Category: 冒険/アクション

マイケル・クライトンの遺作はThe Great Train Robberyの海賊版 Pirate Latitudes

Michael Crichton320ページ(ハードカバー)Harper 2009/12/1冒険小説 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0061929379 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0061929379 クライトンのJurassic Parkの成功は後のハリー・ポッターに匹敵するセンセーショナルなものだった。だが、彼は一つの成功に固執して同じテーマの作品を書き続けることはなかった。Disclosureではセクシャルハラスメント、Rising Sunでは日本の経済的脅威、Preyではナノテクノロジー、と他の誰も書いていないような斬新なテーマに挑戦し続けた。 多様な作品に共通していたのが綿密な調査に基づいた知識の基盤、手に汗を握る展開、簡潔で明瞭な文章力と娯楽性、であった。次に何を書いてくれるのか楽しみにしていたファンにとって、2008年11月のクライトンの急逝はおおいにショックだった。ただの娯楽小説作家だと馬鹿にする文芸スノッブもいるだろうが、あのとんでもない空想力が消えてしまったのは、人類にとっての損失だと私は思っている。 クライトンの死後にコンピュータに残されていた完成原稿がこのPirate Latitudesだ。もう1作のテクノスリラーは残念ながら1/3程度しか書かれておらず、これについては出版社が完成してくれる作家を探しているらしい。 Pirate Latitudesは、表紙を見れば想像がつくように海賊の話である。時は1665年、カリブ海領域はスペインがほぼ支配しており、ジャマイカを拠点にしている英国とスペインとの関係は表面的な平和条約が取り交わされているものの敵対的なものであった。 ジャマイカを拠点とする英国の海賊たちはPirateではなく「privateer(国の任命ではなく個人運営の船業)」と自称しており、ジャマイカは「郷に入れば郷に従え」的な知事のSir James…

遺伝子操作派と機械派の国が闘うパラレルワールドでの第一次世界大戦 ー Leviathan

Scott Westerfeld 448ページ(ハードカバー) Simon Pulse 発売日:2009/10/6 YA(ヤングアダルト)/SF/冒険アクション http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=1416971734 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=1416971734 パラレルワールドでの第一次世界大戦が舞台。1914年6月28日、オーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承候補フランツ・フェルディナンド大公(Archduke Franz Ferdinand )とその妻が暗殺され、それがきっかけになって第一次世界大戦が始まる。欧州の国々はダーウィンの発見から遺伝子操作で生物武器を生み出した英国を中心とする「Darwinist」と歩くロボットタンカーのような機械技術にたけたドイツを中心とする 「Clanker 」の二大勢力に分かれていた。戦争に突入したいドイツは平和主義者のフェルディナンド大公を暗殺し、彼の一人息子で14歳のAleksandarの暗殺も狙う。Alekは、父親の忠実な部下たちの援助でStormwalkerという2本足で歩く戦闘車で脱出し、逃亡の身となる。いっぽうの英国では、遺伝子操作で生み出した新生物が武器として使用されていた。空を飛ぶことができる巨大な生物を使った英国空軍に志願した14歳のDylan…

インディ・ジョーンズを連想させる盛りだくさんでスピード感ある冒険・アクションスリラー−The Judas Strain

James Rollins560ページ(マスマーケット版)2007年7月2日初刊発売Harper冒険・アクション/スリラー http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0060765380 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0060765380 架空の米国特殊部隊Sigma Forceシリーズもの4作目 マルコ・ポーロの帰還の旅は現在でも謎につつまれている。それはポーロがある疫病に関する秘密を抱えたまま死んだからである。その疫病Judas Strainが突然現代によみがえった。Judas Strainは通常であればまったく害のないバクテリアが炭疽菌のように致命的な菌に変異したものである。疫病の調査のためにSigma Forceから送られた二人の科学者は謎のテロ集団The Guildに襲われ一人は人質になりJudas Strainの治療法を探るように強要される。The Guildは治療法を見つけ出してからJudas Strainをバイオ武器として使おうとしているのだった。Judas Strainは全世界に広がろうとしており、人類滅亡の危機に面していた。いっぽう、Judas…