Category: 児童書(9-12才)
洋書初心者におすすめの感動作-The Music of Dolphins
作者:Karen Hesse1998年ニューベリーメダル受賞作児童書:9-12歳(小学校3,4年生から) 初心者でも簡単に読め、絵本では味わえない読後感を与えてくれる児童書 http://rcm.amazon.com/e/cm?t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&asins=0590897985&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&fc1=000000&IS1=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0192719602 サーチエンジンのおかげでこのページから訪問される方が多いようですので、追記させていただきます。 洋書初心者の方は、(この本ではなく)2010年に始めた「洋書ファンクラブJr.」をぜひ参考にしてください。 本ブログの「失敗しない完読テクニック」シリーズですでにお話ししたことですが、(絵本が趣味、という人は別として)洋書初心者が絵本から始めることにはあまり賛成ではありません。絵本と大人の本はまったく別物だからです。洋書初心者に「The Music of Dolphins」をお勧めするのは、読みやすく、短く、そして大人でも満足できる内容の本だからです。次は初心者が読了するためのコツです。 まず、全体の内容を把握します。(理想的にはネタばれは良くないのですが、楽に読了することを目指していますので、読み始める前におおまかな筋書きを知っておくことをおすすめします) いったん読み始めたら、知らない単語が出てきても辞書はひかず、少々分からない文章が出てきてもどんどん先に進みます。 読了後にもう一度辞書を引かずに読んでみます。すると、最初に読んだときに分からなかった単語の意味が想像できるようになります。 (気になる方は)2回目に読んでどうしてもわからなかった単語の意味を調べます。…
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謎解きが魅力の児童書-The Mysterious Benedict Society
作者:Trenton Lee Stewart出版日:2007年3月児童書(9-12歳)/ファンタジー 冒険と謎解きが好きな子供と(子供らしさを失っていない)大人におすすめ http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=0316003956&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS1=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 孤児院の学校では優秀すぎて友達ができない11歳のReynieは、「gifted children(天賦の才がある子。マルチプルインテリジェンスによる定義なので日本語の天才児とは異なる)に特別な機会を与える」という新聞広告に応えてテストを受ける。だが、このテストがとても奇妙なのだ。ただ勉強ができるだけでは合格できない難関のテストに受かったReynieは、自分とは異なる才能(この作品ではマルチプルインテリジェンスが鍵のようです)を持つKate, Constance, Stickyの3人と出会う。彼らを集めたのは、ナルコレプシーがある奇妙だけれども親しみのわくMr.Benedict。Mr.Benedictは、世界制覇をたくらむMr. Curtainの野望を阻止するために、才能がある子供たちをトレーニングしているのだった。Reynieたちは、それぞれの特性を生かしてMr. Curtainの悪の計画を調査する。 ●ここが魅力!普通の社会にフィットインできない子供たちがそれぞれ独自の才能を生かして悪と戦う、というプロットだけでなく、ユニークな登場人物や謎解きの楽しさなどが詰まっています。ハリー・ポッターほどではありませんが、根底にちゃんとした社会哲学があります。大人のハリー・ポッターファンには物足りなさを感じるかもしれませんが、謎解きや冒険、友情などポッターファンの子供たちには喜ばれる要素がそろっています。 ●読みやすさ ★★★☆☆基本的には簡単な英語ですが、500ページ以上の長編というのが問題かもしれません。また、ストーリーだけを追いたい方には、展開がスローすぎるように思えるでしょう。でも、長いがゆえに通常の児童書よりも大人にとっては読み応えがある内容になっていることも確かです。すでに薄い児童書やヤングアダルト(なぜかたいていYAのほうが9-12歳向け児童書よりも英語は簡単)に慣れている方で、大人の作品に移る前の段階の方におすすめです。また、幼いお子さんと一緒に英語を勉強しているご両親におすすめの書です。もし私の娘がまだ幼かったら、きっと私は声に出して読み、途中で「(登場人物の子供たちが)どうやって解決すると思う?」とたずねたり、「どういうシチュエーションなのかわかる?絵に描いてみようか」と提言して、彼女に能動的な参加をさせたと思います。なんせ、Kids Power!が魅力の本ですから。その後で読み進め、予測が正しかったか間違っていたかを親子で語り合えるのも楽しみになるでしょう。 ●アダルト度 ☆☆☆☆☆悪人も出てきますが、ハリー・ポッターのような怖さは感じません。ハッピーエンドですから、安心して読めます。…
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2009年ニューベリー賞はThe Graveyard Bookに決定
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=0060530928&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS1=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 American Library Associationは、月曜(26日)にNeil GaimanのThe Graveyard Bookが今年のNewbery Medalに選ばれたことを発表しました。 そのときの状況はNeil Gaimanのブログで読むことができます。作品がいくつも映画化され(例:スターダスト、コラライン)賞も取っている有名人なのに、それでもNewbery賞受賞は嬉しいということに新鮮さを覚えました。 追記:洋書ファンクラブに書評を載せました。
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期間限定オンライン無料購読!The Ruins of Gorlan(The Ranger’s Apprentice Book 1)
ニューヨークタイムズベストセラーで、小学校高学年から中学生の男子に大人気の「The Ranger’s Apprenticeシリーズ」の第一巻The Ruins of Gorlanが無料でオンライン購読できます。キャンペーンが終了すると読めなくなりますのでご了承ください。 Ranger’s Apprentice: The Ruins of Gorlanhttp://d.scribd.com/ScribdViewer.swf?document_id=10330799&access_key=key-xngk6f2hxdh046vnh9o&page=1&version=1&viewMode= Publish at Scribd…
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Goosebumpsシリーズ(初心者向けのホラー)
著者:R.L.Stine 児童書/ホラー 小学校高学年対象 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=0439568471&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 http://rcm.amazon.com/e/cm?t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&asins=0439568471&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 怖くてつい最後まで読んでしまう、洋書初心者におすすめのシリーズ 「怖いものみたさ」という表現があるように、子供のころは、あとで悪夢を見るとわかっていてもホラー映画を観ずにはいられなかった。そういう子供の心理は世界共通で、Goosebumpsシリーズは全米の小学生に大人気でテレビ番組もできた。ホラー嫌いの私の娘でさえ小学生のころにはどっぷりとはまっていたくらいだ。 娘は小学校2年生から読んでいたが、通常は小学校4、5年生が対象。 大人が読んでもけっこう怖いし、本が薄めなので完読しやすく、洋書初心者にはおすすめのシリーズである。 ●読みやすさ ★★★★☆ アメリカの小学校3年生に読めるように作られているために、難解な単語がなく、センテンスは短く、一人称の文章で、短く(100ページちょっとで文字が大きい)、非常に読みやすい本です。学校で英語を学んだけれど、洋書をこれまで読んだことがない、という方におすすめです。 このシリーズに慣れ、飽きたら、もっと複雑で面白いCoralineに進みましょう。 ●ここが魅力! ホラーなので、どんどん先に読み進みたくなるところです。といっても過度なホラーではないのでご安心を。 ●アダルト度 ★☆☆☆☆…
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Coraline-ゾクゾク不気味な児童書
著者:Neil Gaiman 2006年8月初刊 児童/ファンタジー/ホラー 2月に映画公開するゾクゾク不気味な児童書 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=0060575913&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 http://rcm.amazon.com/e/cm?t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&asins=0061139378&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 私の娘が小学校五年生のときの担任は、元ロックミュージシャンとは思えないほどきちんとした身なりで、教室は美しく整理整頓され、しかも言葉遣いが非常に丁寧で上品な青年だった。 その彼が活発な小学生をおとなしくする方法として本を朗読するのだという。11歳の男の子すら静かにさせる朗読など想像もできなかったが、娘は「先生が読み始めると、教室中がしんとする」と断言する。この先生が読んだ本のひとつが「Coraline」であった。 主人公のCoraline(コラライン)と両親は、古い屋敷をアパート(イギリスなのでflat)に分けた新居に引越しする。お屋敷には変わり者の隣人たちや、どこにも通じていないドアなど奇妙なものがそろっている。退屈した彼女が探検に乗り出したところ、現実の世界とよく似た不気味な陰の世界に迷いこんでしまう。そこで彼女が出会ったのはその世界でのコララインの母だという蒼白で目がボタンで出来た女性だった。どうにか現実に戻ったコララインだが、そこで両親が陰の世界に閉じ込められてしまったことを知る。コララインは両親を救助するために出かける。 「Stardust」と「Neverwhere」の作者Gaimanは、おとぎ話のようなファンタジーに独自のダークさを与えるのが特長だ。「Coraline」は、容赦を知らぬ暗いパラレルワールドにヒロインが勇敢に挑むところが「Neverwhere」に似ている。児童書であってもあまり怖さの限度を考慮していないのがGaimanらしい。多くの人の心に潜んでいる恐怖心を掘り起こし、(小さな子供なら)悪夢でうなされそうな、本物の恐怖を与えてくれる。 Caroline(キャロライン)ではなくCoraline(コラライン)だということが文中にも出てくるが、これも不気味なパラレルワールドを象徴する作者の手なのだろう。 ●読みやすさ ★★★☆☆ 9~12歳対象だが、おとぎ話のような語り口やときおり現れる(こちらの)小学校では習っていない単語に難しさを感じるかもしれません。ヤングアダルトのTwilightのほうがずっと読みやすいというのは皮肉なものですが、Gaimanの語り口にすでに慣れている人には、簡単に感じるでしょう。 ●ここが魅力!…
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初心者向け/児童書(アニマル・ファンタジー編)
●アニマル・ファンタジー(動物が主人公のファンタジー) 動物が主人公のファンタジーを、「アニマル・ファンタジー」と呼びます。 この組み合わせは、子供に絶大な人気があるようで、常に新しいものが生まれています。次にご紹介するのは、すでに長く子供たちに愛されているロングセラーです。 「The Tale of Despereaux」by Kate DiCamillo http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=0763625299&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS1=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 9~12歳対象だが、実際には小学校3年生から五年生くらいまで。 アニマルファンタジーというよりも、寓話のようですが、とりあえずご紹介します。映画化されたために再びベストセラーのトップに躍り出た作品です。 4話で構成されていて、それぞれ主人公が変わります。小柄で耳が大きくネズミらしくなく夢想家の主人公Despereaux、変わり者のドブネズミ、不運な少女ネズミの物語が第4話で一緒になり、Despereauxが恋した人間の王女を含めて感動的な結末を迎えます。児童書としては複雑なテーマと感情を見事に描いた作品で、大人が読んでも感動する優れたロングセラーです。 「The Poppy…
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洋書初心者への「失敗しない完読テクニック」
「洋書を読もう!」と決意した人が最初に犯す失敗には次のパターンがあるのではないでしょうか。 1)意気込みがありすぎて難解な本に挑む。 2)日本語で読んだかあるいはよく知っているクラシックを選ぶ。 3)自信がないので絵本からスタートする。 1)の問題は明らかですね。3ページまで読んだら偉いものです。 2)は洋書初心者のときに私も経験しました。「嵐が丘」に挑戦し、みごとに挫折!それからアガサ・クリスティ。クリスティファンだった私は英語で読んでちっとも入り込めないのに大ショックを受けました。クラシックは当時流行の言い回しや文体を使っていますからネイティブでも現代人には読みづらいのです。最初は現代の作品から始めましょう。 3)フランス語を習い始めたときに絵本を読みましたが、幼児用のストーリーには「次どうなるのか知りたい」という意欲がなかなかわきませんでした。まるで教科書を読んでいる気分になります。読みやすさは、必ずしも難易度ではなく、モチベーションを持たせてくれるかどうかにかかっています。 それでは、どんな本であれば失敗しないのでしょう? 1)学校で学ぶ程度の文法のもの。単語もできれば学校で習う程度が理想です。したがってネイティブの小学校高学年を対象とした本が適しています。最初はあまり美文ではないものがよいでしょう。 2)現代文学の中から選びましょう。 3)先を知りたくなるストーリー性があるものが理想です。子供もそうですから、小学生や中学生に人気がある分野はアニマル・ファンタジーやファンタジー、SFです。それらが苦手な方にはユーモアや風刺小説という手もあります。あまりにも子供じみた内容のものは避けましょう。読む気がうせますから。 それを念頭に、次はおすすめの本のサンプルです ステップ1(小学校3年生から高学年向け) このサイトの「読みやすさ★★★★」に相当します ●アニマル・ファンタジー(動物が主人公のファンタジー)…

