Month: December 2011

2011年洋書ファンクラブ「これを読まずして年は越せないで賞」決定!

2009年にスタートした「これよま賞」ですが、だんだん忙しくて手抜き気味。 けれども、今年もなんとか年の終わりまでに賞を決定いたしました。今年もツイッター上で雑談しながら決めましたので、リアルタイムで逃した方は、Togetterでお楽しみください。 // 結果です。 1.ノンフィクション部門 Psychopath Test 意外だったんじゃありませんか? 私が推薦した理由は、 ”Steve Jobsは確かに良い本だったし、読んで損はしないんだけれど、今年みんなに薦めまくったのが『Psychopath Test』だった。そして、薦めた人がみんな「聞いたことなかったけれど、面白かった」と言ってくれた。だからこれを押したい”というものです。 他の審査員のみなさんも、実は全員一致でこれでした。というのは、他のソースでは見つからないけれど、読むとぜったいに面白いから。この奇妙な面白さは、まあ読んでいただくしかありません。 2.フィクション部門 The…

『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』発売!

お待たせしました! なんども発売日が変更になりましたが、ようやく12月8日に発売になりました。 そして「ほぼ日」では、とっても素敵な「Unusualふたたび- 糸井重里からデイヴィッドへの7つの質問とその回答」という連載がスタートです。 1年前のボストンでの出会いの記録や「Unusual」とも合わせて、お楽しみくださいませ!

2011年洋書ファンクラブ「これを読まずして年は越せないで賞」候補作決定

お待たせいたしました。 遅ればせながら、今年も「これを読まずして年は越せないで賞」をいたします。 受賞決定ディスカッションは、日本時間で30日の午後6時半くらいからです。横入り歓迎なので、ハッシュタグ #koreyoma をつけて、ご意見をお聞かせください(決定するのは審査員だけですが)。 毎年「来年こそは、ちゃんとやります!」と言うのですが、だんだん忙しさが濃くなってゆく感じで、今年は、いきなり最終候補と審査員のご紹介です。レビューを書く暇がなくて、ご紹介していないものもありますが、そのうち埋めますので、ご容赦ください。

もし過去に戻ってケネディ大統領を救うことができたら…。スティーブン・キングの新作はヒロイックなSF「11/22/63」

Stephen King ハードカバー: 864ページ 出版社: Scribner; Original版 ISBN-10: 1451627289 ISBN-13: 978-1451627282 発売日: 2011/11/8 SF/歴史小説/ロマンチックスリラー 日本人には分かりにくいだろうが、「JFKが生きていたら、今のアメリカはどうなっていただろうか?」というのはアメリカ人にとって忘れることができない疑問なのである。JFK暗殺に引き続く、ロバート・ケネディとキング牧師の暗殺、ベトナム戦争の泥沼化は、アメリカにとって暗い時代だった。とくに中高年層のリベラルに、「もし JFKが生きていたら、人種問題はもっと早期に解決していたし、ベトナム戦争も悪化しなかっただろう」と思う人が多い。…

電子書籍の新しいかたち「ビジネス書のマッシュアップ」

先日Newsjack(ニュースをハイジャックする)というコンセプトについて書いたNewsjackingというビジネス書をご紹介しましたが、今回は、なぜこの本が電子書籍のみで出版されたか、という部分です。 「タブレットがビジネス書のマッシュアップを可能にした」というTechCrunchの記事にそれが説明されています。英語の記事はこちらをどうぞ。    

お知らせ

『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』がいよいよ12月8日に発売になります。 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4822248526   なんと、糸井重里さん監修、祖父江慎さんデザインという豪華な顔ぶれです。 そしてもちろん、共著者がデイヴィッド・ミーアマン・スコット(私の夫)、私は翻訳のかたちで参加させていただいています。