2013年ヒューゴー賞発表

昨日9月2日に2013年ヒューゴー賞受賞作が発表されました。

ヒューゴー賞は、SF(ファンタジー、ホラーを含む)の分野では最も古い文学賞で、世界SF大会(Worldcon)が管理と授与をしています。投票するのはWorldconの登録メンバーなので、よくある文学賞とは異なり、売れる作品が多いのが特徴です。

2013年の受賞作



長編最優秀作品(Best Novel)

Redshirts: A Novel with Three Codas(洋書ファンクラブの詳しいレビュー) by John Scalzi

 

中長編最優秀作品(Best Novella)

The Emperor's Soul(洋書ファンクラブの詳しいレビュー) by Brandon Sanderson

 

中編最優秀作品(Best Novelette)

"The Girl-Thing Who Went Out for Sushi" by Pat Cadigan (Edge of Infinityというアンソロジーに含まれている)

 

短篇最優秀作品(Best Short Story):

"Mono no aware" by Ken Liu (The Future is Japanese)

受賞作"Mono No Aware"については、内容そのものよりも、日本人ではなく、ボストン在住の中国系移民のSF作家が書いたところに新鮮さを感じた。「良い誤解?」という気がしないでもなかったが。微妙である。本書に収められた短篇の質にはばらつきがある。

 

グラフィックノベル最優秀作品(Best Graphic Story)

Saga, Volume 1 written by Brian K. Vaughn, illustrated by Fiona Staples (Image Comics)

 

出産シーンもあるし、ちょっとアダルトなのですが、ロメオとジュリエットのスペースオペラ的な要素があり、アメリカのグラフィックノベルの中では日本人にも馴染めるタイプのアートです。

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