Month: November 2009

第一回洋書ファンクラブ「これを読まずして年は越せないで」賞ノミネート作品

「これを読まずして年は越せないで」賞のノミネート作品が出そろいました。 総数なんと35作品!予想以上の数に嬉しい悲鳴です。 とりあえず以下にノミネート作品と推薦者のお名前を列記いたしました。これから1週間を目処に少しずつ作品と推薦文をご紹介し、その後第一ラウンドを行ってトップ10作に絞り込みたいと思います。 このリストに抜けや間違いがありましたら、ご面倒ですがお知らせいただけると嬉しいです。私のおっちょこちょいな性格だけでなく、TypePadが新しいシステムになってコメントが一部読めなくなったりしていますもので。 それではどうぞ作品の紹介と第一ラウンド投票をお楽しみに! ノミネート作品と推薦者(アルファベット順) A.Lincoln by Ronald C. White, Jr.  shojiさん The Alchemist…

20代の若者二人のビジョンがいかにして世界を変えたのか – Googled

Ken Auletta400ページ(ハードカバー)Penguin Press 2009/11/3ノンフィクション/ルポ/ビジネス http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=1594202354 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=1594202354 サブタイトル「The End of the World as We Know It」…

2009年スコシアバンク・ギラー文学賞受賞者発表!

本日11月10日午後9時(ET)にカナダの2009年スコシアバンク・ギラー文学賞(Giller Prize)の受賞者が発表されました。 受賞者はLINDEN MACINTYREです!受賞作The Bishop’s Manの詳しい内容はこちらを。 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0307357066 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0307357066 最終候補作が発表されたとき、AtwoodのThe Year of the FloodやPaulette JilesのThe Colour…

類い稀な女性キャラクターLisbethとの永遠のお別れ — The Girl Who Kicked the Hornets’ Nest

Stieg Larsson英国版:602ページ(ハードカバー)米国版:480 ページ(ハードカバー)英国版:MacLehose Press( 2009/10/1)米国版:Knopf ( 2010/5/25)スリラー/ミステリー(Millennium シリーズ) http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=030726999X http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=1906694168 The Girl Who Kicked the…

私がみる不思議な夢を本にしたらきっと… ー Tales from Outer Suburbia

Shaun Tan98ページ (ハードカバー)Templar Publishing 2009/3/2YA(小学校高学年以上)/絵本/アート本/短編集 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=1840113138 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=1840113138 「これを読まずして年は越せないで」賞にrumblefishさんがノミネートされた作品です。以前からShaun Tanは気になっていたのでこの機会に読んでみることにしました。 The Arrivalで世界的に注目されたオーストラリア人作家Shaun Tanは、新作Tales from Outer Suburbiaで15のシュールリアルな物語を紹介しています。最初のストーリィは郊外の空き地に住む水牛が導きを求める子供たちに寡黙な方向を示すという象徴的なもの。そして次は台所の食品貯蔵室に住みこんだ葉っぱのような姿の「外国人留学生」のお話です。Tanの独自な雰囲気のイラストと淡々とした文章が織りなす世界は、あまりにも非現実的なのですが、奇妙な郷愁をかきたてます。私の生い立ちとはまったく重ならない物語のどこがそんなに懐かしいのだろうと自問してはたと思い当たったのが、私がよく見る不思議な夢の数々です。…

19世紀に起こった殺人事件を小説化した作品 ー Alias Grace

Margaret Atwood480ページ(ペーパーバック)Random House (Anchor)1996年ミステリー/心理スリラー/文学小説 1996年ギラー賞受賞作、1996年ブッカー賞およびカナダ総督賞最終候補作 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0385490445 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0385490445 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=4000248057 私が差し上げたいノーベル文学賞残念賞その3 1848年にカナダで実際に起こったセンセーショナルな殺人事件の小説化。 アイルランドからの移民で当時16歳だったGrace Marksは、メイドとして働いていた先の主人Thomas KinnearとKinnearの家政婦で愛人のNancy Montgomeryを殺害した罪で終身刑を言い渡された。だが、Graceは殺人に関する3つの異なるバージョンを告白しており、事件の真相は未だに謎のままである。服役中に精神病院に入院したこともあるGraceのことを19世紀の文筆家Susanna Moodieは策略家で狂人とみなしており、マーガレット・アトウッドもMoodieの見解で詩やテレビ番組の脚本を書いたりした。だが、後にアトウッドはGraceについて自分自身で調査を行い、事件の見方を変えたという。…

ウィキッドのマグワイアがセンダックのイラストを解説する楽しさ ー Making Mischief

208ページ(ハードカバー)William Morrow 2009/9/1発売画集/アート本 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0061689165 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0061689165 「WickedのGregory MaguireがMaurice Sendakのイラストを解説するアート本」、と聞いて「おお!」と興奮するのは私だけではないでしょう。Maguireは、以前にもお話しましたが、Wickedで成功するまでは児童書作家でした。児童書といっても、人畜無害な可愛い作品ではなく、Wickedなどの大人用の本と共通するMaguireらしい「mischief(悪戯)」であふれています。そのMaguireが、mischiefの王様と言えるMaxを生み出したSendackのイラストを解説するというのです。ふつうのSendack解説本と異なるのはたやすく想像できます。 どのアーティストも尊敬する巨匠のアートを模倣することで腕を磨きます。また、作品の中にパロディとして拝借するのも尊敬の念を表明する行為です。Mauriceもその例外ではありません。愛するアーティストたち( Randolph Caldecott, William Blake, Phillip Otto…

世界各国からネットでOprahのブッククラブに参加してみませんか?

彼女が番組でのブッククラブ(読書会)に選ぶと必ずミリオンセラーになることで有名な、トークショーホストのオプラ・ウィンフリー。作家や出版社は選んでいただくための努力をこれまで続けてきたでしょうが、頑に自分で選ぶことでも知られています。ですからさらに価値が上がるわけですね。 さて、今回オプラは、全世界からネットで参加できる最大のブッククラブを企画しています。11月9日の東海岸時間午後9時(日本時間:11月10日午前11時)からOprah.com, CNN.com, Facebookで同時にディスカッションなどを繰り広げる読者参加型のイベントで、それに先立ち、なんとネットでebookの無料ダウンロードができます。これが今回ブッククラブに選ばれたSay You’re One of Themです。 作者はナイジェリア生まれのイエズス会の修道士で、戦争に引き裂かれるアフリカを描く5つの物語(短編ではなく、けっこう長いらしい)が収められています。 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0316086371 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0316086371 全部を読み切ることができなくても、少し読めばディスカッションの内容が見えてくるのではないかと思います。「ブッククラブ」の雰囲気を味わってみたい方、英語の勉強に利用したい方、などにおすすめです。 ご興味のある方はぜひ、こちらのサイトから招待状に申し込み、無料ダウンロードしてください。