精神的な疾患がなくても起こる「幻覚」の数々 Hallucinations

Oliver Sacks
ハードカバー: 352ページ
出版社: Knopf
ISBN-10: 0307957241
ISBN-13: 978-0307957245
発売日: 2012/11/6
ノンフィクション/精神心理学/行動科学

2012年「これを読まずして年は越せないで賞」ノンフィクション部門候補作

最近ではあまりなくなったが、私は何度も「幻覚」を体験している。
だが、このために病院に行ったことはない。
幻覚が現れるのは特定の時だけであり、日常生活を脅かすことはなかったから治療の必要性を感じなかった。もうひとつの重要な理由は、本書でサックス(Sacks)博士が紹介している実験のように、他に何の症状もないというのに、幻覚(特に幻聴を伴う場合)があるだけで「統合失調症(日本では2002年まで「精神分裂病」と呼ばれていた)」と診断を下す精神科医が多いからである。たまに現れる「幻覚」よりも、誤診のほうが日常生活を脅かすことは間違いない。

サックス博士は、本書「Hallucinations」で、精神科での治療を要しない人が体験する「幻覚」のバラエティとその原因を、事例を挙げてつぶさに説明している。

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児童書の名作『The Giver』シリーズの完結編 Son

Lois Lowry

ハードカバー: 393ページ

出版社: Houghton Mifflin

ISBN-10: 0547887205

ISBN-13: 978-0547887203

発売日: 2012/10/2

YA(ヤングアダルト)/児童書(中学生以上)/SF/ディストピア

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1993年に刊行され94年にニューベリー賞を受賞した「The Giver」がその後シリーズになり、これまでに3作発表されている。今回の「Son」は、そのシリーズ完結編である。

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ゆったりした展開がかえって新鮮な少年の成長物語Liar and Spy

著者:Rebecca Stead (When You Reach Me)
ハードカバー: 192ページ
出版社: Wendy Lamb Books
ISBN-10: 0385737432
発売日: 2012/8/7
難易度:中級+
ジャンル:児童書(小学校高学年から中学生)
キーワード:ニューヨーク、家族、友情、成長物語

中学生のGeorges(ジョージ)は、印象派のGeorges Seurat(ジョルジュ・スーラ)が大好きな両親にGeorges(最後のSは発音しない)と名付けられたため、学校で「ゴージャズ(gorgeous)」とからかわれ、苛められている。

そのうえ、父の失業で大好きな一軒家からアパートメントに引っ越すことになり、看護師の母は収入を増やすために日勤と夜勤のダブル勤務を引き受ける。

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ギルティ・プレジャーのおすすめ

本日発売の雑誌「ダ・ヴィンチ」(12月号)の『文庫 ダ・ヴィンチ』の「翻
ピクチャ 5訳パラノーマル・ロマンスが今面白い!」という企画で、おすすめ本を7冊ご紹介しています。

 

翻訳され、しかも文庫になっていて、売れている作品」という条件があったので、いろいろ悩んだあげく、バラエティを優先して、トップ5を推薦しました。

 

 

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好きな本について語り合う東京meet-upのお知らせ

先日は大阪で「#大阪本好き集合」meet-upというものを2回やりましたが、東京でもいたします。

11月11日日曜日午前10時紀伊國屋書店・新宿南店3階のタリーズでの『ゆるく洋書を楽しもう』というイベントが決まったのですが、ツイッターでアナウンスしたとたんに、定員の20名に達してしまいました。

そのために、ブログ読者の方へのご紹介ができず、まったく申し訳ありませんでした。

そこで、あと2回洋書に限らず本好きを対象にしたmeet-upを計画しました。

ただし、沢山が集まる場所を確保するのが困難なために、これらも定員があります。

1)12日(月)午後6時 青山アンデルセンから場所変更! 

新しい場所:外苑前の駅から徒歩2分のアーキテクトカフェ青山」午後6時から。

Passageという、ミニレストラン通りのような場所の2階にあります。

食事とドリンクはワリカンってことでよろしく!


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2)13日(火)午後2時 イトシアの珈琲茶館集 http://ht.ly/f07lY  にて @sayakatake(ナカイサヤカ)さんと。こちらはお茶会です。人数は4人までなので、お早めにお知らせください。ご希望された順に番号札をお渡します。