Month: December 2020

2020年に書きそびれた本のひとことレビュー Vol. 3

2020年のうちに書こうと思っていた本のレビューの続き、vol.3です。 vol.3は「前評判が良くて期待したのに、期待はずれだった」のカテゴリに入る本です。   When No One is Watching

2020年に書きそびれた本のひとことレビュー Vol. 2

2020年のうちに書こうと思っていた本のレビューの続き、Vol.2です。 Vol 2.は「読んで面白いですよ」という3.5から4.5評価の作品です。   Stepsister(シンデレラの改作)

2020年に書きそびれた本のひとことレビュー Vol. 1

2020年のうちに書こうと思っていた本のレビューが溜まりすぎて不可能になっていました。いつもならそのままにするのですが、今年はシンプルにメモを残しておこうと思います。全部書いたらページが重くなってしまったので、Vol.1、2、3に分けることにします。 Vol.1 は、お薦め度が高いものです。 Hidden Valley Road

2020年これを読まずして年は越せないで賞 決定!

洋書ファンクラブ、年末恒例行事「これを読まずして年は越せないで賞」受賞作が決まりました。 これまではツイッターのライブで行っていたのですが、今年はZoomのライブで行いました。参加者の方のプライバシー保護もありますので映像を公開することはできませんが、決定した部分の会話を少しだけですが抜粋のかたちでご報告いたします。 2時間以上の会話だったので、楽しさを全部お伝えできないのは残念ですが、来年ぜひご参加ください。

ステレオタイプの「移民物語」になることを拒否するリアルな「不法滞在移民物語」 The Undocumented Americans

作者:Karla Cornejo Villavicencio Publisher : One World (March 24, 2020) Hardcover : 208 pages ISBN-10…

シェイクスピアと家族の関係を豊かなニュアンスをもって描いた歴史小説 Hamnet

作者:Maggie O’Farrell Publisher : Knopf 発売日:July 21, 2020 Hardcover : 320 pages ISBN-10 : 0525657606…

洋書の難易度レベルを更新しました

洋書の難易度レベル(2021年新バージョン 10段階)のご紹介   2008年末にスタートしたときから難易度については何度か検討し、最近まで5段階にしていました。 でも、5段階では微妙な違いが伝わらないとわかってきましたので、2021年新バージョンとして10段階評価に変えることにしました。 この新バージョンでは1が最も簡単で、10が最も難解です。これまでの5段階レベルをすべて修正することはできませんので、それぞれが適当にこの10段階にあてはめていただければ幸いです。 それぞれのレベルの説明と、本の例を下記にリストしました。 語彙や文法、ページ数は考慮に入れていますが、上のレベルでは特に「入り込みやすいかどうか」「理解しやすいかどうか」を重視しています。 また、これは一般的なレベルの判断であり、それぞれの人の好みのジャンル、本の内容に関連した知識があるかどうかによって読みやすいかどうかは大きく変わります。たとえば、SFが好きな人であればSFの設定はすぐに理解できるけれどそうでない人にはまったく理解できないとか、医学の専門家なら英語がさほど得意でなくても医学に関した書類はほぼ理解できる、といったことです。 それらをご考慮のうえでリストを参考にしてください。   また、本選びの参考にしやすいようにそれぞれのレベルを説明することにしました。ただし、これらは私が自分の体験から得た主観がかなり入っているので、みなさんのご意見などを反映して修正していくつもりです。 自分にあった英語の本の選び方については、「初めての本選びのコツ」を参考にしてください。   レベル1(1/10)…

裕福な家族が24年間隠した秘密を暴く高校生のいとこたち The Cousins

作者:Karen M. McManus(デビュー作はOne of Us is Lying) ハードカバー:336ページ ジャンル:YAミステリ テーマ/キーワード:富豪家族の秘密、いとこ、高級リゾート、親子関係、殺人、ロマンス 適正年令:高校生(14歳以上) 難易度:6(2021年新バージョン)