ある若者のパーソナルブランディング実体験 Me 2.0

Dan Schawbel
236ページ(ソフトカバー)
Kaplan
2009年3月31日初版
(改訂版は2010年10月発売予定)
ビジネス/マーケティング/パーソナルブランディング

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先日、日経BP社から邦訳版が出版されたMe 2.0ですが、アマゾンの内容紹介がちゃんとまとめてくれているので、それを引用させてもらうことにします。

◆ツイッター、ウェブサイト、ブログで「自分の価値」をアピールする!
ツイッター、ブログ、ウェブサイト——インターネットは、いまや「実名」で 自分らしさや強みを表現し、直接、企業や個人同士がビジネスを展開する場になってきています。

他人にはない自分の価値を「自分の ブランド」として認識して、ツイッターやブログといったソーシャルネットワークを通して、多くの人に認識してもらう。肩書きや目標を問わず、す べての人が価値ある自分ブランドを持ち、それを堂々と掲げていく——それが「Me2.0」です。

一方、ソーシャルネットワークは単なる道具でしかなく、自慢話と自分をマーケティングすることは別物です。本書は、具体的なエピソードも豊富に紹 介しながら、パーソナルブランディングに不可欠な、冷静の自己分析と地道な日々の活動・努力、心構え、相手との接し方、「本物の自分」を きちんと打ち出していく方法を説明していきます。就職、起業、キャリアづくりにどう結びつけていけばよいのかもわかります。

就職 活動に励む学生、キャリアづくりの考えている社会人だけでなく、ツイッターやネットでどう自分を表現していくかに悩んでいる人にも、ぜひ読んでほ しい一冊です。

英語のアマゾンの評価が高いのに日本での評価が低いビジネス書が多々ありますが、ダン・ショーベル(英語の発音はシャウベルに近い)のMe 2.0もそのひとつのようです。
それには2つの理由があると思います。1つは「日米のビジネス環境が異なる」こと、もう1つは「読者の作品への期待がずれている」こと、でしょう。後者の意味は、作品がターゲットにしているものと読者が作品に求めているものがずれているということです。

私がダンの作品を読んだのは、昨年2009年5月のことでした。そのいきさつと感想はこちらに書いています。その後yomoyomoさんがYAMDAS Projectに書いてくださり、そこからいろいろなふうに繋がって(よく詳細は知らない)日本語での翻訳出版ということになったようです。

私が感想に書きましたように、ダンは米国のジェネレーションYが、就職活動で成功し、企業で活躍するための参考書としてこの本を書いたわけです。それを日本のジェネレーションX以上の方が読んで「こんなのは浅い」とか「学生向けだ」、「もっと大切なことを書くべき」と批判するのはお門違いだと思います。
この本以外でも、ソーシャルメディアを知らない人向けに書かれた総合案内の本に対して「そんなことは既に知っている」と批判する人がいますが、それなら、別の本を買えばいいのです。入門書でごちゃごちゃ細部まで書いたら、読む人を混乱させてしまいます。

それだけはここで書いておきたいと思います。

さて、私はこのMe2.0を、GenYどころかGenXにも入れてもらえない年寄りとして読み、異なる部分、つまりダン本人に興味を抱きました。

ダンは、私たち夫婦から見ると「おもろい子や〜」という感じです。まだまだ若いところがあるので経験を積んで熟成してゆくことを願っていますが、それはさておき、突出した才能を感じさせる若者です。彼自身が私に語ってくれたように、「テストの点を取るのが苦手」で、アイビーリーグ出身のエリートではありません。それなのに、 卒業間もない身分で大企業のEMCが初めて設けた「ソーシャルメディア専門家」のポジションを得たのですから凄いではありませんか。20代の半ばで起業したのは珍しくないかもしれませんが、BusinessWeek誌から「ツイッターでフォローするべき20人の起業家」に指名されるほどの地位を確率しているのは、やはり突出した才能といえます。

学校で良い成績を取ることが苦手でも鋭い頭脳と行動力を持っている人はいますし、そういった人に活躍のチャンスがあるのが米国の良さなのだと私は思うのです。その例として、私はダンとこのMe 2.0に価値を感じます。

下に、この間ダンとランチをした後に撮ったビデオを載せました。

この中でダンが話しているように、発売後にわかったのはGenYより年上の人々がよく購入しているということです。そこで、改訂版が10月に発売される予定です。

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20年若かったらもっと見やすい顔だった(し、二重あごもなかった)のですが、お見苦しい点お許しくださいませ。それからキャプションが切れたりしてるのも。

あ〜、それにしても自分の声や顔って聞きたくも見たくもないものですね。うううう…

●読みやすさ 読みやすい

とても読みやすい本です。解釈の必要もありませんし、洋書に慣れていない日本人には最適でしょう。

●サイン本プレゼント

1冊余っているMe 2.0にサインしてもらいましたので、それを希望者の中から抽選(娘に選んでもらいます)で1名にプレゼントします。ご希望の方はコメント欄にその旨をご記入ください。抽選は24日です。

渡辺由佳里 Yukari Watanabe Scott についてhttp://youshofanclub.comエッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家、マーケティング・ストラテジー会社共同経営者。兵庫県生まれ。 助産師としてキャリアをスタート。日本語学校のコーディネーター、外資系企業のプロダクトマネージャーなどを経て、 1995年よりアメリカに移住。 2001年に小説『ノーティアーズ』で小説新潮長篇新人賞受賞。翌年『神たちの誤算』(共に 新潮社刊)を発表。他の著書に『ゆるく、自由に、そして有意義に』(朝日出版社)、 『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)、『どうせなら、楽しく生きよう』(飛鳥新社)など。 最新刊『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』(晶文社) ニューズウィーク日本版とケイクスで連載。 翻訳には、糸井重里氏監修の訳書『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社)、『毒見師イレーナ』(ハーパーコリンズ)など。 連載 Cakes(ケイクス)|ニューズウィーク 日本版 洋書を紹介するブログ『洋書ファンクラブ』主催者 Author, translator, and English book reviewer for Japan Market. Author of "500 best books written in English" for the Japanese market. English book reviewer for Newsweek Japan. Amazon.co.jp Top 500 reviewer.

ある若者のパーソナルブランディング実体験 Me 2.0」への5件のフィードバック

  1. いつも読んでいて心がすっきりするほど明確な文章でのレビュー、ありがとうございます。
    どなたかがtwitterでも書かれていましたが、私も「学校で良い成績を取ることが苦手でも鋭い頭脳と行動力を持っている人はいますし、そういった人に活躍のチャンスがあるのが米国の良さなのだと私は思うのです。」のところにとても惹かれました。
    私の年上の知人も学校の勉強はダイキライでテストもさんざんだったかれど、いまはすばらしいビジネスを展開している人がいます。
    渡辺さんのレビューでとても読んでみたい本になっています。

    いいね

  2. 希望者第一号!ありがとうございます。
    このまま希望者現れなかったら、ダンにあわせる顔ないな〜と心配していたのでした(^^)。
    人の才能には多様性がありますから、日本もテストだけで「賢い人」「賢くない費と」と分けないで欲しい、と心から願います。多様性って種が生き残るためにも大切なことですよね。ビジネスだけでなく、詩や歌や夢を売って生きてゆくのも才能。家族にやる気を与えるお母さんもスーパーな才能を発揮するプロ…。褒められるべき人はいっぱいいると思います。
    なんだか本には関係ないことを話してしまいましたが…

    いいね

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