Category: 注目の新刊

読者の視点を忘れた戦略はいずれ出版社の首をしめるだろう(Game Change とKindle)

今月最も話題になった新刊は下記のGame Changeである(書評は洋書ファンクラブでどうぞ)。 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0061733636 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0061733636 ベテラン政治ジャーナリストのJohn Heilemann(New York Magazineの政治コラムニスト。これまでthe New Yorker, Wired, The Economistなどのライターを務めた)とMark Halperin(Timeマガジンの編集長でシニア政治アナリスト)の2人が書いた2008年大統領選挙の裏舞台と聞いたら、政治ジャンキーとしては読まないわけにはいかない(レビューはこちら)。 だが、発売日にアマゾンで在庫切れになってしまっために、私が入手したのは数日後だった。…

政界に嵐をもたらした本 Game Change

本日米国で最も注目されている新刊はこれ、Game Changeです。 1/26日追記:その後の詳しい記事を洋書ニュースと洋書ファンクラブ(書評)でご覧ください。 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0061733636 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0061733636 2008年の大統領選挙の裏側を暴露する本、という説明だけだと「なんだ、そんなのもう飽き飽き」と思うかもしれません。ですが、トップ政治リポーターの John Heilemann と Mark Halperinが書いたこのGame Changeには、オバマ、クリントン、マッケイン、ペイリン、だけでなく、スキャンダルで失脚したジョン・エドワード夫妻の真の姿、のこれまで知られていなかった内情がぎっしり詰まっているようです。 ペイリンについて昨日60 minutesがとても興味深いルポをしましたので、ご覧下さい。 けれども今日のTV番組で最も問題になっているのは、上院多数党院内総務(…

The New Rules of Marketing and PR改訂版発売!

2007年6月発売以来ロングセラーを続け、発売後2年経った現在もBusiness Week誌のベストセラーであるDavid Meerman ScottのThe New Rules of Marketing and PRの大幅改定版が発売されました。インターネットを使ったマーケティングとPRは、急速に移り変わるためにこれまで何度も改訂が繰り返されてきましたが、今回は大幅に書き直しされています。 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0470547812 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0470547812 日本語翻訳版「マーケティングとPRの実践ネット戦略」(日経BP社)は原文が2007年のオリジナルなので、邦訳版をお読みになって「古い」と感じた方は(当然ですので)、邦訳版にこの改訂版を照らし合わせていただけると嬉しいです。ビジネス英語の勉強にもなりますよ。 また、Scottは1月中旬に訪日し、1月21日にはAcademyhillsでのビジネスセミナーを行います。 (今回が初めての方に情報公開:David…

Wiley社のソーシャルメディア入門シリーズ本日スタート

For Dummiesシリーズで有名なWILEY社が、最近注目のソーシャルメディアの入門シリーズを開始しました。その名もThe New Rules of Social Mediaシリーズです。 そのシリーズ第1冊目がこれ、Inbound Marketingです ご希望者の中から抽選でお2人様にプレゼント。ご希望の方はコメント欄にお名前をどうぞ。 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0470499311 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0470499311 Inbound Marketingはネットでの集客を狙う初心者向けのマーケティング指南書です。既にTwitterを使っている人にとっては想像しにくいことでしょうが、インターネットそのものに慣れていない人にとってGoogleとかTwitterは外国語以上に不可解なもののようです。ネットの海原ですいすい泳いでいる人々を見て「今さら自分がここに入り込むのは無理だ」と臆病になってしまうようですね。このInbound Marketingは、そんな人々が対象です。どのようにしてインターネットの世界で自社や自分の売りたいものを見つけていただくのか、そういったことをひとつひとつ説明しています。…

Googleの真相に迫る注目の新刊ーGoogled

インターネットを使っていない人でも一度は耳にしたことがあるくらい有名なGoogle。そして多くのネットユーザーにとっては、毎日の生活に欠かせない存在です。 Gmailがまだ試作だったころに自分の名前のバリエーション全部押さえちゃったくらいGoogleに頼っている私は、けっこう洗脳されているのかもしれません。Googleのモットーである "Do no evil"を鵜呑みにしてはいけないような気はしますが、「知らぬが仏」と考えないようにしているのも事実です。 みんなが知っているようで知らないGoogleの真の姿に迫るのが、11月に発売の注目の新刊Goobledです。著者は、The New Yorkerの人気コラムニストで、ベストセラー「World War 3.0: Microsoft and Its Enemies」など10冊のノンフィクションを出版しているベテラン作家Ken Aulettaです。…

大人向けの本では歴史上最大の売り上げを記録ーThe Lost Symbol

ようやく出ましたね。 私も(さほど期待せずに)昨日の発売日に入手しました。たぶん私のような方が多かったのでしょう。出版社のRandom Houseによると、1日で百万部以上が売れ、成人向けの本としては(児童書ではないという意味)、これまでで最高の記録とのことです。レビューはこちら http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0385504225 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0385504225 面白いのは、(Amazon.comによると)Kindle版のほうがハードカバーより売れたという現象です。私が想像する理由は、1)書店に行かずにすぐに読み始められる(他人より先に読み終えることができる)2)ハードカバーはすごく分厚くて重いので持ち運びに不便。出張先や外出先でも読み続けることができるKindle版のほうが便利。3)文芸作品と異なりずっと後まで紙媒体で保存しておきたいタイプの本ではない。 さて、私も昨日から読み始めましたが、ハリー・ポッターのときと異なり、「寝ずに読み続けたい」という熱意は感じません。だから雑用や家事の合間にちょこちょこ。読了にやや時間がかかりますが、読み終えたら洋書ファンクラブのほうに感想を載せます。お楽しみに。 その他、この秋に出る新刊リストはこちらをどうぞ。

この秋注目の新刊フィクション篇

さてさて、この秋は文学界の大物(この世にいない人も含めて)が続々と新刊を出します。あまりにも欲しい本があって、経済状況が危うくなりそうな…というのは大げさですが、読む暇もなく次が出てくるのは浮気性な私にとって目移りしちゃって困ります。というわけでとりあえず今のところ気づいているラインアップです。「重要な新作」の抜けに気づいた方はお知らせください。適時追記します。 A GATE AT THE STAIRSLorrie Moore 9月8日、Knopf Mooreの15年ぶりの長編小説。私は短編集 Birds of America しか読んでいませんが、独自のユーモアと人間の悲喜劇を短編で見事に表現できる作家です。読み返すたびに良さを再確認します。 田舎出身のナイーブな女子学生が、裕福な専門職の白人女性が引き取ろうとしている白人と黒人の混血の赤ん坊のナニー候補として雇われ、人種差別や貧富の差による差別、恋愛などを体験して成長してゆくという話。そこはMooreのこと、普通の大衆小説とは異なる読書体験が期待できます。Publishers WeeklyのStarred…

Thomas PynchonのInherent Viceのサウンドトラック

70年代前半のカリフォルニアを舞台にしたThomas PynchonのInherent Viceには沢山の音楽が登場します。そのリストは下記のとおり。これらを読んでピンとくる方は相当の音楽通(とある程度のお年頃…?)ですね リンクを完成しようと思ったのですが、あまりにも時間がかかるので中途半端なところで断念。ごめんなさいね〜。 "Bamboo" by Johnny and the Hurricanes:(Bambooが入っているアルバムが見つからないのでこれでごめんなさい) http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS1=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=B00005MK82 "Bang Bang" by The…