September 2011

若かりし頃のアガサ・クリスティの世界旅行記録、初めて出版へ

  1922年、2作のミステリーを出版した頃の新人作家アガサ・クリスティは、2歳の娘を残し、貿易使節団の一員としてハワイ、カナダ、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、南アメリカを訪問する旅に出ました。 英国ガーディアン紙のオンライン記事によると、アガサが旅先から母親宛に出した手紙、写真、新聞の切り抜き、記念品などをまとめた本が、来年4月HarperCollinsから出版されるようです。タイトルは、The Grand Tourで、編集は、アガサ・クリスティの孫であるMathew… Read More »若かりし頃のアガサ・クリスティの世界旅行記録、初めて出版へ

アガサ・クリスティの伝統を受け継ぐミステリーシリーズ「A Chief Inspector Gamache Novel」

プロットよりも登場人物のキャラクターを重視しているのが、コージーミステリーです。以前にもここここでご紹介したのですが、コージーミステリーにはシリーズになっているものが多く、1度登場人物に馴染むと、次回からはすっと物語に入り込めます。ですから、英語学習者には、特にお薦めのカテゴリーです。

けれども、英語での読書やミステリーに慣れてくると、物足りなくなってくるのも事実です。というのは、コージーミステリーには、登場人物の描き方やプロットが単純なものが多いからです。

そんな風に感じ始めた方にお薦めなのが、カナダの作家Louise Penny(ルイーズ・ペニー)の「A Chief Inspector Gamache Novel」シリーズです。

Read More »アガサ・クリスティの伝統を受け継ぐミステリーシリーズ「A Chief Inspector Gamache Novel」