2018年これを読まずして年は越せないで賞決定!

今年で10回めを迎える洋書ファンクラブの「これを読まずして年は越せないで賞」が決定しました。

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10周年で初めてリアルで登場された審査員のモナさんと春巻さん

下記は候補作と受賞作です。それぞれの部門の最優秀作品は赤文字になっています

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奴隷の歴史小説を超えて幻想的な世界を作り出したブッカー賞最終候補作 Washington Black 

作者:ESI EDUGYAN
ハードカバー: 352ページ
出版社: Knopf
ISBN-10: 0525521429
ISBN-13: 978-0525521426
発売日: 2018/9/18
適正年齢:PG 15(バイオレンス、性的コンテンツ。だが過剰な描写はない)
難易度:超上級(文学的な表現が多く、慣れていない読者には流れが理解しにくい)
ジャンル:文芸小説(歴史、スペキュラティブ・フィクション)
キーワード:19世紀バルバトス、サトウキビ・プランテーション、奴隷、
賞:2018年ブッカー賞最終候補

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スティーブ・ジョブズが長年存在を認めなかった娘の回想録 Small Fry

作者:Lisa Brennan-Jobs
ハードカバー: 400ページ
出版社: Grove Press
ISBN-10: 0802128238
ISBN-13: 978-0802128232
発売日: 2018/9/4
難易度:上級(普通の回想録より文芸的な文章)
適正年齢:PG15
ジャンル:回想録
キーワード:スティーブ・ジョブズ、娘

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2018年アメリカでNo1ベストセラーになった、ミシェル・オバマ元大統領夫人の回想録 Becoming

作者:Michelle Obama (元大統領夫人)
ハードカバー: 448ページ
出版社: Crown
ISBN-10: 1524763136
ISBN-13: 978-1524763138
発売日: 2018/11/13
難易度:中級(わからない単語は多いと思うが、辞書さえひけば高校卒業程度の英語で読めるし、理解できる文章)
適正年齢:PG(読めるなら何歳でもOK)
ジャンル:回想録

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読んでいるうちに仲間に入れてほしくなる児童書シリーズLockwood & Coのパーフェクトな最終巻 The Empty Grave

作者:Jonathan Stroud
ハードカバー: 448ページ
出版社: Disney-Hyperion
ISBN-10: 1484778723
ISBN-13: 978-1484778722
発売日: 2017/9/12
適正年齢:9−12歳向け
難易度:中級+
ジャンル:ファンタジー/児童書(小学校高学年から中学生)
Lockwood & Coシリーズ第4巻(最終巻)2018年これ読ま候補

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出版業界の常識を覆して「前例」を作った記念すべきYAファンタジーのベストセラー Children of Blood and Bone

作者:Tomi Adeyami
ハードカバー: 531ページ
出版社: Henry Holt Books for Young Readers
ISBN-10: 1250170974
ISBN-13: 978-1250170972
発売日: 2018/3/6
適正年齢:PG14(中高校生向け)
難易度:中級+(文法と文章構成はシンプル。創作単語や固有名詞が多く、そこで躓く可能性あり)
ジャンル:ファンタジー(YAファンタジー)
キーワード:アフリカの伝説、魔法、ロマンス、国政、抑圧
賞:数多くの新聞社の「2018年ベストYA」リストに入った

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モルモン教サバイバリストの両親に育てられた娘の驚愕のベストセラー回想録 Educated

作者:Tara Westover
ペーパーバック: 400ページ
出版社: Random House
ISBN-10: 0399590501
発売日:February 20, 2018
適正年齢:PG15
難易度:中級+
ジャンル:ノンフィクション/回想録
テーマ:モルモン教原理主義、アメリカ、サバイバリスト、アンチ政府、反体制、反西洋医学、自然信仰、アロマテラピー、ホームスクーリング、児童虐待、家族の秘密、毒親
賞など:数多くの「2018年ベストブック」、オバマ元大統領が選んだ「夏の読書」リスト

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子供の世界のリアルな困難を扱いながらも人間を信じる希望を与える児童書 The Truth as Told by Mason Buttle

作者:Leslie Connor
ハードカバー: 336ページ
出版社: Katherine Tegen Books
ISBN-10: 0062491431
発売日: 2018/1/23
適正年齢:PG8(小学校中学年から中学生、8歳以上)
難易度:中級
ジャンル:児童書
キーワード:学校、いじめ、友情、家族の愛、学習障害(ディスレクシア)、公立学校でのサポート
賞:全米図書賞ファイナリスト、Publishers Weekly Books Books of 2018、Amazon Best Books of 2018、ニューヨーク公共図書館とシカゴ公共図書館の2018ベストブック

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渡辺由佳里 x 大原ケイ トーク「読まずに2018年を越せないベスト翻訳書はどれだ?」

12月の帰国中に、文芸エージェントの大原ケイさんと何度かトークイベントをご一緒させていただきました。
京都のイベントに使わせていただいた、京町家「ゲストハウス&サロン 京都 月と」は京町家を改装されたもので雰囲気たっぷりでしたし、錦市場のすぐ近くにある「Salon ABCafe」は、居心地が良い隠れ家のようでどちらも楽しかったです。

大原さんは、アメリカ出版業界のメッカであるニューヨーク市で長年文芸エージェントとして活躍してきた方で、実際にお会いする前から互いの存在をブログで知っていたという関係です。これまでも帰国のたびに本やアメリカの政治についてトークをしてきました。

2018年の帰国でも今年注目の英語の出版物や、時勢を反映したアメリカのベストセラーなどについて語り合いましたが、東京の下北沢の「本屋B&B」でのイベントでは、「翻訳書」に絞ってお薦めの本について語りました。

85人も参加してくださったのですが、実際に足を運べない方のほうが多かったと思いますので、リストだけでもここでご紹介させていただきます。

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2018年これを読まずして年は越せないで賞候補作発表

洋書ファクラブ10周年記念イベントのひとつとして、第10回「これを読まずして年は越せないで賞」のライブイベントを行いました。審査員の角モナさんと春巻まやさんが初めてファンの皆さんの前に現れるという記念すべきイベントでもありました。

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発表後2日以内に売れきれたという人気ぶり。次はもっと大きな場所で

このイベントで、発表した2018年の候補作とその他の話題作(メンション)は以下のとおりです。
まだブログに書いていないレビューがたまっていますが、恒例の年末ツイッター審査までにはなんとか埋めていきたいと思っています。

ツイッターでのライブ最終審査は、12月27日午後8時(日本時間)スタートです。
審査員のツイッターアカウント(渡辺 角モナ 春巻まや)をフォローして、#これ読ま タグで横やり参加してくださいませ。

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