、その可笑しさが倍増します。たとえば、特殊な絶対音感を持った歌手と演奏しなければならなかった困難とか、演奏家に尊敬されようとして見事に失敗した若い指揮者のエピソードとか、シチュエーションを想像しただけで笑いが止まりません。楽器により演奏者の性格が異なるというのも(私は合唱でしたが)、吹奏楽団、オーケストラ、Jazzバンドで楽器を演奏する娘に尋ねると、「まさにそのとおり」とのこと。特にLockeの説では、”Bass Players differ…

