Category: 政治・経済・時事問題・ルポ

Guns, Germs, and Steel(本棚発掘シリーズ)

著者:Jared Diamond ペーパーバック(480ページ) 出版社:Norton & Company 発売日:1997年 ノンフィクション/歴史 ピューリッツアー賞受賞作(1998年) 本棚発掘シリーズ 旅が好きで、これまで50カ国近い異国を訪問している私は、それぞれの国の風習、考え方、生き方にとても興味があります。「なぜ、こうなったのだろう?」と考えるのも好きです。 そのうちに自然に気づくのは、アメリカ、オーストラリア、アフリカでヨーロッパ人が先住民を征服して文明を壊滅させてきたのに、その逆のケースがないということです。これについては、いろいろな説がこれまでにもありましたが、いずれにも問題があります。皆が納得できるような説はないのですが、ヨーロッパ人のほうが人種として優れているという偏見に満ちた説は未だに優勢です。 それを覆すほど説得力ある「地理的な要因」を説明したのが1997年に刊行された本書です。

矛盾した夢想家 Steve Jobs

Walter Isaacson ハードカバー: 656ページ 出版社: Simon & Schuster ISBN-10: 1451648537 発売日: 2011/10/24 伝記 2011年10月5日に亡くなったアップルの共同創業者でCEOのスティーブ・ジョブズ公認の伝記である。 ジョブズが自ら著者に執筆を依頼したのだが、非常に興味深いのは、コントロール・フリーク(すべてを自分の思い通り、理想どおりに操りたい性格)の彼が著者をコントロールしようとしなかったことである。それゆえ、ジョブズが破滅させた者や彼を憎んでいる者の取材もきちんと行われており、この矛盾した夢想家の多面性が鮮やかに描かれている。

予告篇:みんなで読もうThe Omnivore’s Dilemma (Young Readers Edition)

洋書ファンクラブJr.で読書指導をしているMoeさん(小4)の提案で、The Omnivore's Dilemma(Young Readers Edition)を読み始めました。私たちが何気なく食べている食品について、いろいろと考えさせられる本です。そこでいつものように1冊全部を読んで感想を話し合うのではなく、少しずつに分けて深く話し合うことにしました。 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0803735006 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0803735006 その内容を「洋書ファンクラブJr.」のほうに連載してゆきますので、ご興味のある方は、ぜひご覧になって、話し合いに参加してください。(その1) 私たちが読んでいるのはベストセラーになったThe Omnivore's Dilemmaのほうではなく、小学校高学年から中学生向けに編集し直したYoung Readers Editionのほうです。両方持っているMoeさんによると、大人向けのほうには図がまったくないけれどもYoung Readers Editionのほうには図や絵が多いので読みやすいということです。小学校高学年から、と言っても化学のみならず政治経済に及ぶ内容がけっこう複雑で、日本であれば高校生レベルだと思います。したがって、洋書のノンフィクションを読んでみたい日本人の大人におすすめです。…

女はユーモアのセンスがなければ尊敬される資格がない(?)

角川映画「野生の証明」のキャッチフレーズに「男はタフでなければ生きていけない。やさしくなければ生きている資格がない」というのがありましたよね(古い話でごめんなさい!)。もともとはハードボイルドで有名なチャンドラーの私立探偵フィリップ・マーロウの台詞”If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I…

2008年大統領選挙舞台裏ドラマのダイジェスト版 Game Change

副題:Obama and the Clintons, McCain and Palin, and the Race of a Lifetime John Heilemann、…

スティーブ・ジョブズからプレゼンの秘訣を学ぼう ーThe Presentation Secrets of Steve Jobs

Carmine Gallo256ページ(ハードカバー)McGraw-Hill2009/9/11 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0071636080 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0071636080 世界中の若い世代のビジネスマンに「プレゼンテーションが上手な人物は?」と尋ねたら、たぶんスティーブ・ジョブズがダントツ1番でしょう。多くの大企業のCEOが聴衆を居眠りさせてしまうなかで、ジョブズは「聴衆」を「観客」なみに熱狂させてしまうのですから。そして、それらの聴衆たちは雇われてもいない伝道師としてアップル製品を熱に浮かれたようにあちこちに伝えてゆきます。ジョブズはまさにアップル教の教祖です。でも、ジョブズの偉大なプレゼンテーションが生まれつきのものであると思ったら大まちがい。魔術のようなプレゼンテーションは、ジョブズの努力の結果なのです。 自らもプレゼンテーションが巧みなことで知られるコミュニケーション専門家のCarmine Galloは、本書でジョブズのプレゼンテーションの秘密を綿密に分析し、どのレベルのコミュニケーターでも活かせるようにわかりやすく解説しています。読みながらメモを取ったのですが、結局ここで使えないほど溜まってしまったくらい同感した箇所が多い本でした。 昔は私もよくプレゼンをしましたし、外資系の会社に勤務しているころは英語のプレゼンや講演の通訳もやりました。だからダメなプレゼンがどんなものかは熟知していると言っても過言ではありません。最悪なプレゼンは聴衆を無視した自己満足なものです。ジョブズは、プレゼンテーションとはロックコンサートや演劇のパフォーマンスのようなものであり、「お客様」に「素晴らしい体験」をしていただくことが大切なのだと自覚しています。「Your Audience wants to be informed, educated, and…

スティーブ・ジョブズからプレゼンの秘訣を学ぼう ーThe Presentation Secrets of Steve Jobs

Carmine Gallo256ページ(ハードカバー)McGraw-Hill2009/9/11 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0071636080 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0071636080 世界中の若い世代のビジネスマンに「プレゼンテーションが上手な人物は?」と尋ねたら、たぶんスティーブ・ジョブズがダントツ1番でしょう。多くの大企業のCEOが聴衆を居眠りさせてしまうなかで、ジョブズは「聴衆」を「観客」なみに熱狂させてしまうのですから。そして、それらの聴衆たちは雇われてもいない伝道師としてアップル製品を熱に浮かれたようにあちこちに伝えてゆきます。ジョブズはまさにアップル教の教祖です。でも、ジョブズの偉大なプレゼンテーションが生まれつきのものであると思ったら大まちがいです。これはジョブズの努力の結果なのです。 自らもプレゼンテーションが巧みなことで知られるコミュニケーション専門家のCarmine Galloは、本書でジョブズのプレゼンテーションの秘密を綿密に分析し、どのレベルのコミュニケーターでも活かせるようにわかりやすく解説しています。読みながらメモを取ったのですが、結局ここで使えないほど溜まってしまったくらい同感した箇所が多い本でした。 昔は私もよくプレゼンをしましたし、外資系の会社に勤務しているころは英語のプレゼンや講演の通訳もやりました。だからダメなプレゼンがどんなものかは熟知していると言ってよいでしょう。最悪なプレゼンは聴衆を無視した自己満足なものです。ジョブズは、プレゼンテーションとはロックコンサートや演劇のパフォーマンスのようなものであり、「お客様」に「素晴らしい体験」をしていただくことが大切なのだと自覚しています。「Your Audience wants to be informed, educated, and…

米国のトップ実践的先駆者たちが寄稿した「What Matters Now」の無料ebookダウンロード

マーケッティング分野の本で日本でも人気のSeth Godin(セス・ゴーディン)が、米国の種々の分野で活躍する74人(72組)の著名人に呼びかけ、「What Matters Now」というeBookの無料配布を企画しました。ブログをメインストリームにしたArianna Huffington、ベストセラー作家のElizabeth Gilbert、オライリーメディア創立者のTim O'Reillyなどが「来るべき新年に何を考え、どんな行動を取るべきか」というテーマで1ページずつ寄稿しています。分野は異なれど、「Thought Leader(実践的先駆者)」としてまとめることができるかもしれませんね。 寄稿者は下記のとおりで、ゴーディンが選択しただけあってさすがの顔ぶれです。 米国と日本では知名度が異なると思いますので、このうち何人ご存知か試してみてください。 無料ebookのダウンロードはDavid Meerman Scott(今回が初めての方のために情報公開:私の夫)、あるいはSeth Godinのブログサイトでどうぞ! 寄稿者の例:…