Plastic Logic社の電子書籍リーダーQUE、Bernes & Noble社から発売

Que
このところ何かと忙しい電子書籍リーダー分野です。
今度は以前お話した英国Plastic Logic社の電子書籍リーダー(ebook reader)QUEの発売が決まったというお知らせです。

米国ではBernes & Nobleから1月7日に発売されます。
「え?Bernes & Noble!だってNookを出したばかりじゃないの」という反応はごもっともです。QUEのサイズは8.5 x 11インチとKindleDXとほぼ同じ大きさ(QUEのほうがやや大きい)で、NookとQUEの関係はKindle 2とKindleDXのような位置づけになりそうです。また、Bernes & NobleにとってはB & Nのebookを売るデバイスが多ければ多いほど書籍の売り上げが増えます。

とはいえ、QUEにとってはBernes & NobleのNookが既に販売されているのは痛いと思います。特に発売日がクリスマス商戦を逃す1月上旬というのはBernes & Noble側からの圧力と見てほぼ間違いないでしょう。発売日の発表が、NookがBernes & Nobleの売り上げNo1になってから、というのもそれを憶測させます。

クリスマスは逃しますが、Bernes & Nobleからebook readerを買うことを考えている方なら、Nookを買わずにQUEが登場するまで待ち、比較してみることをおすすめします。なぜなら、QUEではビジネスや学問で使う個人ファイル(PDF, マイクロソフト・ワード、パワーポイント、エクセル)を読むことができ、インターアクトもでき、整理しやすいようなのです。Kindle 2やNookでもそれなりにできたものですが、それよりもっと個人ファイルを読みやすくするものです。プラスチックで軽い、というのも魅力のようです。

渡辺由佳里 Yukari Watanabe Scott についてhttp://youshofanclub.comエッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家、マーケティング・ストラテジー会社共同経営者。兵庫県生まれ。 多くの職を体験し、東京で外資系医療用装具会社勤務後、香港を経て1995年よりアメリカに移住。 2001年に小説『ノーティアーズ』で小説新潮長篇新人賞受賞。翌年『神たちの誤算』(共に 新潮社刊)を発表。他の著書に『ゆるく、自由に、そして有意義に』(朝日出版社)、 『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)、『どうせなら、楽しく生きよう』(飛鳥新社)など。 最新刊『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』(晶文社) ニューズウィーク日本版とケイクスで連載。 翻訳には、糸井重里氏監修の訳書『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社)、『毒見師イレーナ』(ハーパーコリンズ)など。 連載 Cakes(ケイクス)|ニューズウィーク 日本版 洋書を紹介するブログ『洋書ファンクラブ』主催者 Author, translator, and English book reviewer for Japan Market. Author of "500 best books written in English" for the Japanese market. English book reviewer for Newsweek Japan. Amazon.co.jp Top 100 reviewer.

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